GANTZ: PERFECT ANSWER
4/27(水) 晴れ(強風南風)

つい先日の地上波版はアクションシーンをカットしてジャーナリストの説明セリフで終わらせてしまうため、ただでさえ薄味だったGANTZがもはや見る影のないひどいものになっていて、正直こんなのを二作目劇場公開直前になってしまう心理を疑った。
そもそもジャーナリストってこれ見よがしに最後に出てきた山田孝之なんじゃ?と思ってたし。
なんだかもろもろ空回りして、結果的に「こうするほかなかった」的終わり方。
そんなもんだから続編は最初から全く期待していなかったし、むしろ原作とは違う展開ということで、どれくらい違うのかそれだけが興味対象だったと。

ところが、見始めるとなかなか換骨奪胎しているではないか。
原作キャラをMIXして新しいキャラにしてる。
黒服との地下鉄チャンバラバトルの冒頭は、明らかに和泉の新宿虐殺のオマージュ。しかも限定空間内でのアクション且つ妙にグニャグニャした敵役の動きに思わず釘付け。
そしてなによりGANTZチームにいる女子高生と、黒服軍団にいる女子高生二人が強いこと強いこと。
強いわ、かわいいわ、かっこいいわで、これだけで充分元は取った気分。
ショートカットの夏菜もかわいいけど、やはりガンツスーツには黒髪ロングが似合います。

その後はいつものやや冗長な展開になってしまいややだれつつも、なるほどのオチに。
ただプレデターばりに高みの見物していて「もらった!」と威勢よく飛び出したのに瞬殺される某キャラのシーンでは場内大爆笑でもいいと思うんだけどなあ。僕は吹きましたけど、まわりの平日昼間なのになぜかたくさんいる中坊たちの笑いのツボではなかったらしい。
それとなく複線が前半にあったし、ある意味もっともキャラが深く描けている。

原作と違うと声高に非難する人もいるけど、そもそも漫画や小説など別媒体で成り立っているものをそのまんま映像化することに対して、僕は正直あまり肯定できない。
別の表現手法なのだから、そこは実写映画ならではのアプローチがあってしかるべきで、忠実にそのものを描くのはどだい無理。
たしかにグラフィックノベルをアングルそのものを実写化したザック・スナイダーの「300」や「ウォッチメン」はあるけど、あれは原作がそもそも短い。
日本の漫画のように巻数が多く、さらに原作自体が終わってないものは、換骨奪胎するほかないわけで。

ようは原作同様、映画もおもしろければいいと。
どちらもそれなりにおもしろいのが、やはり一番だと思うし。

原作通りに描けば「そのまますぎて工夫が足りない。実写なりの昇華方法があるはず」と批判し、原作から変えてくると「忠実じゃない。原作を無視している」とののしる。ようはどのみち、映画を楽しもうとせず、揚げ足を取って重箱の隅をつついて喜んでいるにすぎないので、いわゆる映画評論家のたぐいで上記の表現を使う輩の評は信用してないし、参考にもしない。

不思議なのは一作目は比較的原作忠実なわりにGANTZ特有のエログロ要素を薄めてしまった結果、なんとも拍子抜けなものができあがったのに、二作目は原作のおいしいどころ取りでけっこうそれなりのデキまで昇華できている点。
チャンバラアクションがくどいほど行われる上、ガンツスーツが意外ともろいから、そういった意味では原作大好きっこには辛いかもしれないが、ただ地下鉄バトルだけは掛け値なしにおもしろいです、はい。

テーマ:GANTZ - ジャンル:映画

【2011/04/27 22:08 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
孫文の義士団と夏菜握手会
4/24(日) 晴れ(気持ちのよい晴れ)

握手会だけのために新宿に出るのはさすがにもったいない。
ちょうど先日タイミングを逸して見られなかった映画の前売りチケットがある。
本当はガンツを見てから握手会の流れが自然なのだろうけど、近場のシネコンでポイントがつく映画をわざわざ混んだ新宿で見ることも無かろうということで「孫文の義士団」一択。

日曜の昼過ぎ。劇場内は加齢臭が充満するようなシニア層ばかり。
ドニー・イェンがそんなにシニア受けするとも思えないので、やはり孫文効果か。
とうきゅうスクエアはスクリーンが小さいので、最前列でも大丈夫なのだけど、アクション映画なので三列目まで下がる。実は始まるまでただのドニー・イェン大暴れ映画としか認識していなかった。
予備知識は、いつか見た予告編の1900年代の香港の街をセット再現し、そこを縦横無尽に駆けめぐりながらのアクション。誰が誰だかわからないけどかっこいいし、予告編だけでカタルシスを感じて、これは見なければと思ったほど。

しかしいざ始まってみると予想とはまるで違う展開。
単に孫文を暗殺団から守って一時間町中を疾走するスリリングなアクションと思いきや138分の前半部分にそれはない。ただ守る側のキャラをじっくりと一人一人掘り下げて後半につなぐ。僕は最近の香港映画をあまり見なくなったので知らなかったが、かなりのオールスターキャストのようで、それもこのキャラ掘り下げ(いちいちピックアップしていく)があったのかもしれないが、結果的にそれが残り一時間で繰り広げられる死闘に実にうまくつながっている。

見せ場を作って一人ずつ舞台からおりていくのだけど、これがもうお約束とはいえ、本当に泣ける。
戦う理由は孫文を守るためというより、個人的な思いから。
ただただ主人を守りたい、皆殺しにされた親や仲間の復讐、追われた少林寺への帰還、禁断の愛に身をやつし廃人同然となった達人、別れた妻と娘のため等々。
義のために命をとすではどうしても感情移入しづらいけど、それぞれのバックグラウンドがあるため応援したくなる。そして皆、文字通りの命がけ。もはや特攻としか思えないほど。これが本当にかっこよく、しびれる。
中でも決めポーズで鉄扇片手に路地でたたずむその姿。
一対多数。要所をたった一人で守る。
おもわず嗚咽が漏れそうになるのをこらえるのに必死だった。
もちろんほかにも気を許すと涙がこぼれるシークエンスがこの一時間に濃縮してあって、アクション映画でここまで泣かせにかかるか!と思うほど。

完全にやりきれないラストに、もはや打ちのめされてしまった。
このあと握手会なのに…。

というわけで、まったく気持ちが切り替わらないまま、すぐ近くの福家書店にて行われる夏菜の握手会に。
すでに始まっていたが、僕の整理券番号はまだだったようで、しばし待機。
完全に衝立で仕切られていて、道行く人はおろか待っているものたちにも見えない完全ガード状態。
でもそのパーテーションの近くに列が流れると、壁一つ隔てた向こうの声が聞こえてくる。
初の握手会ということもあり、常連もいない。しかもブログなど、個人的な発信もないから、会話のハードルはかなり高い。
挨拶で終わるもの、笑い声が聞こえるものと様々。
15分ほど並んで列の最前部へ。
どうやらここで手荷物を預け、アルコール消毒まで用意されている。荷物預けるシステムなのね、ちょっと驚き(アルコール消毒はAKBかなにかのニュースで耳にしたことがあったので当たり前なのかと)。ライブの物販は何度もあるけど、握手会自体ほとんど行ったことがないもので。
手荷物預けたらプレゼントとかあった場合どうするんだろう?と思いつつ、前の人越しにようやくご尊顔を拝見。
そもそも夏菜に興味を持ったのは、かつての教え子さんに顔立ちが似ていたから(特に目元)。
映画やヤンジャンのグラビアで見るよりずっと華奢。藤色のワンピース(Tシャツだったかも。ズボンなのかスカートなのかも見る余裕がなかった)で顔立ちもかなりシャープな印象。
せっかくなのでその教え子さんの話題を振ると、当たり前だけど驚いた模様。たしかにそうだ。本人にはなんの関係もないのに、妙な接点がある話題。でも、自分の知らない自分と似た人間の話には、もし僕でも興味がわく。リアルな話なので勢いそのコの名前も教えたら「そのXXちゃんにもよろしくお伝えください」となってしまった。
その間、握手しっぱなし。
緊張とアルコール消毒で冷たくなっていた手が、おかげで温かくなりました。

ちなみに似ていたかというと、実物と仮に町中で出会ったとしても、間違って声をかけないレベル。
でもとてもかわいくて初々しく素敵な方でした。
劇中や写真ではかなり似ているんだけど、メイクの関係なのかな?
【2011/04/24 19:30 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
小桃音まい 2周年記念ワンマンライブ「CosmoSpring~ようこそ、まいにゃの四次元ポケットへ~」
4/23(土) 雨時々強風(気温も高く。さながら嵐)

あいにくの雨。というよりも完全なる悪天候。
雨脚が強いだけならまだしも、時折吹く強風に傘が持って行かれそうになる。
おまけに電車は折からの節電で換気ができて無くて、普段通勤で使っている方々の苦労が忍ばれる。
僕なんざ時々利用するだけで基本徒歩かバスだし。

渋谷に着いた時には運良く雨が一時的に上がっている状態(ただし風は時々強く吹く)。
道玄坂を上っていき、ラブホ街の円山町へ。
渋谷O-crestはEASTやWESTと同系列ということですぐに見つかるも、入り口がない。
そして『会場へは階段で』の文字。
五階まで歩いて上がるのか。
物販目当てでやや早めに来たものの、階段にはすでにけっこうな人。
そして案の状の蒸し暑さ。
すっかり息が上がってタオルとチェキを購入。肝心のプレゼントは聞く余裕がなかった…。

自分の番号を95番と勘違いして、また階段を下がる。
でもこれは5月のロフトで行われるキノコホテルの番号だった。
チケット見たら35番。あわてて再び階段を上がる。なんという落ち着きのなさ。

入場の際、スタッフさんにプレゼントの渡すタイミングをようやく聞くと、今預かりますとのこと。
これで本日の任務、半分は無事終了。
ドリンク券でもらったモスコミュールは、すっかりのどが渇いていたためほぼ一気飲み。
水分補給が少しできた。
会場に入ってステージが低いことをはじめて知る。小桃音まいはちっちゃいから、これでは後ろでまったりというわけにはいかない。まだ人もまばらだったので、かなり前の方の端をキープ。スピーカーの目の前だけど、爆音ライブではないから大丈夫だろうと。もっとも吉祥寺シータとか、アイドルライブでも鼓膜が痛くなるほどだから油断はできないけど。
けっこう大柄な方もTシャツを着ている。
そういやタオルを買ったとき勧められたけど、着られないものは勧めはしないし、買っておけばよかったかも。
デザイン的にもけっこうおしゃれなのでいいなとは思ってたけど、いかんせんアメリカサイズな僕ゆえ。

入場の際、サイリウムを渡されたけど、これはスタッフによるものではなく、有志たちの配慮だったようで。
なんとタオルまで作って配っていた(もらいそびれていたので、終了時にいただきました。カンパで1kわたして)。気合い入ってる。ライブ中も行きすぎた感がなく、紳士的に盛り上げている印象でとてもいい空気を作ってました。
そんな中、僕はサイリウムの使い方がわからず、結局おみやげになる始末。
折るものだろうとは思ったんだけど、取っ手部分からどうやればいいかじたばたしているうちに、回りは皆使い始めてまんまと乗り遅れる始末。
ちなみに帰宅後Googleで「サイリウム 使い方」で非常にわかりやすく具体的に書かれていた記事を見つけ、おそるおそる折ってみたところ、見事に発光。人生初のサイリウムが自室という切ない状況だけど、中の薬液が飛び出てしまったらどうしようとびびって曲げられなかったけど、意外なほど簡単だった。振りたかった…。
そんなんが前の方にいるのはよろしくないよな…と申し訳なさでいっぱい。振り付けとかMIX(これもあとで知った)も全然わからんし。曲は知っててもリアクションの知識無いとだいぶ寂しい感じです。

ただライブ自体は赤基調の肩出しドレスが猛烈にかわいく、着替えてから再登場のキラキラなパーカーと白いフレアスカートもすごくよかったわけで。ウェスト回りがふわっとなっているものより(「コズミック☆UNIVERSE」の衣装や次回のシングル「ラグランジュ☆ポイント」タイプ)もともと細くてスタイルいいから、こっちの方が断然よいと思うのだけど。そもそもTシャツで出てきても充分様になっててかわいいし。アンコールは二着目のスカートにTシャツスタイル。

MCを挟んでのセカンドロッドのナンバーが個人的にはかなり好き(「なのです」「Peace in MYTH」「ちょっとLOVEしてるんだってば」「オレンジ」)。ステージ上を左右に使っていてけっこうな運動量ゆえに、汗がハンパない。一生懸命さが伝わってくる。二月以降久しぶりだったけど、やっぱりよいですわ。

会場の空気感もかなりよく、アグレッシブにのれない自分が申し訳ない気分に…。
すぐ近くに女の子でTシャツ着ているコがいて、振り付け完コピしてるのに。

一時間半ちょいたっぷりライブやってから、さらに一時間近く物販でのチェキ&サインに握手とか、頭が下がる思い。ワンマンだと皆がお目当てだから物販に本人が出てくるとさばくのが大変なのに。おかげで五階から二階までチェキ待ちの列ができてました。
僕はといえばあいかわらず気の利いたことが話せなくて、とりあえずプレゼント用の人形をスタッフさんに渡したことを伝えるのに精一杯。

八月にもワンマンがあるそうなので、それまでに何回か場数を踏んでもう少し己を解放しようとあらためて思いました。

2011_4_23.jpg
六月発売のシングルを予約した際にもらったチェキと今回のチェキにプレゼントした人形の自分用予備。後ろは有志の方にいただいたタオルです。


セットリスト(mixiのコミュから転載しました)
『ラグランジュ☆ポイント』
『流星降る街へ』
『コズミック☆UNIVERSE』

『なのです☆』
『Peace in MYTH』
『ちょっとLOVEしてるんだってば』
『オレンジ』
『COSMOS vs ALIEN』

衣装替えのインターバル

『恋のココロエ』
『バレンタイン・キッス』
『さくら、咲くころに。』

『キラリ☆』新曲
『恋愛サーキュレーション』
『HAPPINESS』
『Yeah yeah yeah!』

アンコール

『オーマイ サニーデー』新曲
『MASTERPIECE』
『Dreamscape☆』

全18曲(持ち歌全部プラス今回用の新曲2曲)

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2011/04/23 22:57 】 | ライブ、音楽関係 | コメント(0) | トラックバック(0) |
往復書簡 湊かなえ
夜の予定は無くなってしまったので、気分を変えて読書タイム。
目を休めるべきだろうけど、湊かなえ「往復書簡」を。
「告白」のインパクトが絶大で寄せる期待に応えるべく技巧に走っていた感があったが(傾向が違っていた二作目「少女」はわりと好きだがそれ以降はどうにも今ひとつ)、なんだか今回のは吹っ切れたというか居直ったというか、とにかく久しぶりにわくわくしてページをめくった。

短編三本で、アプローチは「告白」と同様のスタイル。
残念ながら超主観でしかこの作者は書けないだろう。
それは別にあり体の三人称を誰ものぞんではいないから。

現にスタイルを変えた「少女」はイマイチ評判が思わしくない。たしかに「告白」を期待するから、その裏切られた感は大きいだろうけど、読み物として読めばけして駄作じゃないんだけどね。

それにしても妙に生々しくいらつく女性像がいつもこの作者の作劇に登場するのだけど、これって本人のメタファーじゃなかろうか?と思ったり(たぶん違う)。
たぶんもっとも得意なキャラがこの「不愉快にさせること天下一品な女性」なのだろう。
作者自身が女性ゆえ、男性では誇張しすぎてうまく描けない生臭さを上手に処理しているに違いない。
今回もそれが出てくるのだけど、結末が意外なほどホッとするのでいい感じ。
ここのところその「不愉快な女性」が劇中立ち回るおかげで感情移入が全くできず、読後なんともいえずやりきれなかっただけに、今回の話のもって行き方は好き。

そして案の定、amazonの評価欄では「告白」と比べられてる。
何かと比べた方がたしかに批評しやすいとはいえ、永遠に一作目がリトマス試験紙にされるのは、いささか不憫でならない。

手紙ならではの相互一方通行でありながら、メールと違い一度文章を租借してから送る特性が存分に活かしているのはさすがですわ。見え隠れする感情的な部分を押し殺している感が出ているのもすばらしい。おそらくリアルタイムで反応して送り返せる電子メールスタイルでは、この細かい心模様は出せない。このチョイス、すばらしいわ。

テーマ:感想 - ジャンル:本・雑誌

【2011/04/22 23:27 】 | 本関係 | コメント(1) | トラックバック(1) |
趣味の映画二本
4/20(水) 晴れ(やや涼しげ)

ケーブルテレビで「デスカッパ」とオンデマンドで「マチェーテ」を見る。
「デスカッパ」の低予算だからまじめに撮りませんでした、往年の特撮みたいでしょ?なノリに無性に腹が立つ。低予算だからという言い訳を最初に言う時点でダメ。工夫でいくらでもおもしろいものはできるはず。
「ヤッターマン」を撮った際、三池監督が非常に興味深いコメントを出していた。
「20億の予算で20億の映画を撮ると結果的に30億必要な映画になる。でも10億で撮るようにするとちょうどいい」
Vシネマなど限られた予算でならした監督だけある。
しかし「デスカッパ」にはそれがみじんも感じられない。
ようは照れ隠しにくだらないシーンやセリフを入れ込んでいるだけ。
本当に不愉快な映画だった。

一方の「マチェーテ」もロバート・ロドリゲス監督の『男の子映画』で趣味丸出し。
主演はなんせダニー・トレホだし、脇を固めるのが美女揃い。
手が飛ぶ、首が飛ぶ、血まみれ放題にセクシーな美女とおっぱい。そして強面のおっさん。
これが潔いほどの趣味映画で、90分でまとまっていたら最高なのに。
いささか冗長。どうやら未公開カットでまるごとシークエンスがカットされているそうで、実際はもっと長かったと思われるが、やりたいこと詰め込んだらこの時間になっちゃったって感じ。
セガールの悪党ッぷりに、デニーロのノリノリの嫌な政治家。ナッシュ・ブリッジスの二人も出てるわ、これでも低予算とか。
ばかばかしいにもほどがあるシーンにも、ちゃんと笑える。
ようは「そのように」作っている証拠。
「デスカッパ」の失笑とはえらい違い。

北米と邦画では予算のかけ方が違うくらい知っているが、同じ『監督』というくくり『クリエイター』というカテゴリーじゃないかよ、と。

くしくも趣味映画二本。
【2011/04/20 23:30 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
キノコホテル・渋谷タワレコインストアライブ
4/16(土) 晴れ(四月なのに25度の夏日)

新譜は買ったものの、いまひとつ以前のGSサウンドバリバリ感が薄れていて乗りきれなかったというのが正直な感想。
なんというか今ひとつパンチが効いていないような。
一曲一曲聴けばけして悪くないのだけど、なんか物足りない。

そんな調子なので、せっかく渋谷まで出向いて未収録音源特典目当て買った際についてきたインストアライブイベントもどうしようか悩んでいた。
直前まで仕事をまとめていてエンジンに火が入ったところ。
どうせタダだし行かなくてもいいか…というネガティブに吹き上がる気持ちをかろうじて抑え込んで、一路渋谷へ。
たぶん自宅だったら行かなかった。高円寺にいたので総武線、山手線の乗り換えもスムースだし。

初夏の陽気。
四月だというのに最高気温が25度とか。
もっとも夏場のような湿気がそこまでないため、上着を着ていても大丈夫。
むしろ半袖ではまだ肌寒い。
渋谷はあいかわらずの人人人。

タワレコに着いたのが集合時間10分前。
整理番号順に階段に並ぶ。
ライブハウスと違って、わりとみな数字順に並ぶのね。そしてスマートフォン率高し。
僕は75番だったけど、最前列とかに興味もないのでそれなりに演者が見える位置ならどこでもいいやな気分。

前に来たのはほぼ一年前のバニラビーンズミニアルバムのインストアイベント。
意外に広くて驚いた覚えが。
今回はベース寄りのステージ左、スピーカーのすぐそばに。
生音演奏なんでスピーカー前は危険なのだけど、タワレコのステージはとにかく低いのでキノコホテルの面々はそれほどタッパもないし少しでも見える位置にと珍しい判断で。

後ろは確認してないけど、けっこうな動員。
アルバム買わないと入れないので、ここにいる人たちは皆買ったわけで(という全く同じMCをしてましたが)。

アルバム曲から始まると思いきや、いつもの「静かな森で」から。
ベースのエマニュエル小湊がスピーカーの影で全く見えない…。
ギターは遠く、いつも満面の笑みでドラムを叩いているファビエンヌも手しか見えない。
バニビは上背があるから全く気にならなかったけど、予想以上にステージが低いわ。
でも生音がガンガン身体を突き抜けてくるので、とにかくのっけからテンション上がりまくり。

キノコホテルはCDで聴くよりもライブで直接体感するものだとあらためて思う。
ステージ衣装はアルバムと同じく黒と金と白。赤、青、ときて黒金か。これも実にかっこいい。
セットリストを覚えようと思っていたのだけど、アルバム曲のタイトルを覚えきれていないのと、冷静な自分を残しておくのももったいないので止めた。
ボーカルのマリアンヌは金色のカラーコンタクト入れているのか、目を剥くと白目に見えて掟ポルシェ的だなあと思ったのは、たぶん僕だけかもしれない…。
それにしても普段は位置的にあまり見えないドラムが、一人だけ終始笑顔でかわいすぎる!
クールなベース、激しいギター、妖艶なボーカルと、メジャーデビュー以降なにげにちょいちょい見続けてきたけど、完全にキャラが定まってきて、またMCもおもしろくなった。
またアルバム曲以外で「もえつきたいの」をやってくれたのがうれしすぎる。
会場も定番曲に一段と盛り上がっていたようだし。
最後は「キノコホテル唱歌」でメンバー紹介とともに終了。
なんと40分近く、複数バンドのあるライブとほぼ同じくらいの演奏時間か。

アルバム発売ツアーが東京では新宿ロフトにて二日間行われるそうで、当然帰りがけの物販で購入。
すでに90番台だった(まだ一般発売はされてないのに)。
五月の13日の金曜日にも高円寺でライブがあるようで、デザフェス前日ながらかなり行きたい心境に。

案の定、左耳がずーっと音がこもっている状態。
帰宅後、アルバムを聴いて興奮のリピートをと思ったけど、やっぱりちょっと物足りない。
音が上品すぎるようで。
で、禁断症状のようにライブに足を運ぶようになるのか。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2011/04/17 10:22 】 | ライブ、音楽関係 | コメント(0) | トラックバック(0) |
冷たい熱帯魚
4/8(金) 晴れ(風がかなり強い)

園子温監督は「愛のむきだし」の満島ひかりのFUCK YOUポーズのスチルがなぜか猛烈に印象に残り、すっげー見たい!と衝動に駆られるも四時間という上映時間と上映館の少なさで劇場では見ることができなかった。
今回の「冷たい熱帯魚」も新宿単館上映。
先月の映画の日、上映館の目前を通り過ぎて「戦火の中へ」をチョイスしてしまった。
というのも、「悪魔を見た」と日韓猟奇犯罪映画を、それも二時間超えをハシゴはキツイという判断から。
その後一ヶ月、見るチャンスはいくらでもあったはずなのに、気づけば上映終了。
しかしラッキーなことに普段利用しているシネコンにて二週間の限定公開と相成った。
金曜は会員特典1kで見られる、これを逃す手はない。
先だっての地震の影響と節電でレイトショー上映がすべて無くなってしまい、貧乏映画好きにとってはまさに苦難の時期。ゆえに金曜の1kはひじょうにありがたい。

こまかいカットバックと読み取れない殴り書きの字幕。
胸元の谷間を強調した女性がひたすら冷凍食品を買っている風景。
映画秘宝で絶賛しているので、普通の演出ではないだろうとは予測していたものの、あからさまにサブカル臭のするオープニング。
とはいえ、説明セリフがない流れで見せていく旧来の王道演出なので、これは身をゆだねてみようと。
唐突に画面に割り込んでくる今回の主役でんでんは、わざとらしいのか棒読みなのかはっきりわからない、なんだか不思議な台詞回し。下手なのか上手なのか、冒頭ではわからないものの、どんどん引き込まれていく恐ろしさがある。いささかオーバーアクトも目立つが、気のいいおっさんがなんの前触れもなく豹変しDVを始めるあたり、薄ら寒いものを感じた。
もう一人の主役吹越満は空想に逃げ込むものの、現状の改善策を何も立てられない典型的なダメ人間。
最初は見ていて同情したが、次第にどうでもよくなってくるあたりがすごい。
女優陣は知らない顔ばかり。
AV系の人かと思っていた吹越の奥さん役神楽坂恵とでんでんとの濡れ場は、ヤバイくらいに興奮しましたわ。
一方のでんでんの奥さん役も後妻なのか?と思ったもののそうでもなく。
ちょっとわざとらしい目線の投げ方とかいかにもな芝居で「うーん」な感じだったものの、これもでんでんと同じく見ていると気にならなくなってくるから不思議。
そこはやはり監督の力量と演出なのだろう。
サブカル臭はすっかり忘れていた頃にラストで復活してくるが、そのときには作品にのめり込んでいるのでまったく問題なし。
それにしても146分という長尺もだが、ワンカットがやけに長い。
前記のでんでんの豹変シークエンスとか、このカットを割らない演出が迫力を底上げしている。
なんというか邦画臭しない。
ある意味、韓国映画のような印象。
強烈すぎて疲れてしまった。
先月「悪魔を見た」とハシゴしなくてよかった。

そうそう、社本(吹越満)の経営する熱帯魚屋は、僕の祖父母が眠る宝仙寺目の前の「まっかちん」だったとは。
映画のフレームに切り取られると舞台となる静岡にあるようにしか見えないもので。
でも一瞬、娘のダメカレシがやってきたときカメラが左にパンして葬式の看板が見えたので「街道沿いなのにアレ?」と感じたけど、むしろそれでエンドロールにロケ協力「まっかちん」と確信。
ある意味、一番感動したところかも。
知っているロケーションなのに別物に見えるという映画マジックの。

テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

【2011/04/09 00:57 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
リフレッシュのち作業
4/6(水) 晴れ(かなり暖かい)

成田はゆめ牧場に行ってリフレッシュを!
ガソリン高騰のせいかそれとも車離れか知らないけど、行きの環七、首都高、東関道はすいすい。
とはいえ道中の首都高三宅坂から霞ヶ関の間で事故があったらしく、信号でもあるのか?と思うほどの停車時間。それ以外は二時間強かかるはずが、渋滞含めて二時間ギリギリで到着。
ちなみに帰りはそういった障害がほぼ無く、二時間をけっこう切って帰り着いた。
行きは新宿ランプだったのに、帰りはナビを信用して早稲田口から帰ったのがよかったのかもしれない。

平日で昨今の事情もあって閑散としているかと思いきやそうでもなく、ほっと一安心。
一年ぶりのセグウェイは、乗っているうちに勘がもどってきて快適快適。
できればオフロード(モグラの穴がそこかしこに)ではなく、平坦な道もしくは体育館的なところで乗ってみたい。むしろほしい! これで通勤したら楽ちんでかっこいいだろうなあと思いつつも、たしか日本では公道を走れなかったような。もったいない。
今回の指導員さんがとにかく具体的(スキーのようにひざを折ると蛇行できるとか)でわかりやすく、おかげでただ動かすだけでなくその場で回ったり蛇行したりといろいろできるようになりかなりおもしろい。
全開はガチガチに足に力が入って動かすので精一杯だったけど、慣れてくると俄然楽しい。

あとはバーベキューに舌鼓を打ち(ちょっとというかかなりリッチなランチ)、アマガエルを見つけたり、離れた場所の豚舎でミニブタを眺めたり、実にまったりと過ごしてすっかりリフレッシュ。

でも帰宅後、残っていた作業にあたって、それも相殺されてしまった感がある…。
効率がすこぶる悪く、元データを作る際に一工夫すれば全然ラクに、そかも断然スピードアップできるのになあ。
【2011/04/06 22:15 】 | たわいもない日記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
世界侵略: ロサンゼルス決戦を観る予定だったのに
4/1(金) 晴れ(暖かめ)

観たかったなあ「Battle: Los Angeles」。
映画の日だし、確かそろそろ公開と思い上映館を調べても見つからず。
逆に似たネタの「スカイライン」が五月だと知る始末。
アレ、勘違いだったか?と思い、タイトルで検索したら、震災の影響を鑑みて延期措置とのこと。
それも季節は巡り秋、十月とかご無体すぎる。

もうじき公開の「サッカー・パンチ」もとい「エンジェル・ウォーズ」は無事公開されるのだろうか。
もともと見る気はなかったけど「ジャッカス3D」も延期したらしい。

テレビ東京は震災直後にアニメを放映して「不謹慎すぎる」と抗議が殺到したそうな。

なんだろうね、この流れ。

自分を隠して匿名で抗議。相手が絶対に反論できないシチュエーションでのみ攻撃力を発揮とか。

「絶体絶命都市」シリーズも過去作品は生産終了措置らしい。
新作を発売中止にしただけでは飽きたらず、旧作を封印とはいくら何でもやりすぎとはネットの意見。
いや、僕はこれをあえて深読みする。
外部的に明らかにできない方面からのアプローチがあって、引っ込めるしか他に手がなかった。
シリーズものという財産を放棄するには、それなりに理由があるはず。
それが「震災に対しての」という錦の御旗を振ってはいるものの、実際はそうじゃないでしょ?と。
そう勘ぐりたくなる。

一方で「けいおん」丸パクリデザインでは?と言われているゲームがモバゲーで先日リリースされた。
案の定、口コミで広まり、僕の耳にも届くあたり、以下に注目度が高いかがわかる。
これも「ここまでアウトなデザインを堂々と出してしまう」ことに対して、実は高度な広告戦略があるのではと思えてならない。
というのもモバゲーは基本無料。
"けいおんのキャラデザパクリゲー"と聞いて、「ものは試しにやってみるか、どうせタダだし」と考えるのはきわめて自然。
もともとマイナスイメージからのスタートなので、それなりなデキならば「意外といいかも」と思うはず。
そこで次のキーワードは「意外と」である、と。
ただで各種ブログや2ちゃんで広告宣伝してくれる。
その結果、プレイヤーを獲得できる。
そこに「意外と」が加わると…。

考えすぎ?
【2011/04/01 23:16 】 | たわいもない日記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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