所ジョージに感動
9/26(月)天気 晴れ(秋晴れ)

所ジョージのおもしろさに、この歳になってようやく気付いた秋の昼下がり。

昨日昼過ぎ、さんまの番組に所ジョージがゲストに出てまして。
あいかわらず短い歌をギター片手に披露してたのですが、その着眼点の鋭さにビックリ。
その後のトークもよくよく聞いていると、誰かを揶揄して笑いをとるのではなく、あくまで所ジョージとしての視点のおもしろさなんですね。
毒舌という名の揚げ足取りや、むやみに体を張った自虐的な笑いが苦手なわたしにはもってこい。

そんな中でも思わず手を叩いて感動したのが、こんなシークエンス。

それはさんまがふった手品の話題。
のどの皮を引っ張り針を通すマジックのタネは『痛いけど血は出ないので辛抱しましょう』という無茶なもの。
すかさず所ジョージは、さんま側の子役(女の子)に「お父さんにやっちゃダメだよ」と突っ込む。
すると子役、間髪入れず「わたし、お父さんはいません」
凍り付く一同。
所ジョージ『え? ホントに』と焦りの表情のピン抜き。
しかし、それも一瞬で、次にはこう切り返した。
「今風のコなんだ」
一同、爆笑。
さんまも賞賛。

あの一瞬困った表情の後、普通なら「ごめんね」とかとりあえず場をいさめるのに、「今風のコ」と昨今珍しくない片親状態で切り返す頭の回転の速さ。
往々にして謝ることで実は本人を傷つけてしまうところを、笑いでなごませてしまう。
しかも珍らしくない、今のトレンドとも取れる言い回しで。

初対面において、相手の家庭環境はわかるわけがない。
みんながみんな両親健在ではないし、でも話題的にそれが出てしまうケースがある。
その時に謝る以外の切り返しを、所ジョージはやって見せてくれた。
場が白けることなく、むしろよりなごやかに。
そして誰も傷つけずに。

なんだか、急にファンになっちゃいましたよ。

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【2005/09/26 23:37 】 | ドラマとかテレビとか | コメント(2) | トラックバック(0) |
容疑者 室井慎次
9/23(金)天気 くもり(気温も微妙に高く、湿度も高い)

世間的には3連休初日。
各高速道路も昼前には、いつもの大渋滞。
そんなわたしは、数ヶ月前から週休二日ではなくなりまして、連休とはとんとご無沙汰。

とりあえず御新規(しかも現役業界人)さんの個別指導を終えた後(2時間の予定が最初の授業なので、押しまくりにて3時間に延長)、ずいぶん以前にもらったタダ券を行使するため新宿へ。
「交渉人~」に比べて、今回は「NANA」に食われたのか、普通の上映サイクル(約1ヶ月)で終了。
わりとのんびり構えていたら、もう終わりじゃないかみたいな。
というわけで慌てて劇場に向かった次第であります。

感想はあくびゼロながら、満足度もMAXには至らず。
たしかに引き込まれて見てはいたけど、どうにもスッキリとしませんでした。

理由は至極カンタンで、劇中登場する不愉快なキャラが、最後たいして吠え面もかかずに退場となったからです。

たしかに世の中は不平等に不条理な幕引きが往々にしてありますが、それをわざわざ劇場のフィルムで見せられてもおもしろくありません。
一観客として、あの不愉快極まる弁護士集団にもっと明確にガツンとかましてほしかった。
なんのための眼鏡か。
ハリウッド映画定番の、ラストにとりあえずぶん殴りで眼鏡吹っ飛びですよ。
これで、最終的な主人公の未来はどうであれ、観客は「スッキリ」するわけです。
これぞまさしく痛快。

そもそも推理サスペンスではないので、観客の焦点は犯人探しよりも、どれだけ気持ちよくオトしてくれるかにかかっているのに、これじゃあちょっとね…と。

まぁ劇中のセリフやラストシークエンスにて、名実ともに「踊る~」シリーズはこの作品を最後にしばらくはなさそうなのに、シリーズ全体の幕引きとしてはいささか物足りなかったです。

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【2005/09/23 01:00 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
処刑列車
9/12(月)深夜 天気 雨(外は涼しく室内は蒸す)

約3時間かけて読破、まだ読後の鮮度が落ちないうちに書き記すとします。
でないと、腹の虫が治まらない

読むんじゃなかった。
買うんじゃなかった。
この作者の本は、今後一切読むことはないだろう。

ただ人それぞれ趣味嗜好があるので、単純に私がこの手のタイプがダメなだけです。
ネットでタイトルを検索すれば絶賛している方もいますし、そのように内容の深部まで共鳴できることがある意味うらやましい。

ただ、私は「のろい」や「超自然的」など意志が明確に見えづらい不条理ホラーは、どうにもアカンのです。
あ、そうは言っても「リング」の原作は夢中になって読んだクチですから、実際の理由はもっと別のところにあるんですけど。

「オチ」がない。

「リング」以降Jホラーが低予算で観客動員が見込めると言うことでずいぶんと作られました。
ただ「リング」の「貞子」のような一見すると不条理殺戮キャラクター(しかし原作にはそれに至る経緯が書かれているので、さほど不条理さは感じられない)ばかりがピックアップされ、あたかもジェイソンやフレディと同等に「第2の貞子」もしくは不条理な呪いものばかりです。
大ヒットした「呪怨」もそう。
あの白塗りの子供はたしかにビジュアル的にコワイですが、キャラクターにバックグラウンドがないとなじめない私には、気味の悪い思いをしてまで見続けたいとは思わない。
ましてや、アメリカ映画の不条理殺戮キャラクターはたとえ続編がでようが、きっちりその作品の中で倒されます。
ゴジラにせよ、貞子にせよ、なぜに日本の作品は、強力で残酷無比な怪物がそのまま野放しになってOkayなのでしょう(もっともハリウッド映画は、街がひとつ消滅しても主人公と恋人が助かれば笑顔でめでたしめでたしなお気楽さがありますが)。

というわけで、どうやらオチを付けないのはJホラーの伝統らしい。
それを小説でやってくれたのが、この「処刑列車」です。

それを差し引いても、登場キャラクターの人間性が薄すぎる。
文体が切れ切れで読みづらい。
セリフは等しく絶叫系で、「ふざけんなよっ!」などの「っ」と「!」ばかり。
復讐者の少年少女の双子と老人の語り口が同じで、個性がない。
投げっぱなしのエピソード(しかもきわめて不愉快)が目立つ。
乗客が撃たれる描写がずっと同じ(飽きます)。
降ってわいたキャラクターが1エピソード登場して、それっきり。
700人の乗客がいるように読みとれないのは描写不足でしょう。

3時間かけて読むものではないけど、複数日かけるほうがもっとむなしいので、なんとか読み終えましたがまるで打ち切りの作品のようでした(最初は被害者のバックボーンを饒舌に語っていたのに、途中から一切無くなって「これって作者が飽きたのかな?」としか思えませんでした)。

大石 圭。
たぶんもう二度と彼の小説は読まないと思います。
それくらい、私の嗜好性にあいませんでした。
残念です。
選挙速報見ないで読んだのに…。

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【2005/09/12 01:26 】 | 本関係 | コメント(0) | トラックバック(0) |
天使のナイフ
9/9(金)天気 晴れ(だいぶ涼しいが湿度は高い)

なにげに毎年気にしている乱歩賞の受賞作。
あらすじを見聞きして琴線に触れれば、すぐさま買い求め読破してます。

今回、第51回乱歩賞受賞作「天使のナイフ 薬丸岳」
少年犯罪をモチーフとしたテーマは、まさしく琴線触れまくり。
7月の受賞なのに、今の今まで知らなかったのは、ひとえにわたしのアンテナが錆びていたに他ならない…。
昨日たまたま耳にしたラジオの一文にもはや居ても立ってもいられず、本日久しぶりの面接後に新宿は紀伊国屋で購入。
午後一に横浜(先週の続き)で数年ぶりの面接と打ち合わせのコンボ(3時間超過コースながら契約には至らず…)で、わりとヘトヘトにもかかわらず、遅くとった昼食(しかも中華の食べ放題)が幸いして、途中「ドラゴン桜」にあいかわらず感激しつつも、一気に読破しました。

なにしろモチーフがモチーフだけに最初から興味津々で読み始めたのですが、しおりを挟むのももどかしいくらいにグイグイと引きつける内容と先の気になる展開に、もう耳が真っ赤になるほど興奮しまして。
なにげない描写が実は重要な複線、なんてのはよくあるそれこそ常套手段なのですが、これがとにかく気持ちいい。
映像系では味わえない、小説ならではの「気になる箇所に戻ってもう一度読む」ことの楽しさ。
もう充分すぎるほど堪能しました。

内容的には、けっしてエンターテイメントなものではなく、そこには現代社会の病巣とも言うべき部分が双方の観点から描かれています。
こういったモチーフの場合、どうしても作者が『どちらか寄り』で激しく文中で語らせてしまいがち(昨今流行の福井なにがしが必ずやりますね)ですが、根幹部分はあくまで読者にゆだねるあたりにとても好感が持てました。
おしつけの正義も、どうすることもできない社会の無情もない。
もうこれは読んで感じるしかない。

久しぶりに読んだ小説も当たりでした。
内容には特に触れませんが、これはオススメです。
特に少年犯罪に興味がある人には是非!

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【2005/09/09 02:28 】 | 本関係 | コメント(0) | トラックバック(0) |
移植ゲームに思いをはせてみる
9/6(火)天気 雨(しかも蒸し暑い)

台風の運んだ南風のおかげで降り止まぬ雨なのに気温が高く、不快指数上昇。

そんな中、日曜からやりはじめたネオポケ版「メタルスラッグ ファーストミッション」の嫌らしすぎるコンティニュー仕様とメタルスラッグとスラグフライヤー(ともに乗り物)を撃破された時のペナルティゾーンの鬼な難易度に幾度と無く打ちのめされながらクリアしました。

それにしてもGBA版ではグラフィックこそ本家ネオジオ版に近いのに、購入には至らず。というよりまったくおもしろくなかったです、はい。
ゲームをお義理やコレクションで買うほど、ふところ豊かではではござんせん。
逆にネオポケ版は、上記の仕様にもかかわらず再度トライしたい、いやむしろ意地でもクリアしてやると奮い立たせてくれました(以前、複数本セットでヤフオクにて比較的安価で競り落としたものの1本)。

結局、移植したチーム(特に企画者)が「メタルスラッグ」の本質を見抜いたか、ガワだけ(見かけだけ)しか見ていなかったかの違いか。
「メタルスラッグ」の本質は、源流をたどれば自ずと見えてきます。
元はアイレム。
そう、完全無欠のパターンゲー。頭で覚えて、身体で反応してなんぼ。
初心者、一見さん、ヘタレプレイヤーお断りなわけですが、その難易度の線引きが絶妙(もちろん理不尽なまでに難しい作品もあります。私個人で言えば、画風や世界観に魅了されたにもかかわらず挫折した「最後の忍道」とか)で、「ここを押さえれば、先に進めるんじゃないか?」と錯覚させてくれるのが気持ちいい。
そういった意味では、連コインでごり押しが可能な本家よりも、ネオポケ版の方が本流に近いかも。

高田馬場時代、KENZOが「これ、サイコーっすよ」と見せてくれた時には、いまひとつ理解できなかったおもしろさが、5年経ってようやくわかった気がしました。

テーマ:レトロゲーム - ジャンル:ゲーム

【2005/09/06 01:20 】 | ゲーム関係 | コメント(2) | トラックバック(0) |
ランド・オブ・ザ・デッド
9/1(木)天気 晴れ(暑い)

気分的に沈みがちなのが災いし、せっかくの映画の日なのにハシゴせず。
昨日まで予定では、渋谷に出てまず「南極日誌」を見てから「ランド~」をハシゴし、余力があれば新宿に戻りしな「リンダx3」の2回目を、なんて考えていたのだが…。

結局、爽快感とはほど遠い「ランド~」一択。
場所はいつものユナイテッドシネマとしまえん。
日中ぼんやりと過ごしていたおかげで、上映ギリギリに到着。すでに席はほとんど満杯。
久しぶりに一番前にて鑑賞することに。

ゾンビものの本家、ジョージ・A・ロメロの待望の新作。
いわゆる前三部作から話はつながっているようで、いよいよもって全世界規模でゾンビが蔓延。
内容は正直、ほとんど期待していなかったし、ゴアシーン(エグイシーンのこと)に心ときめくほど元気もなかったので、可もなく不可もなくといったところ。
ただ昨年リメイクされた「ドーン・オブ・ザ・デッド」の方が、ズシリと来るものがありました。
ドラマ部分では、今回の「ランド~」の方が優れているはずなのに…。

興味深かったのは、劇中ゾンビのことを「ゾンビ」とは呼んでいなかった点。
ウォーキング・デッドとか、リビング・デッドとか、はてはクリーチャー呼ばわり。
そのくせ、エンドロールのキャストには、しっかり「ZOMBIE」の文字が。
単にヒヤリング能力が低かったせい?

この手の映画だと絶対むごい死に方すると誰しもが思うバトルトラックの運転手お下げ髪風の金髪美女が、けっこう気に入ったのでパンフ買おうと思ったら品切れ。
そういえば劇中を思い返すと、いわゆるお約束な展開(一見して死にキャラとわかる連中が一花咲かせて散る)が少ないのは、本家の意地だったのだろうか。

テーマ:ランド・オブ・ザ・デッド - ジャンル:映画

【2005/09/01 19:06 】 | 映画鑑賞記 | コメント(2) | トラックバック(3) |
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