容疑者Xの献身
7/19(水) 雨(夜にはあがった)

昨日の待ち時間で半分読み終えた「容疑者Xの献身」。
本日は横浜業務なので、30分座っていける東急線は貴重な睡眠リラックスタイム。
ところが行きも帰りも読んでしまいました。
で、帰宅後も継続して、先刻読み終えた次第。

実は以前、同じ作者の「変身」をハードカバーの古本で買ったものの、なかなかきっかけがなく読んでいませんでした。
ドラマ「白夜行」は毎週見るのが楽しみでしたし、今回の直木賞をようやく受賞した作品にもただならぬ興味がありました。
ただ、どうしても長時間の拘束が必要とされる読書に割く時間的余裕がなかったのも、また事実。
読み始めると止まらない性格が、強固なストッパーとして働いていたのです。

ですが、病院の待ち時間覚悟がそれをゆるめてくれた結果、2日で読み終わりました。

いや、よかった。
驚くべきトリックと、震えるほどの感動。
多くを語るとネタバレ領域に入ってしまうのであまり書けませんが、とにかくグイグイと引き込まれる内容でした。

正直、出だしの文章はぶつ切りな印象だし、登場人物の人物描写があまりなく、イマジネーション素材が少ない感は否めません。
ただそれは内容や構成、平たくいえば夢中になって読める部分とは、別次元のようです。
逆にいくら緻密な描写を重ねても、流れがそこで止まってしまえばアウト。
おそらくわざとそうしているのだろうと思いました(今回の内容に大きく絡む部分でもあるので)。

ヤバイです。
読書熱が再燃してしまいました。
文字を追うことで、頭の中で声が聞こえてくるあの感覚。
あぁ、たまりません。

テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

【2006/07/19 20:48 】 | 本関係 | コメント(0) | トラックバック(0) |
連休最後は…。
7/17(月) 雨(終日雨模様)

高速での移動(特に行きのヒドイ渋滞)で、ほとほと疲れていたので今日はのんびりと一日過ごすのがベター。
でも連休最後の日だし、雨模様だし、映画のタダ券あるし。
ついでに言えば、胃の調子がかなり悪いし。
昨日の昼食で、地元民の振る舞いをしこたま腹に収めたのがよくなかったようで。
ただでさえここのところストレスとかなんやらかんやらで、調子が今ひとつだったのに。
だもんだから、うまいものでも食べようという選択肢は封印。
そしたら、気晴らしは映画しかあるまい。

場当たり的にいつものシネコンに足をのばすと、ちょうどやっていたのが「ミッション・インポッシブル・3」こと「Mi:3」。
というより新聞屋にもらった「日本沈没」のタダ券が使えなかった(東宝系のみ使用可)ので、それに。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」の方がいいよぅとダダをこねたところで、3時間以上先のレイトショー扱いだったので断念。

前作は監督ジョン・ウーだし、ものすごく期待していったらケレン味ありすぎて、個人的にアウト。
その前はデ・パルマで、見たことないし。
今回は知らない監督さん。
でもわりと評判はよいみたい。
曰く「ようやくスパイ大作戦になった」と。

見て納得でした。
見事なチームワークです。
前作はほとんどイーサン・ハントの個人プレイで、これってジェームス・ボンドとなにが違いますのん?てな感じ。
高級車乗り回して、女口説いて、共通点バリバリ。
つまらなく感じたのは、たぶんそのあたりだったんだと思います。
また、今回は冒頭のつかみもすばらしい。
やっぱり、トム・クルーズはすごいや。
いきなり引き込まれましたさ。

見終わった後、どっと疲れるくらい目が離せない展開。
たまにはこんな活劇もいいかな。
悪いヤツは、見たまんま悪いし。
わかりやすいわりに驚きネタもしっかりあって、充分満足。

おもしろかった。
このパターンなら次回作も見たいです。
あるかな?

テーマ:M:i:III(ミッション・ インポッシブルIII) - ジャンル:映画

【2006/07/17 22:55 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
カーズ
同日 夜になっても蒸し暑い…

レイトショーなら1.2k。
懐にも優しく、気持ちも優しくなれるピクサー映画「カーズ」。
でも入りはなんとか二桁。
しかたない、月曜のレイトショーなんて20人も入りませんよ。
第一、終了時刻が23時55分。週頭から、まさしくレイトなんて道楽にもほどがあります。

で、やはりピクサーはスゴイ。
タイトル通り、車が主人公な話。当たり前ですがモーションキャプチャーは使えません。
それなのに、あの表情。
あの動き。
細かい挙動はまさしく車なのに、瞬間瞬間で見せるものは人間そのもの。
だから生き生きしている。
そしてレースシーンはど迫力。
ちゃんと地面に接地して走っている感が、とにかくスゴイ。
車のCGをリアルに作ることはできても「走ってる感」を出せていないものはけっこうありますから。
あのFFも滑っているようにしか見えなかったし。
きっと高度な計算技術と、アニメーション技術の融合なのでしょう。
でも、それがちっともイヤミじゃない。
「ほら、スゴイでしょ。見て見て」感がまるでない。

今回の主役のキャラクター、ピクサーにしては珍しく少々居丈高で嫌な感じです。
なんとなく周星馳の「食神」の主人公に似ています。あそこまで悪くはないけど。

あれ、そう言えば、今気がついたけど…。
けっこう有名な車が出てくるんですが(主人公が思いを寄せる車がポルシェだったり、街のタイヤショップの店主がフィアットだったり)主人公に絡む中に日本車はいなかったような気が…。
日本アニメ大好きなジョン・ラセター監督なので、まさか悪役に日本車を使うなんてアメリカンなことはしないけど、ちょっとやってほしかったかも。

シネコンでは、あからさまに子供向けで吹き替えばかりですが、2時間キッチリ楽しませてくれる映画なので、ちょっと疲れたとき、クサクサしたときにオススメです。

気付いたらポイントが今日を含めて8になってまして、これでまた1本タダで見れます。
さてなににしようかな。
MIⅢかパイレーツ・オブ・カリビアンか。
シネコンの大画面ならではの楽しみ方が満喫できる大作映画にしよう。
日本沈没はすでに新聞屋さんからタダ券もらってあるし。

テーマ:カーズ - ジャンル:映画

【2006/07/11 01:52 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
デスノート
同日 

検診が終わればフリータイムということで、歌舞伎町の金券ショップをのぞくと「デスノート」が1.3k。
映画の日に奇しくも選んだ「ウルトラ・ヴァイオレット」は1kでした…。
別に映画の日じゃなくてもよかったじゃんかよ、とため息をつきつつ「デスノート1.3k」を購入。
よくよく見ると前売り定価だった…。

そもそもジャンプマンガは読まないたちなので、原作はまったく知りません。
とにかく香椎由宇目当ての一択で見始めたのですが、かなりツボでした。
原作ファンのように「あれが違う」「ここがない」と比べようがないので、純粋に映画として楽しめました。

それにしても犯罪者に対して『特殊能力を持ったものが正義を振りかざし成敗していく』様は、同じ金子修介監督の「クロスファイア」にそっくり。
殺されていく犯罪者は、同情の余地を与えない悪行を観客に見せつけることで、主人公が「ゆがんだ正義」を駆使しても不快に思わない。むしろ「殺ったれ!」と主人公を後押しする感情にとらわれる。
パイロキネシスで少年犯罪を成敗していく「クロスファイア」の主人公の正義感に、とてもよく似ている。
同じ監督だから、同じ手法を取ったのかも知れないけど、個人的にこれは正解だと思いました。
あまりに突然正義に目覚める主人公に興ざめしたと原作ファンの感想もあるようですが、限られた時間枠のなか「なぜか裁かれない完全な悪党とその所業」を見せ、そこに主人公の無力さ(警察官の父を持ち、司法を目指す時点で人一倍正義感はあるはず)をクロスオーバーさせれば、力による正義に目覚めてもさほどおかしくないと思いますし。

そして今回なによりよかったのが、主人公のライバルとなるエルの役者松山ケンイチです。
あの風貌は実写ならではで、「野獣死すべし」の役のために奥歯を抜いた松田優作のビジュアルさながら。
「男たちの大和」とはまるで別人。
あの存在感は、今後も要チェックな役者さんですわ。

もちろん香椎由宇もよかったです。
なんかエジプトとかそっち系の美人で、「ローレライ」「リンダリンダリンダ」と続いてストレートロングな髪型だけど、実によいです。なにげに声が高いのもポイント。
XXされたとき(ネタバレなので伏せ字)の「え?」の表情があまりに自然で、この人ナチュラルな芝居が得意なんだろうなって感じ。めちゃかわいいッス。

かわいいのは他にもいて、主人公の妹がこれまた自然でいい感じ。
パンフにもインタビューがない満島ひかりというコなんだけど、調べたらウルトラマンマックスでアンドロイド役(エリー隊員)やってました。
父親役鹿賀丈史のとなりでセリフ無いのに、表情がコロコロ変わるのがなんともかわいかったです。

女の子を撮らせたら右に出るものがいないと言われる金子監督だけあって、女性陣は総じて好印象。
これは後編で活躍が予想されるミサミサの戸田恵梨香にも期待でございますよ。

殺伐とした内容なのに感想が「かわいかった」ばっかりやんか…。

テーマ:☆映画版デスノート☆ - ジャンル:映画

【2006/07/03 18:34 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
ウルトラ・ヴァイオレット
7/1(土) くもり(じとじとじと)

ユナイテッドシネマとしまえんの非業な上映時間のためはしごができず「デスノート」をあきらめ、「ウルトラ・ヴァイオレット」をチョイス。
そんな時間設定なわりに、ハシゴキャンペーンとか打ちやがって、その時点で腹立たしい。
まぁ「カーズ」が映画の日なのに、本日公開だからしかたないんだろうけど…。

上映時間90分もないのに、途中意識飛びそうでした。
いや、本気でつまらなかった。

ぶっちゃけMTVみたい。
ブリトニーのPVみたい。
いや、主演ミラ・ジョボヴィッチのPVか。

なんせミラのアップには、ぜんぶソフトフォーカス。
背景のCGは「すいません、予算ありません」なしょぼい作り。
同じアングルを3度使い回すし、きっとものすごく低予算だったんでしょう。
合成もハリウッド映画とは思えないほどのチープさで、いかにもグリーンバックでやってますな感じ。
バイク疾走シーンなど、ミラの長い髪がぼけまくりで、もうちょっとマスクキレイに切ってよ…と思ったり。
なんか「キャシャーン」みたい。
日本映画だと許せるのに、北米映画だと許せないのは、わたしの了見の狭さゆえか。

アクションシーンのイマジネーションは、たしかにすごい。
だからこそMTVな印象。
ズンドコズンドコ重低音な音楽でアゲアゲな雰囲気。
もう、話いいからずっと見せて30分で終わらせてよ。

ちなみに「ウルトラ・ヴァイオレット」の日本語訳は『紫外線』。
ここでもヴァンパイアにかけているのね。

ディテールが気になって話に集中できないなんて久しぶりです。
いや、話自体が集中できないつまらなさなんで、どーにもならない。
あとミラ・ジョボヴィッチ、映画雑誌に載っているスチールと顔(特にハダ)違いすぎる…。

嗜好的に「イーオン・フラックス」の方が(コスチュームが)よかった。
内容はどっちもどっちだけど。
【2006/07/01 15:53 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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