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6/29(月) 晴れ(夏日)
昨日の疲れがまったくとれていない目覚め。 午前中二度寝すればリカバーも果たせそうだったけど、あいにく東京医大へ行かねばならない。 文庫本を携えてバスに乗るも、つり革にもたれて揺られて到着。 予約時間の三十分前に着きながら、一度も鞄は開かず。本はただの重し。 問診にて、前回と数値が変わっていないことを告げられる。 ようは食事改善したものの、体重がたしかにわずかながら減ったのみで、他は横ばい。 なんという…。 おまけに血圧も高め。普段の目にする数値もたしかに高い。疲れによるところもあるとは思うが…。 そして、血糖をおさえる初期治療用薬がいよいよ処方される。 あぁ、成人病完全なる予備軍。 家庭用血圧計を買うように指導され、帰りがけヨドバシに寄る。 財布の中身が乏しかったため、今日は買わず。 なんだか目には見えないが、ずいぶんとガタが来ている我が身。 それも血管関係か。 どうやら長生きはできそうにない。 守るものもいないので、それもまた…と書き始めて止めた。 言霊、言霊。 せっかく新宿に来たので、聖地歌舞伎町はミラノ座で「エヴァ・破」を見ていくことにする。 途中の金券ショップで前売りプライスにて購入。 上映時間を調べていなかったため、とりあえずはなまるうどんで冷やしぶっかけをかっこんでから、コマ劇場前広場に到着。 なんだか人の列ができている。 13時上映の50分前で、おおよそ20名少々。 しばし逡巡し、列に並び待つことに。 ここでも小説の出番は無し。 一部のひねくれ者やアンチ以外、総じて評判も上々。 戦闘シーンがスゴイらしいと、やや期待をふくらませての鑑賞。 たしかに話の盛り上がりとしては、旧テレビ版や旧映画版よりも王道で安心して見られる。 いわゆる「ここで主人公奮起!」をことごとく外したのが前だったので、オーソドックスなロボットアニメになった感じ。 だから不満はない。アスカは感情移入しやすいし、皆キャラクターたちがひねくれなくなっている。 ただ…映像的インパクトは、ほとんど感じなかった。 なんだか「すげぇ構図! 驚きのカット割り!」がなかった。 ここのところ激しいビッグバジェットなハリウッド映画を立て続けに見ているせいで、感激する感情がマヒしたのか。 いや、違う。 あのアングルに見飽きたのだ。 往年の怪獣映画のアプローチをロボットアニメに持ってきたのが、そもそもの旧作。 「おまえら、こーいうの見たかったんだろ?」が前面に出ていて、でもそれでも「そうそう、こんなのが見たかったんだ」と感じた。 しかし前作(新劇場版の序のこと)もそうだったのだけど、なぜかグッと来ない。 画面の情報量が手前から奥にずらずらっと並んでいてとか、ローアングルから電線ナメ被写体とか、とにかく大げさすぎるほどの大部隊などなど。 絵面が変わっただけで、なんという既視感。 おそらく戦闘部分は、樋口監督が絵コンテを書いているのだろう。「ローレライ」や「日本沈没」と似た印象が少なくない。 実写だからすごい、アニメだからダメというつもりはまったくないのだけど、ハリウッドのCGバリバリながら恐ろしき発想を実写で具現化しているのと比べると、やはりインパクトに欠けるのは否めない。 「キングコング」のがけから落下しながらコングと恐竜が戦うシークエンスや、「ウォンテッド」のカーチェイス、「トランスフォーマー・リベンジ」の森の中の戦い、「ウォッチメン」や「300」のザック・スナイダー監督のバトル演出などなど、たんに予算が潤沢だからを越えた発想部分でのすさまじさを、残念ながら今回のリメイク版エヴァでは感じることができなかった。 実写の発想に、アニメで負けるなよと。 一世を風靡したエヴァだろうがよ!と。 戦闘シーンがスゴイというから、どれだけ奇抜なものを見せてくれるのかと思いきや「あぁ、いつものアプローチですか…」と、いささか拍子抜け。 映像表現はずっとずっと進化し続けているのに。 いいかげん怪獣映画のアングルは卒業しようぜ。 そういえばミエ切りがなかったような? ストーリー展開にしてもそう。ロボットアニメ本来の王道を外して変化球勝負だったのが旧作。 それをふまえた上で王道にもどして、「前作とはここを変えてみました。どうよ、まさかこう来るとは思わなかっただろ?」と狙った感、あざとさが前面に出ているのも気になった部分。 いや話の展開自体は、もちろん今作の方がカタルシスを感じさせてくれるからよいのだけど。なんせ王道だから。 なまじ期待値が高かったため、なんだか自身が偏屈な観客に成り下がってしまったようで。 ちなみに平日月曜の昼の回。 上映後には拍手も巻き上がり、出口に向かうため振り返ると、ほぼ満席状態だった。 みやむーの声、途中から昔っぽさ取り戻してたけど、順取りなのか? 序盤、別の声優かと思ったわ。 そして綾波が長門にしか見えないのは、時代の流れの象徴ですね…。 <今日の判定> ▲ 気分的に今ひとつ。 検査結果がアレだったので、映画見てスッキリしたかったのだけど。 パンフは買わず。 でもきっと次回も見に行くと思う。 テーマ:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 - ジャンル:映画 |
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