ワンフェス2017冬に行ってきた
2/19(日曜) 晴れ(10.5度)

昨年に引き続き、冬のワンフェスには行こうとはなから決めていた。
昨年の日記を読むと、出発したのは9時半過ぎ。それでも10時半には到着し、並ばされて入場出来たのは11時半近くと書いてあった。

今日は日曜だというのに早起きして9時前には出るつもりだったのに、結局車に乗ったのは9時過ぎ。
幕張メッセの駐車場に着いたのは10時15分くらいだったので、去年よりも早くに到着していたことになる。
入場パスも兼ねたパンフレットは、昨年夏よりさらに値が上がって2500円という。
そういえばメッセの駐車場も昔は900円だったが千円だったな。それでも安い部類だが。

パンフは程なくして買えたが、入場規制でもしているのかホールの壁に沿って入り口の左右に列を作らせて待機させている。
結局入場出来たのは11時目前か。
11時開始かと思ったよ。

とりあえず差し入れのエナジードリンク二缶がかさばるので、大学の後輩のブースをまず探し出しておいてくる。
すぐに一番の目的だったケロルさんの所に行ってバジェットを成体、おたまの二種購入。
昨日、昨年春におたまで迎えた若いバジェットが亡くなってしまったので(つい先日まで元気だったのにみるみる弱って昨日命の炎が消えた)、その翌日に似たサイズのおたまと成体を買うのは少し複雑な心境。

その足でクトゥルフの立像を買いに行ったのだが売り切れ。あとで他のブースで聞いたのだけど、開場30分で売り切れたそうだ。

目的の一部が消えたので、毛並みのディテールの参考用にと、超絶ディテールの動物を作る方のブースでキンシコウを購入。

そのほか、アインシュタイン、夏目漱石、チェ・ゲバラのフェイスマグネットも購入。
これは以前からほしかったもので、だいたいスケールは1/6。
そういえば同じスケールのデッカートブラスターは6000円だったので、さすがに手が出なかった。

あとはアイギスのデフォルメフィギュアとドールショウでよく声をかけてくれる方のマスコットフィギュアを、それぞれ購入。

一番の目的だったが、結果的に最後に足を運んだのが、先だってAKガーデンでゲロソラックスを買った絶滅屋さんのシン・ゴジラ第二形態。
やはり売り切れだったが、これも開場30分で早々に売り切れたそうで。
非常に気さくな方で話しやすい人。うねるような躍動感の第二形態が実にすばらしかった。

それにしても空き卓が目立つ。
ディーラーダッシュ用なのだろう。
それでも限定品とか、そんな目玉はあるように思えないのだけど、もしかしたら企業ブースへ直行なのか?

だいたい企業ブースは、おもちゃショーのようなてい。
これアマチュア造形イベントと併設する意味あるのか?

空きブースに対してコミケは遅刻した時点でペナルティを課すというのに、高いブース代入場料取るのに、こう言った点には目をつぶる海洋堂のやり方がどうにも気に入らない。
イベンターに金が落ちればいいっていう考えが、いかにも…だ。
【2017/02/19 16:59 】 | デザフェス用 | コメント(0) | トラックバック(0) |
ドールショウ48冬・池袋
1/15(日曜) 晴れ(3.9度)

東京はさいわいにも寒波の影響は気温の低下だけだったが、関東以西からの参加者にはかなりの影響が出てしまい、ブースのあちこちに「雪のため電車遅延」の張り紙がしてあった。
いつもご挨拶させていただく「花かご」さんもそんな中のひとり。
たまたま今回角配置だったのだが、そこに花かごさんへ訪れたお客さんの列が並んでいるのを知る。
申し訳ないことに一度も作品を買ったことは無いのだけど、そのフェイスの塗装や装飾、服装がとてもきらびやかで華やかで、いくつかポストカードをいただいただけなのに、欠かさずご挨拶をしてくださる。
ゆえに「新作狙いのお客さんがブース前だと他のディーラーの妨げになるから、ここで並ばせているんだな」とは思ったが、いつになっても列が移動しない。

そうこうしているうちに、いつも花かごさんのブースにいらっしゃる男性が声をかけてくれた。
曰く「新幹線で足止めを食って、今到着した所なんですよ」とのこと。
聞けば二時間遅れで、到着に四時間かかったという。

ようは待機列にいたお客さんは、花かごさんの到着をひたすら待っていた熱心なファンと言うことだったわけで。

花かごさんの人柄や作品に惚れ込まなければ、じっと待つなんてできない。
ディーラーお客さん以上の信頼関係があるに違いない。

その後、ご本人がご挨拶に来てくださって(なかなかブースを離れられずこちらから訪れることができてなかった)、電車遅延の詳細を伺った。
15時過ぎには帰りの遅延も考え、早めの撤収で、正味三時間の滞在だったそうで。
心から「おつかれさまでした。帰りもどうぞお気をつけください」を声をかけるのが精一杯だった。

一方今回、特にうれしかったことがあった。
以前(と言っても二年以上前)、ドット絵の授業をおこなっていた専門学校の当時の学生さん(現在は卒業し、社会人二年生)さんがお母さんとともに訪れてくれまして。
とにかくマンモス校で、一クラスあたり相当な人数を相手にしてたものの、やる気を見せてくれる学生さんには何かにつけて褒めることにしていた。
その時間内に行った課題を規定の日までに提出させて、それを学校のアシスタントさんからメールで送ってもらい、自宅にてチェックし採点する。
こんな事は当たり前ではあるが、そのあと授業を行う前に時間を取って、プロジェクターに写し、成績優秀者から講評するということをやっていた。
絵のうまい下手ではなく、ちゃんと理解してドットを動かしていたら最大の賞賛。逆に言われたことを守らず出来ていなかったものには、ある意味さらし者。

褒められる機会が義務教育時代ではなかなか無いだろうし、なおかつ絵描きのクラスではないから、絵心が無ければ褒められることはまずない。
それなのにちゃんとできていれば褒められる。

褒められれば人間やる気も出る。やる気が出れば面白くなって、先へ先へと進みたくなる。

彼はそんな中のひとりだった。
ドット絵が楽しいとまで言ってくれたのは、とてもうれしかった。

たまたまお母さんがドール趣味があったようで、以前拙作を買ってくださったときに「XXの母です」と名乗られてたいそう驚いた。
そして今回、就職も希望通りに決まったそうで「あの時ドット絵を褒められたのがすごくやる気が出て、その後につながりました」と言ってくれて、お母さん共々お礼を言われてしまった。

もう先生業をしなくなって(別にリタイアしたわけでは無く、声がかからなくなっただけ…)幾久しいが、やはりこんな風に礼を言われると「やっててよかった…」と心の底から思う。

冗談めかして「そんなこと言われると涙で足下に水たまりができてしまいますよ」と言ったが、実際ちょっと感極まったのも事実。

あとは年長者アドバイスを少々語って、なんだか久しぶりに先生をした感覚。

ドールのイベントとは一切関係ないように思うが、あの時お母さんがたまたま拙作のカエルヘッドを買ってくださらなければ会うことがなかったわけだし、これも一つの縁なのだよね。

正直、今回は昨日のペットロスからのダメージがまるで抜けて無くて、せっかく興味を持って立ち止まってくれた方々に、こちらから声をかける元気が無かった。
売り上げ自体も、以前のようには行かず厳しい状態。

ただ前回やデザフェスよりも写真を撮ってもらえることが多かったのは、ありがたいところ。

次回よりドールショウは浅草の台東館になる。
ディーラー代は以前の浜松町のように安くなるが、とにかく交通の便が悪すぎる上、近くの駐車場もかなりの割高。
池袋は駐車スペースも大きく、且つ帰りに食事をしてサービス料を稼げば、驚くほど駐車料金が安くなる(千円切ることも)。
なので、このまま池袋で行ってほしかったが、ディーラー参加費が高くなったこともあって参加ブースが減ったためなのか、今年の残りの開催地はいずれも台東館。
しかも三月五月と二ヶ月おきの開催なので、その二回とも参加を見合わせ、次回は四月のアイドール(開催地はTRC。駐車料金はそれなりだがスペースは確実に確保できる)に決めた。
【2017/01/15 21:29 】 | デザフェス用 | コメント(0) | トラックバック(0) |
20余年ぶりの夏コミ 
8/13(土曜) 晴れ(32.0度)

コミケ90、通称夏コミ二日目。
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前回の冬コミはコミケ自体が20余年ぶりの参加だったので、当然ビッグサイトで行われる三日シフトの夏コミは初めて。
新宿からりんかい線直通に乗っていったのだけど、もう新宿の時点ですし詰め。
うんよく網棚を確保出来たので、なんとかなったのは実にラッキーだった。

今回、駅で待ち合わせとかはなく、単身そのまま流れに任せて乗り込む。
もともと一冊しか売るものもないし、設営はほとんど時間を要さず。
ドールショウやデザフェスのように立体物を一つ一つ並べるのとはえらく違うわ。

手伝いを頼んだ人は9時過ぎに到着。もっと遅くなると昨日寝ている間にメッセージが来ていたのだけど、ありがたいことにアクエリアスとポケットティッシュ(こういう所に気が利くのはさすが)を差し入れてくれた。
会場までしばし談笑。

今回持ち込んだ部数は残っていた在庫分の50部。
前回の冬コミで70部売れていて、その後まんだらけの資料性博覧会という研究本オンリーのイベントでもそれなりの数がはけているので、こんなに少なくなっているとは思わなかった。
スタッフの方にあげたり、見本誌で提出したり、世話になった方にあげたりと、なんだかずいぶん配ってしまったのだなあと思う。

それでも、結局15時の撤収で完売は出来ず。48冊にとどまった。

20余年前、ちょうどできるかな最終回当時では、来場者のほとんどが知っているタイトルであり、それこそ100部は余裕ではけた。

しかし今は違う。
そもそもこのタイトルを知らない。
再放送もほとんどないから、若い層は知るすべがない。
知っているのは三十代以上で、そもそも層が限られてしまう。

さらに表紙に研究本という記載が一切なく、イラストが描かれているだけ。
これではぱっと見、できるかなのファンブック、コミカライズ本に見えても仕方ない。

つまるところ、20余年前に作った当時の感覚で表紙を作ってしまったこと、さらには一定以上の年齢ではないとまるで知名度がないことなどがあげられる失敗。

いや、この本のためだけに足を運んでくれた、Twitterで見かけてこれはほしいと思った、ねとらぼに紹介されていたのを目にして、などなど、足を止めて買ってくださった方々には、本当に頭が下がる思い。
ありがとうございます。
20余年前の自分共々、感謝感激です。

いくつかの予備のために数冊残してあるものの、とてもイベントで売るだけの量はないため、もうコミケに出ることはない。
だから冬コミの案内も買わなかったし、他の同人イベントにもまず出ない。

表紙を変えて、より研究本アピールを増したものを作るのもひとつの手ではあるけど、もはやコミケに足を運ぶ人たちの多くが知らない層となっては、もはやその使命は果たしたものと思い、あとは個々の思い出の中で生きることを選びます。
【2016/08/13 19:52 】 | デザフェス用 | コメント(0) | トラックバック(0) |
デザインフェスタ43 
5/14(土曜) 晴れ(24.8度) ※記述5/15

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今回のデザフェスから、西館の駐車場がビッグサイト拡張のため(オリンピック絡み)使えなくなり、東館を超えた先に臨時の駐車場が設けられることとなる。
コミケやワンフェスと異なり各ブースはテーブルのみということはなく、出展者が様々な展示方法を見せるのがデザフェスゆえ、当然車での搬入が増える。
だからこその駐車場完備だったのだが、これが片道20分も離れた箇所からの搬入になってしまうらしいと。
一応、西館の搬入口に横付けして搬入は行えるというが、それでも今まで駐車場から運び込んでいた人たちが、せいぜい数台しか置けない場所に停めては荷物を下ろしなんて、そんなスムースに運ぶはずはない。

普段より早めに出て、ビッグサイト周辺に付いたのが9時少し前。
しかしもう東館のさらに海沿いに現在建設中建物のあたりから渋滞が起きていて、車同士のトラブルも発生。
左折で入る車だけならばよいが、当然ルートは他にもある。
ゆえにちっとも動かず、駐車場に入ったあと搬入整理券をもらって横付け出来るという話だったが、これではいつになったら駐車場に戻れるかわからなかったので、ここから運ぶことを選択。
駐車場に入った時点でもう10時目前だった。
そこから東館を突っ切って、ようやく西館の当該ブースにたどり着いたのが10時半近く。

開場前に設営を終わらせて、知り合いの所に挨拶回りとなんてもくろみは、駐車場に入るまでに要した時間で吹っ飛んでしまい、設営が終わったのは開場後10分。
落ち着くヒマ無し。
すでに汗だく。
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しかも展示用アイテムを忘れていたことに気付き、前日までに余裕を持ってしてきた準備はいったい…と、暗雲たる思い。

ハシビロコウが相変わらず印象に強く残るらしく、ブース前を通りかかって何らかの反応がある人のおそらく八割はこれ。
ついで動物ヘッドのドール群。
今回は前回使った観葉植物用の多段棚は搬入の手間を考えて持ち込まず、折りたたみ式の小さい方にしたため、演示する数は厳選。
でもここでも失敗に気付く。
ハシビロコウのオビツ11版を持ってき忘れた…。普段違うところに飾っているので、完全に失念。
売り物はないのに、バジェットたちはここのところスペースの関係上並べられなかった王子スタイル(これはメカバジェと一緒に作っていたドールヘッドではないバジェットのヘッド部分を利用したもの)とカートに乗った二体を並べたおかげで、そっちの注目度はそれなりだった。
一方、新作のチベットスネギツネとニセバジェことバジェヨンは埋もれ気味で、よほどマニアックな視点で見てもらわないと気付かなかった模様。
展示は本当に難しい。

それをさらに思い知ったのが、中央部分に展示した、今回一推しのひなぽんぽん。
バジェリングもここに置いたのだけど、まったくと言っていいほど気付かれず。
ひなぽんぽんにしても、垂直に立てたコルクボードからわかりやすいようにぶら下げたものの、ほとんど効果なし。

結局はInstagramやTwitterなどで「前から気になっていました」と、それを目的に来てくださった方の元に引き取られていった以外だと、ごくわずか。
今回は黒を買ってくれた女の子がいて「今回はストラップ仕様ですが、ボンドで顔を貼り付けているので鞄などにぶら下げていると気付いたら顔がなくなってしまう可能性があるのでご注意ください」と説明したところ「前回はひもでしたよね。飾るので大丈夫です」と返してくれたのが、なんともうれしかった。
よは前回のデザフェスで白を買ってくださった方だったと。

また今回は、特に外国からの来場者さんとのコミュニケーションが楽しかった。
先日、日本人ガイドのないレンタカー借りての個人旅行で豪州を楽しんできたので、会話は相変わらす難しいのだけど単語くらいはパッと出てくるので、それが功を奏した感じ。

入場開始後しばらくして、とにかくハシビロコウ大好きという外国の方(アジア系だったので日本人かと思ってしまった)に、たまたまハシビロコウの英名を覚えていたので「Do you like shoebill?」と聞くと「Oh! shoebill!」と興奮して答えてくれた。
どうやら「ハシビロコウ」の英名を知っていたので、話が早いと思ったらしい。
会場にはあちこちにいるよ、と話すと「Bring me」と言われたが、残念ながら僕にはその単語がわからず。
でも、おそらくニュアンス的に「案内して」と言ってるはずだったのだけど、設営からまったく周りを見てなかったので、「あっちがイラストレーションで、こっちにはスタッフアニマル(ぬいぐるみ)があると思う」と返すのがやっと。

しばらくしたらその方戻ってきて「なかったよ」と、ちょっと悲しそう。もっとも「向こうにはあると思うよ」と言ったら、意気揚々と人混みの中に消えていったのでホッとした。その後、彼は戻ってこなかったので、目的のものを見つけたのだろう。実際、僕もトイレ休憩の際ひとまわりしたら、いくつもハシビロコウものを見つけることが出来たので。

そして15時過ぎ。黒人さんが興味津々にハシビロコウを見てくれていたので「Do you know Shoebill?」と聞くも、発音が悪かったのかハシビロコウ自体の名前を知らなかったのかポカンとされてしまう。
ただとても流ちょうな日本語で「これでしょ?」とデザフェスのパンフを見せてくれたのだが、きっと他の方の作ったかもしくは描いたものかと思って見てみると、なんと拙作ではないか!
あまりに驚いていると「こっちにも載ってるよ」と、入場チケットも見せてくれる。
なんとセンターにいるではないか!
「I don't know」と反射的に返したが「知らなかった」なら「did'nt」だったよなあ…。
しかしまさか外人さんに、まさかパンフに使われていることを教えてもらうなんて。
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数回前のデザフェスで仲良くさせていただいているGallaxy Peopleのブライアンさんは、前回目の前でソールドアウトになってしまったペイントをわざわざ用意してくれて大感激だったし、なんか今回は外国の方とのコミュニケーション(とこっちが勝手に思っている単語と短文で返すだけのものだけど…)がとにかく楽しかった印象。

もちろんドール趣味の方と話したり、出品者タグをつけている方は展示物への見方が丁寧なので、そこから話しかけていろいろと話せたり、なんと先日の若冲展に行った際にどうやら同じ日の同じ時間帯だったという方とはそっちの話題で盛り上がったり。

バタバタと始まって、また20分かけて小さい台車を押して歩くきつさ(おかしな姿勢で押し続けるから、両二の腕の内側や腰にえらく負担がかかった)もあり、さらには体力が落ちたのか信じられないほど残り二時間くらいで疲労度がひどくしんどい印象も強かったが、それでもイベントで再会できる面々、また初めて会うのに話が弾む方々等、魅力的な部分も大きい。

あとおそらく今回、ここまで外部から知人が来なかったのも珍しい。
事前に声かけしなかったというのもあったが、おかげで来たら渡そうと思っていた橋本環奈の「セーラー服と機関銃」のCDをまた持ち帰らなければいけないはめになってしもたよ…。
【2016/05/15 15:44 】 | デザフェス用 | コメント(0) | トラックバック(0) |
ワンフェス2016冬に行ってきた
2/7(日曜) 晴れ(8.1度)

Twitterで造形関係の方を何人かフォローしていて、その作品を直に見たいなあという気持ちが、入場料2000円にわりとバカにならない往復の交通費という障壁を越えて、久しぶりにワンフェス会場に、それも午前中から出掛けてきた。

午後になれば並ばずともスムースには入れることはかつての経験上わかっていたが、そうすると買いたいブツが完売している可能性が高い。
ただ見るだけじゃなく、たまにはガレキも買いたい。
レジンのムクの固まりをしげしげと眺めたい。

9時半過ぎにうちを出て、幕張メッセの駐車場に着いたのが10時半。途中まさかの首都高工事渋滞に阻まれなければ50分少々で着くとGoogleMAPは示してくれていたが、それでも一時間で着いたので御の字。
しかしメッセの広い駐車場から会場前のパンフ売り場に行くまでに15分くらいかかり、さらにパンフを買う列、入場の列に並んで、会場入りできたのは11時半近くだったか。

まず、いの一番にnight-blueさんのブースへ。
目的は新作のクロエという女性フィギュア。
これをTwitterで見た時、やけに黄色いけどまさかポリパテ?と、まずそのマテリアルから想像できない柔らかそうな質感に驚き一目惚れ。
オリジナルフィギュアで通販も行うとのことだったが、やはり実物を見たいし、なにより作ったご本人に感想を言いたいと。
着手から完成までだいたい半年かかったそうで。もちろん、半年の間ずっと作り続けていたわけではなく、あえて時間をおいて造形に対して客観視し、さらに作り込んでいったと伺い、ストイックな姿勢にますます魅力度が増した。
たしかにセクシャルな記号のキャラではあるが、なんかそれだけではないぐっとつかまれるものを感じた。
正直、入場一時間で完売もありうると思っていたので、無事購入できてなによりだった。
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続いて、かつて一緒にワンフェスに出ていた大学時代の後輩のブースへ。
実は探そうと思った矢先に、当の本人が目の前にいたという恐るべき偶然。
事前に行くと言ってなかったので、向こうもたいそう驚いていた。
オリジナルフィギュアのにで勝負していて、少なからずファンもいるらしい。
ただその造形やボリュームに対して設定価格が安すぎる。
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ご祝儀もかねて一体購入したが、もともと自立しない作り(つま先立ちスタイル)で5ミリのアルミ線でベースに背中から固定もさることながら、背部の巨大バインダーはどう考えてもエポキシ系接着剤で強力に留めないと自重で外れてしまいそう。
かなり大きいので飾るスペースも必要だし、本人には申し訳ないが僕には作りきる自身が無い…。
もっとも造形は身内びいきを抜いてもよく出来ていると思うし、なによりオリジナルデザインというのも、なかなかよい。
ようは好き勝手に塗ってもいいわけだし、背部のバインダーに不安があるならつけなくたっていいし、他のオリジナルミキシングビルドのロボにくっつけてもいいかな?と思っている。

一時間近く談笑して、その間にせっかくブースに立ち寄った人に声をかけて、ひとつふたつと売ってみせた。
話しかけるのはドールショウやデザフェスで慣れているし、そもそも専門学校の講師をしているときにも、なるべくこちらから声をかけることはしていたので、同じ模型好きなら値段も安いし、突破口として話を弾ませて「お得みたいだし買ってもいいかな?」と思うだろう。
別にいやらしい商売っ気というわけではなく、せっかく気に留めて立ち止まったのだから、もう一押し、自分で作ってみようかな?と思わせるには話しかけるのが一番だ。

ワンフェスで気になるのはそこで、展示物をながめていても卓の中から話しかけられることがまずない。
下手したら疲れ切って寝ているなんてこともある。

別に買う買わないよりも、せっかく並べたんだから感想の一つ二つはうれしいはずだ。それを聞く機会を逃すのは実にもったいない。

ゆえに僕は立ち寄ったブースではもれなくこちらから声をかけた。
皆初対面であるが、目の前の造形物を肴にすれば話題には事欠かないはず。

後輩の元から一時離れて、カエルもののそれこそイベントで知り合った方々に挨拶に行き、新作を購入する。
ケロルさんとペインターネットの伊藤さんは、それぞれワンフェスでは珍しい完成品を販売している。
卓の向こうとこちらで話している間にも、人がひっきりなしに足を止めて、買い求めていくのを見ると、なんだかこっちもうれしくなる。
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そうそう、この完成度をこの値段で買えるならお土産に買っていくでしょみたいな。
伊藤さんのカエルーマというだるまモチーフのカエル人形は、もううちにいくつあるんだろう状態。
ケロルさんのカエル人形も同じ種類こそないが、確実に数を増やしている。
そしてすでに持っているものを思わずまた買いたくなってしまい、向こうから「多分それ持ってますよ」とつっこまれたり。
たまたまデザフェスで足を止めて、一番最初に買ったのがムツゴロウだった。
で、いつもそのムツゴロウを見るとほしくなる。
今回は新作アマゾンツノガエルを購入。となりにいたベルツノもほしかったのだけど、ぐっとガマン。次回買おうと思って帰宅したら、以前すでに買っていたことがわかる…。
自分の作風もそうだけど、超絶技巧のスーパーリアルではなく、どこかゆるい感じのセミリアル路線なので、シンパシーを感じる。もっともケロルさんの方が、比べものにならないほど塗装が丁寧で上手なんだけど…。

次に向かったのが、最近他の方がRTしていて知ることが出来たアレンジ怪獣のヘッド。
マグラーがとにかくかっこよくてほしいなあと思ったが、残念ながら完売。
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でも次にほしいと思っていたGMKゴジラはあったので、即購入。
完全にラリっているようなギャンゴも、伊達政宗オマージュの左右非対称なゴモラにもひかれたが。
せっかく造形材料について伺ったのに完全に失念してしまったのが悔やまれるが、油粘土のようなもので造形されているそうで。その恐るべきディテールと生命感がほれぼれするほどすばらしい。
後ろ姿は割とオリジナル準拠というこだわりあるそうで、住む世界の違う造形手腕の方なのに気さくにこちらの質問にも答えてくれる、とても感じのよい青年だった。

なぜゴジラはGMK版なんですか?の問いに、このゴジラが一番好きでの答えは、僕自身GMK大好きなんですごくうれしかった。あの劇中のふてぶてしい悪役面が見事に再現されていて、ホントスゴイ。
シンゴジラよりよっぽどかっこいいんですけど!
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買い物の目的も済んだので、あとはアイギス勢のところへ。
デフォルメ系が1ブース、イラスト準拠が2ブース。でもそれぞれ個性が出ていて、しかも皆完売という。
デフォルメはエポパテ製、メーリスはZblush、覚醒シビラが3DMAXのデジタル造形。
そんなところも聞き出すあたり我ながらマニアだなと思う。

以前まとめサイトで載せられていたものより、やはり立体物は直で見るに限る。
細かいところまでよく再現されていて、どれもとてもよかった。
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ちなみにどのブースも僕が訪れる前に毛玉伍長さんが名刺を置いていかれたようで、完全なニアミス。
もともと行くことを宣言してなかったので、こんなことならちゃんと話をしておけばよかったと後悔。

再度、後輩の元に戻ったのが14時。
すっかり腹も減ったので、完全な手ぶらだったのでフードブースで焼きそば買って差し入れ。

あとは買えるだけと思った矢先に思い出した。
モデルカステンで佐藤ミナミフィギュアとペイントムック(ミニ写真集と塗装のHowtoが載っているらしい)を買いに企業ブースへ。

もう完全にゲームショーとかのていなのに度肝を抜かれた。
ブースの組み方が商業イベントのそれで、おもちゃショーにしか見えない。
コスプレコンパニオンが何か配ってるし、イベントやったりサイン会も行われている。
ここだけ見たらワンフェスと同時開催の企業イベントにしか見えない。

唯一の心残りは佐藤ミナミ女史ご本人がてっきりブース内にいて販売してるもんだと思っていたのに、いたのは皆男性ばかりだったこと…。
ちょうどサイン会(多分声優さん)が行われていたので、もしかするとそっちの導線にいたのかもしれないけど。
模型の編集者には見えないおきれいな方なので、ご尊顔を拝したかったなあ。
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ただ帰りがけ、駐車場でポインターを発見。
嬉々として前から後ろから撮りましたさ。
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帰宅後、5年ぶりに九州から親父が免許更新に来ているので、再度車を出して昔住んでいた社宅のそばの差色どころで夕食を一緒に。

ワンフェスは卓代が高くてまた出たいとは思わないけど(誰か相棒がいて折半しないと27000円はキツイ。デザフェス二日分よりさらに高いもの。コミケは一日8000円、オンラインだと9100円)、造形物の祭典で地方からも年に二度集まってくるお祭りなので、やはり楽しそうで血が騒ぐわ。

そうそう、事前にブース番号をメモっていて唯一買わなかったのは、完成品ではなくレジンの固まりだったため、これを展示物と同じようには作れないなあと尻込みしたところくらい。
あれ、塗装済みだったら間違いなく買うのに。
生き物モチーフだから、ある意味正解がなくて自由に塗れる分、その卓の上にあるものと同じのがほしいんだけど、自分にその模様は無理…と思ってしまう。
ケロルさんのカエルは塗装済みではあるが、模様がディテールとして刻まれているので、もしレジンの固まりでもがんばれば塗れるかな?と思うけど、模様ナシのムクレジンは買えませんわ…。
【2016/02/07 22:52 】 | デザフェス用 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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