バニラビーンズ ワンマンライブ 北欧の風vol.3
9/25(日) 晴れ(23度くらい?)

下の調子が悪く、さりとて病院は月曜にならなきゃいけないという、文字通り腹の中に違和感を抱えたままびびって過ごすこの週末。
そんな今日はバニビのワンマンライブ。
もし途中でトイレに行きたくなったらどうしようと残尿感を抱えたまま、一路代官山へ。
最初のワンマンから、対バンを含めると四回目となるから、道中は勝手知ったる道。
日曜の夕暮れ時プラス代官山なので、行く手をふさぐカポーをひたすら抜き去る。

到着したのは開場の三十分後、16時半。
番号は138番だったので、急いでいってもしかたなしと言う判断だったのだけど、会場内はすでに七割方埋まっている。チケット売り切れたという大本営発表は誇張ではなかったようだ。
同じハコでのライブに来ているので、来場者の密度の変化が如実にわかる。
明らかに昨年末のライブよりも人が多い。
結局、代官山ユニット満員御礼になった模様。
モッシュではなく、もう半歩ずつ前に詰めてくださいの号令もかかるほど(これ係員が二回、バニビ本人たちから一回アリ)。
ただユニットはステージが高く、よほど壁のような御仁が前に来ない限り、かなり見やすいライブハウス。

それにしても開演の三十分が長い。
この部分で工夫してくれていたのは、渋谷でのオーラルヴァンパイアのワンマンライブと、先日のblue chee'sだけ。ずっと知らないBGMを流し続けるのは、いささか芸がないようにいつも思う。開演待ちからすでにライブは始まっているんだ!だとうれしいのだけど。
ワンドリンクはモスコミュールをあおったせいで、アルコールによる発汗。ひたすら汗かき状態。まわりの方々に面目ない気持ちでいっぱい。

五分ほど遅れて開演。
衣装はエルスカディの帰ってきた北欧路線。
ライブって時間通りに始まらないのは、ある意味お約束なのだろうか。
でも「バニラビーンズ2」の一曲目、ようはバニビの出ばやしである。
これで会場がいきなりヒートアップ。
でもモッシュはない。はた迷惑なヲタ芸もない。まったりと手拍子してリズムに乗り、身体を揺らす気持ちよさ。
北欧路線への原点回帰ということで、セカンドアルバムは一曲以外(おやすみ)すべてやってくれて、逆にバニベストやD&Dからのチョイスは一切なしと徹底している曲構成(東京は夜の七時はライブ定番曲なので)。
セカンドアルバムメインに要所要所で挟んでくるプラスファーストアルバムの名曲(気まぐれなパレットタイムとAfternoon a Go-Goがうれしい!)と定番曲がまた実に気持ちよく、今回はそれぞれの私服によるソロも披露。
ソファに座ってカバー曲「おっぱい」を歌ったのち、なんとニコラ服に衣装チェンジ。
最初に見たワンマンの時に着てたかな?ちょっと覚えてないけど、あらためて見ると蛍光色でかなりビビットな印象。この衣装も素敵だわ。
そしてアップテンポな曲のつるべ打ちでかなり気持ちいい。
「ベイビー・ポータブル・ロック」からだったので、ひょっとしてピチカートコンボか?と思わせておいて、「C葉さんの歌」で子供ビーンズ登場、そのまま「東京は夜の七時」のつなぎは完璧。いい構成です。

そして今回一番のサプライズ。
アンコールになんと「天国への階段」のイントロが!
まじですか、アンコールに8分強ですか!
と思ったら、なんちゃって英語でした。
このあたりの見せ方、実にすばらしい。大笑いしてしまった。
アンコール曲は「サカサカサーカス」にラストはやはり「ニコラ」の二曲。でも、トークが長かったから、なにげにアンコールに三十分くらいかかってて、東京は夜の七時にライブは終演。

とにかく今回は曲の構成順がすばらしかった。
まったりと気持ちのよい時間を過ごせました。

割と早い時間と言うこともあり、帰りも余裕を持っての帰宅。
寄る年波か二時間のライブプラス待ち時間を立っているだけで、足が超痛い…。
でも心は晴れやか。モッシュとヲタ芸ないとホント安心だわ。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2011/09/25 22:13 】 | ライブ、音楽関係 | コメント(0) | トラックバック(0) |
芸術の秋、残暑に飽き
9/18(日) 晴れ(33度。中野)

今月から美人画特集に会期が変わったので、シルバーウィークとくになにをするわけでもないから河鍋暁斎記念美術館に行く。
ただ、いつものウィットに富んだ画風とは異なり、きわめてオーソドックスな美人画ゆえ、全部見終わるのに一時間かからなかった。普段は一枚一枚、それこそ穴が開くほど眺めて「すごいなあ。おもしろいなあ」と感嘆するのだけど、美人画はそのほとんどが左斜め前を向いた、まるでフォーマットがあるかの如く同じアングルばかり。
いや、ひょっとしたら幕末から明治にかけての美人画にはフォーマットがあったのかもしれない。
暁斎の場合、美人画の隣にガイコツや鬼といった人外をおくのだけど、これがいつものタッチ。
第二展示場最後に飾ってあった「文を読む美人」の横には、あまりの美しさにそれこそ飛び上がらんとばかりに驚く郵便夫が描かれているのだけど、これがやはりいつものタッチ。表情豊かなのは言うに及ばず、コミカルでポーズが巧みで、躍動感がある。でも手前の美人は他のと同じ。

暁斎ほどの筆致を持つなら、きっとより写実的な美人も描けたに違いない。
しかしそれは描かない。
個性を出す部分は着物の模様(カッパとかタコとかコミカルすぎる)。

当時の流行を取り入れて、それ以外は捨てていたに違いない。
男性は狩野派のようなやや写実系に触れたデッサンのものもあるし、ポーズを含めもっと生々しい。
動物などは明らかに他の絵師よりも忠実にシルエットやディテールが再現されている。その上で擬人化しているのだから、もう達人としかいいようがない。
だから暁斎の目には、当時の美人たちも残されている美人画とは異なった形で写っていたに違いない。
でもそれは描いていない。
いや、写生帳にはひょっとすると残っているかもしれないけど、少なくとも完品として公開されているものに、いわゆる美人画のタッチ以外の女性は見たことがない。

例えば、80年代、90年代、そして00年代に流行ったアニメの絵がある。
まんがは個性が出すぎるため、あえて流行ものに敏感なアニメとしたのだけど、これが一目見て形の捉え方、塗り方が顕著に異なる。
当時は主流でも時代が変わるととたんに「古く」感じる。

当たり前だけど、21世紀の日本で幕末、明治の美人画の画法で描かれたものが出てきても「うわあ、なんか浮世絵みたい」と言われるのがオチ。
ようは流行だったと。
商業絵師としては「売れなければ飯は食えない」から、流行をおさえる。
でも動物ものには流行廃りがないから、今見てもとても新鮮。
ようは暁斎本来のタッチなのだろう。

実は美人画がそれほどぐっと来なかったので、その足で板橋区立美術館で「江戸文化シリーズ 実況中継EDO」を見てきたのだけど、そこの解説にちょうど僕の疑問に答えてくれるような記述があった。
今回の展示物は「スケッチと真景図」で、いわゆる江戸期の絵師が写実的に描いたもの。
草木や動物は、まるで図鑑に載っているような精密さで写生されていて、藩によっては博物館学として集められたそうで。
動植物が好きで、その図版を集めさせた殿様がいたのかと思うと(それも前田とか松平とか、よく聞く名字の方々)なんだかとても親近感を感じる。時代劇の影響で殿様はバカか無茶か非道のイメージだったけど、博識を求める文化人もいたのね。妙にうれしい。
で、特に風景は真景図と呼ばれる写実的に景色を描く手法で、江戸の景色をパノラマ調に描いているのだけど、欧州のような写真のごとき風景画になっていない。
スケッチでは写実的なのに、いざ完成形になると当時の手法に落とし込まれていく。
この説明文に、暁斎の美人画がピタリと当てはまったわけ。

写真のようなものは求められてなかった、と。

逆に博物としての動植物には一切の妥協が無く、忠実に筆で再現されている。
そんな中、とにかく目をひいたのが「小田野直武 鷺図」だった。
西洋画に影響を受け、日本の画材で向こうのタッチを再現している。
ものすごく重厚なタッチで、掛け軸に描かれているが妙にミスマッチ。
年代を隠してしまえば「あぁ、最近の画家のものでしょ」と言われても気付かない。
どうやら秋田蘭画という新たなジャンルの祖となったそうで、展示物の中でひときわ異質だった。

そして真景図の真骨頂、伊能忠敬の日本地図。
これ、衛星写真じゃないの?と思うほどの正確さ。畳二畳分くらいの大きさで日本を三つに分けて描かれているのだけど、宿場町もしくは地名がとにかく事細かに書き記されていて圧巻。
文字があまりに細かいので、展示物からは読み取ることができないが、入り口でスコープを借りれば大丈夫(これを知らなくてアンケートに「双眼鏡みたいなものがあった方がいいですよ」と書いてしまった…。スコープを借りる際に受け付けの方に「すいません、アンケートに書いちゃったんですけど無視してください」と詫びておいた。別に怒り心頭で書いたのではないのだけど、なんとなくばつが悪くて)。
ふと気付いたのは、湖は琵琶湖、浜名湖、猪苗代湖、八郎潟くらいしか無いこと。関東ではかなり広大な霞ヶ浦も富士五湖もない。ようは地図に記されている湖は当時栄えたエリアにあるから測量されたのであって、たいして重要じゃない部分ではオミットしたようだ。
それにしても八丈島や北方領土、対馬まで地図に描かれているのだから恐れ入る。
海を隔ててどうやって距離を測ったのか。伊能忠敬、恐るべし!
とにかくその大きさ、正確さに度肝をぬかれること受け合い。
オリジナルは消失してしまったそうだが、この当時の複写が残っていたのが救い。

他の風景画、特に江戸の街を描いたものはとにかく情報量が多い。
小指ほどの大きさで人々が描かれているのだけど、これがぎっしり詰まっている上、それぞれが表情豊か。まるで写真のような自然さ。
スコープで見ると、一部分がクローズアップされるので、当時の生活をのぞき見ているような錯覚すら覚える。

興味深かったのは狩野探幽のスケッチ。動かない動物(特に虫、蝶とか)は写真のような精密さだけど、なぜかカエルがイマイチだった。対象が動き回ると苦手だったのかもしれない。そういった意味では暁斎の動物全般のすさまじい再現度は、目の良さが尋常じゃなかったことがわかる。

あと虎の図版が、いわゆる大人の虎じゃないようで、総じて皆目が大きいことに気付いた。
たしかに大人の虎を捕まえることは相当に難しいから、見せ物として運び込まれた虎は若いのだろう。
だから顔つきが猫っぽいのだと思う。

気付いたら二時間近く経ってた。
当然図録も買いました。そういや、けっこうこの手の江戸もの図録も手元に増えてきたなあ。
眺めているだけで、ちょっと幸せ気分。
【2011/09/18 23:36 】 | たわいもない日記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
世界侵略:ロサンゼルス決戦
9/17(土) くもり(30度)

本日公開、それも9時からの第一回上映を見に行くほどの期待値の高さ。
しかし数隻挟んでシニアな客が、予告開始と同時にプルタブをあける音。漂ってくるアルコール臭。しかもつまみがコンビニ袋に入っているのか、終始ガサガサ。
予告の時はそれでもガマンしたが、本編が始まっても収まらないので、注意するもまったくわかっていない様子。その袋をガサガサさせるなというのが通じない。なんなんだ、こいつ。
騒いでいる厨房だって、注意すればとりあえず黙るぞ。
なのに、このじじいはなんだ。
日本語が通じないのか。
注意されたのが不快だったのか指定席なのに、少し離れて座り直す。
しかし袋のガサガサ音は収まらず。

オレはな、この映画を半年待ったんだよ!
楽しみだったんだよ!
ここはおまえんちのリビングじゃないんだ。

もうこんな調子の出だしで、映画が楽しめるだろうか?


とりあえず最悪な環境の中、上映が始まる。
ハンディタイプのカメラでとにかく画面が揺れまくるのに、そこにしっかりと合成が乗っているからスゴイ。
おかげで臨場感がハンパ無い。
隕石来襲から軍出動のくだりのテンションと臨場感(テレビ中継)が特に秀逸。

異星人侵略ものとはいえ、視点は海兵隊の一部隊なので、意外なほどに登場人物は少ない。
ただ最初にテロップで名前が紹介され、ちょっとしたエピソードがはさまるが、正直まったく頭に入ってこない。というのも、皆戦闘服を着て屈強な体つきなので、シルエットでキャラをつかむことができないからだ。なので、この時点で把握できたのは少尉、黒人メガネ、黒人軍医(アフリカン)、主人公くらい。
白人の童貞とかしっかり見せ場はあったけど、全然わからなかったし。
そういった意味では「プライベート・ライアン」はしっかりとシルエット(背の高さとか細身とかがっちりとか)でキャラわけされているためか認識でいるのは、キャスティングのうまさか。そういや「ブラックホーク・ダウン」でも、ぜんぜんキャラがわからなかったっけ。

ただ別に誰が誰であることは、この際あまり関係ない。
というのも全編ほぼ海兵隊対エイリアンの死闘が描かれているので、バックグラウンドがあろうが無かろうがちょっとした見せ場を作って死んでいくのだ。ただ仲間が倒れてもなお、任務を遂行する海兵隊鋼鉄の意志に、とにかく感服する。
軍人がひたすらかっこいい。
そしてエイリアンは非道。先住民(人類)を駆逐する話し合いの通じない相手。
ただエイリアンは虫のような末端には意志のない群れとしての個かと思えば、傷ついた仲間をフォローするシーンがあったりして、それが意外でよかった。
大型砲台を引っ張ってくるシーンなんかは、まるで彼らの声が聞こえてきそうだったし。
「なにをやってる、急げ!」「これで蹴散らせ」みたいな。
言うまでもなく彼ら側はまったく描かれていないけど、なんとも人間味ある動きが「これって第二次大戦時の日本兵やベトナム戦争時のベトコンに対しての印象と同じなのでは?」と思えてならない。

とにかく上映環境が悪かったので、完全に画面内に没入できなかったこともあり、二時間が意外なほど長く感じてしまった。もう一度見たい映画でもないのだけど、でもなんだかこのままというのもイヤな感じ。

アメリカ軍ですらこんなに苦戦しているので、東京はきっと駆逐されつくしてるんだろうなあ、なんて画面外で起きていることも想像できるのはいいね。あと、海に面していない都市部は反撃拠点になるんだろうな、とか。

戦争ライドとして見るが吉。
あとミシェル・ロドリゲスがエイリアン2のバスクェスにしか見えないけど、姐さんの頼もしさはテッパンですな。顔射も決めてくれるし^^

テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

【2011/09/17 13:37 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
半年待った
9/16(金) 晴れ(33度。中野)

震災の影響で上映自粛の憂き目にあった「世界侵略・ロサンゼルス決戦」が明日よりやっと公開される。
一日千秋の思いで待ちこがれていた映画ゆえ「GW公開がなんで夏じゃなく一気に秋になってんだよ!」と憤り、類似作の「スカイライン」はお茶を濁すどころじゃないひどいデキ。
完全戦争映画のようなので、「ブラックホーク・ダウン」のようなものを予想している。
ようは『戦争ライド』である。
血湧き肉躍る戦闘シーンのつるべ落としに期待。

とりあえず地上波の「極大射程」の途中で挟まれたCMも目を伏せてシャットアウト。
明日一番最初の回に行く予定。

期待値が大きかった「クローバーフィールド」は個人的に大満足だったので、せめてガッカリ映画じゃないことだけを祈るのみ。
でも、一番広いスクリーンじゃないんだよな…。
とりあえず前の方で見よう。
【2011/09/16 23:24 】 | たわいもない日記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
恐竜博2011
9/14(水) 晴れ(33度。中野)

夏休みも終わったし、平日のど真ん中だしということで、上野の国立科学博物館で開催されている「恐竜博2011」に行くことに。
最近の駐車場は一日止めてもXX円みたいに上限が決まっているので、それを利用。
私鉄、JR乗り継いで上野に行くのに、そこまではかからないのだけど、車の方が所要時間が短い利点アリ。
ただ行きはことごとく信号にぶつかるわ、渋滞に阻まれるわであまり恩恵はなく、強いて言うならドアトゥドアでいけるくらいか。

上野駅に着いて、まず驚いた。
人が多い。
ただシニア層は「空海展」の方に流れていき、恐竜博は素通り。
たしかに会期もあと半月ほどだから、そろそろ落ち着いた頃だろうという予想たがわぬ印象。
ところが入ったらそんなことまったくなし。
レディスデイで女性が1kで入れるというのも、少しは影響あるかもしれないけど、全年齢層いる。
家族連れとか、じゃまくさいにもほどがある空のベビーカーとか、行く手を妨げるものばかり。

展示されている文章は早々に読むのをあきらめ、人々の頭越しに骨格標本を見ることにし、とにかくメインの白亜紀にドンドン進む。
写真も撮らない。
「前肢の新学説による復元のトリケラトプスと、しゃがみ込んだティラノサウルスに1500円!」と割り切って。

そしてそのブースに到着。
入り口付近でどうしてもこの手の展示会は溜まる傾向があるので、進んできて正解。
眼前にあるのは、トリケラトプスの頭部骨格。
完全にレリーフのごとき展示。
圧巻だ。
dino_0.jpg dino_1.jpg  dino_2.jpg

その横には前身骨格の同じくトリケラトプスに、角を挟んでティラノサウルス。
dino_3.jpg
でかい。とにかくでかい。
ただ並んだ標本だと、その大きさの対比が如実にわかるので、トリケラトプスの巨大さの方が印象深い。
とはいえティラノサウルスはしゃがんでいるので、普段よりやや小さく見えるだけではあるのだけど、頭の大きさの違いが一目瞭然。
ツノやフリルが無くても、やはりトリケラトプスの方が大きい。
うまい具合に人垣の隙間から、余計なものが写らないポジションでシャッターを切る。
ストロボ厳禁だから、骨格の前で来場者の記念撮影もできないのもありがたいところ。
それにしても、ティラノサウルスの身体まわりが、ずいぶんと太い。
これはあばら骨の下に内臓を支える骨が復元されたから、よけいにそう見えるようで。
※おみやげコーナーで2005年版の恐竜博のムックが投げ売りされていて(1500円が500円!)、その中に北米で発掘され当時話題になったティラノサウルスのスー・モデルと見比べると、一目瞭然。
全長の長さよりも、その胴回りの太さがすばらしい。
どうしても肉食系の王者として、巨大な頭部の印象(前肢が異様なまでに小さいからなおさら)が強かったけど、今回の復元でまた変わってきた。
トリケラトプスの前肢の付き方に関しても、当初はワニのように身体から両サイドに肘を張った形で復元されていたのだけど(これは恐竜というより、巨大爬虫類になる)、新たな学説で人間が四つんばいになったとき、手の甲を外側に向ける方が動きやすいのと同じく、前肢の甲が外を向いた形で復元されている。
ただ、これは言われて注目すればわかるくらいの差異でしかなく、僕も今ひとつわからなかった。
dino_4.jpg dino_5.jpg dino_6.jpg dino_7.jpg dino_8.jpg

それ以外に写真を撮ったのは、口が土木建築機械のごときニジェールサウルスだけ。
初めて見たのは言うまでもなく、名前ももちろん初耳。
あからさまな植物食恐竜だけど、口がT字で上下に噛み合わせるようになっていて、完全に土を掘り起こす際に使うショベルカーと同じ形状。
こんなのいたんだ。
dino_9.jpg dino_10.jpg dino_11.jpg
昨今の創作系ドラゴン(モンスター何とかやドラゴンなんちゃら)が、どいつもこいつもどこかで見たようなデザインで、ディテールや色でかろうじて個性を出しているけど、太古の昔は人間の想像力なんてへでもない異形の生き物がいたわけで、もうちょっとデザイナーだちはがんばってほしいもんだと、あらためて思ったり。

とりあえず二大巨頭以外でも十二分に満足したので、博物館内のレストランでパンダプレートを昼食に摂り、せっかくなので上野動物園でパンダを見ていくことにする。
ちなみにパンダプレートは1200円。パッと見、たいして量は無さそうに見えるけど、意外にチキンライスに各種揚げ物がボリューミーで、しかもけっこう侮れない味づけ。
元々口がないので、そこの部位から食べようとスプーンを入れたら、見事に口になってしまうとか。
pandameshi_0.jpg pandameshi_1.jpg pandameshi_2.jpg

本物のパンダは、見事な行き倒れっぷりのてい。
冷房完備なんだけど、やっぱり暑いんでしょうね。
panda_0.jpg panda_1.jpg
ほとんど並ぶこともなく、パンダと同じくまったりと見ることができたのはラッキー。
それにしても園内の各所にパンダのノベルティグッズが展開。郵便局も出張してるくらい。
かくいう僕も、パンダ初来日の際、買ってもらったぬいぐるみを後生大事に未だに持ってますけどね。
完全にくたびれ果てていて、思い出を共有している両親と僕以外が見たらそっこう捨てられるようなていですが、先輩となる怪獣ソフビとともにわりとすぐ手が届くところに残ってます。

なんだかんだで六時間ちょい上野界隈滞在。
植物がとにかく多いので、木陰に入ればかなりしのげるのがなによりありがたかった。
樹木バンザイ。
【2011/09/14 23:08 】 | たわいもない日記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
blue chee'sのドット絵を
blue chees
なめらかなアニメーションは止めて、あえてぱたぱたアニメで。
ギターとベースはフチ残ししたわりに再現度がんばった!
一方の顔は…がんばりが足りません…。
【2011/09/12 12:37 】 | たわいもない日記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
砂の器 二夜連続スペシャル
9/11(日) 晴れ(32度。中野)

やはりというか案の定ハンセン病は使わなかった。
別に業病にこだわるわけではないのだけど(僕も含め、差別による絶望感はよくわからないと思うし)、それが殺人事件のえん罪ではいささか動機が弱すぎる。
それとも戦前はそうだったのか?

数年前にやった中居くん版現代劇アレンジの連続ドラマの最終話で泣いた口なので、今回の取り調べ落としのシーンは「これは泣けないなあ」でした。
中居版は津山の三十人殺し風を取り入れて、いわば逃亡犯なわけで、だからこそ息子と引き離されるのも合点がいく。
最初に和賀英良が殺人を犯すシーンも衝動的な部分をピックアップしていて、後追いで映画版や原作を読んでも、中居版の印象が強すぎてあまり入り込めなかったくらい。
ようはそれほどひいきなドラマだったので、今回がどれだけ原作をアレンジして感涙させてくれるかと期待してたのだけど…。

自殺した女の子のくだりや、なぜか都合よく死産して失血死するホステス(DVを受けたッぽいセリフがあったけど解明はされず)とか、ご都合主義的に散りばめられつつ、中途半端に原作セリフを使うもんだから「まさか超音波兵器が!?」と色めきだつも、当然のごとくスルー。まぁ、名作と言われる映画版もあのトンデモ部分はオミットしているから、最初に原作読んだとき「なんじゃ、これ?」ととまどったもんです。

その映画版のハンセン病差別のくだりが映像として強烈なので、その印象ばかりが先だっているけど、実際の原作ではほんの数行。業病としか書かれていないし、時代背景を知らないと「なんで?」となる。

様々な事情でハンセン病を描けないのならば、親子が流浪する動機、そして離ればなれにならざるを得ない、さらには別人として生きなければならない強烈な動機づけがないと、作劇に没入できない。
そういった意味で、映画版のファンには不評な中居版の30人殺しは、30人殺さざるを得ない村八分の描写と相まって僕としては涙なしでは見られなかった。もちろん名優原田芳雄の芝居もすばらしかったし。

というわけで、昨夜の「これはけっこういけるんじゃないか?」の期待が見事に裏切られて、なんだか尻つぼみで拍子抜けした二夜連続のスペシャル版でした。

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

【2011/09/12 00:07 】 | ドラマとかテレビとか | コメント(0) | トラックバック(0) |
消える町並み
9/9(金) 晴れ(31度。また蒸し暑い)

六日ぶりに東京の最高気温が30度を上回ったそうだけど、東京一暑い練馬にほど近いここ中野では、連日30度を下回っていませんから~、残念!(古い)

なんとなく地元の二郎インスパイア系「豚塾」に昼行ったのだけど、これがもうビックリするほどのガッカリ変化。
二郎らしさは盛りだけで、前回行ったときに味のない野菜てんこ盛りが苦行だったゆえ、今回は野菜マシはコールしてないにもかかわらず山盛り。
なによりスープの味が完全に二郎のそれじゃない。
ただしょっぱいだけ。
そして麺がなんだかトウモロコシっぽい味がして、これまた残念。
なんだろうね、ただ胃袋の容積を満たすだけの食事のむなしさ、腹立たしさ。
もう行かないわ。
店内はけっこうな入りだったので、僕一人が行かなくなっても大丈夫だろう。

蒸し暑い中、食後の散歩もかねてとなり駅の商店街まで歩く。
そして迷う。
都立高校の近くに目的の古本屋があるとMAPにあったのに、結局見つけたのは商店街の中。
大嘘つきである。
おかげで不審者の如く、けっこうな敷地の高校をぐるりと一周する結果となった。
それも重い胃袋を抱えて、大汗をかいているというていで。

チェーン店ながら、完全に昔の古本屋のたたずまい。
ようは整理されていない商品がうず高く積み上がっていて発掘しながら探さなければならないと。
ちなみにAKBは一枚100円だった。地元のBOOKOFFはもっと高かったけど、転売の効くようなもんでもないし。
目的のブツはやはりない。
ヤフオクで買いますよ、もう。
探す楽しみはあるのだけど、一縷の望みも無さそうなのがツライ。
インディーズ版や手売りカセットは、まずもって不可能だろうなあ、chee's。

新青梅街道まで出てから、帰りも歩いて帰宅。
途中で昔よくお世話になった病院を通ると、がらんどうになっていた。
半年くらい前に通ったときに看板が外されていて、紙が表札代わりになっていたのでやばいなあとは思っていたけど、閉院してしまったようで。
同じく実家暮らしの時によく利用したガソリンスタンドはずいぶん前に無くなったのは知っていたけど、まさかマンションに変わっているとは。
やや大きめな個人経営のビデオレンタル屋も無くなっていて、普段はまったく通らない道ゆえ気付かなかったけど、どんどん知っている店が無くなっている。
地元商店街の老舗本屋(なんと開店は1924年だとか)も今月で店をたたむと言うし、成人式の時写真を撮ってもらって、その後現像はそこを利用していたカメラ屋も今月いっぱい。
本屋もカメラ屋もネット販売、デジタルの波で消えゆく運命なのか。

たしかにネットは便利だけど、温かみがまるでない。
昭和の商店街も客足が遠のいて寂れる一方。
ぬくもりがどんどん身の回りから失われていく。
【2011/09/09 23:57 】 | たわいもない日記 | コメント(2) | トラックバック(0) |
blue chee’s LIVE vol.3~欲望の物語~
9/4(日) 曇り(29度ながらとにかく蒸し暑い)

台風の影響が心配されたけど、傘持参にはならず助かる。ライブハウスに傘を持っていくのは置き場の問題もあって、もっとも避けたい荷物。
とはいえ、だいぶ蒸し暑い。
会場の吉祥寺「ROCK JOINT GB」は、昔よく行った居酒屋にほど近い場所で、まったく迷うことなく到着。
今日はバス、電車などの交通機関でまったく待たされないという「ついてる」日。
番号は36番。ただ意外に狭いハコ。でも300人は収容できるらしい。ステージがやや高いので見やすく、フロア後方にはちょっとしたテーブルもあるので、比較的ゆったりと見られそう。
充分前列は狙える状態だったけど、撮影用カメラのそば、フロア最後方に陣取ることに。
当初は右側にと思ったのだけど、そこがDJブースだったので、反対側に移動したというわけ。
個人的にはキーボードのアニモの方がよかったんだけど、ステージが高めなので大丈夫と踏む。

まずは物販でTシャツの引き替え。XXLがあるのはありがたい。
先日買ったキノコホテルはXLでもかなり小さめで(昔買ったアニマルプリント柄のTシャツはXLでも余裕があったのに)、目方を落とさないとチビTになってしまうという悲しさ。
客層はかなり年齢層高め。
というのも元々チェキッ娘でchee'sのメンバーがblue chee'sらしく、10年前アイドルだった方々の再結成バンド。当然、当時のファン層がそのまま持ち上がりでやってくれば歳も取るというわけ。
僕自身、チェキッ娘にまったく興味がなかった(名前だけしか知らなかった)のだけど、七月に行われたロマンポルシェ主催のライブで初めて見て「アラサーガールズバンドというけど、ずいぶんとキレイな人たちで、なによりボーカルの声ののびがよくて気持ちいいなあ」と感じ、帰りに今回のワンマンライブのチケットを買ってしまったというわけ。
曲の予習をしたくても、そのライブで買ったミニアルバムに収録された六曲だけ。
chee's時代のナンバーもけっこう演奏したようなのだけど、CD未入手。
やたらノリのよかった「ガラガラゲッチュー」くらいはおさえておけばよかったかも。

開演前の前説、アニモのヲタが炸裂しすぎてて、二回目ではかなり抑えめに。
そしてプロジェクターでメンバーの紹介。
この手作り感がたまらなくよいです。たしかロフトでもこれは流れたような。
ところがまさかの二回目連続放送。
そしたらプロジェクター脇からジェシカとリズが現れ、機材トラブルとのこと。しかも掟さんもまだ現場に到着していないという事実発覚。
なんという滑り出し!
ややあって、三度目のプロジェクター放送を終えて、ライブスタート。
CDには収録されていない曲だけど、やっぱりボーカルが伸びやか。
多人数コーラスや、単体でもダンスが激しいからという理由(?)での口パクものをよく見てて、別にそれに対してそれほどの不満はないのだけど、やはりこの生歌の迫力は流れ込んできます。
知らない曲でもとにかく気持ちいい。
また強烈なモッシュもヲタ芸もない、つまらない自己満足なかけ声もない。
実に居心地のよいライブシーン。

演奏は意外と短く、途中途中でプロジェクターによるミニドキュメントが挟まれるが、これがけっこうよくできているので流れが止まる印象はない。
むしろ今回のリズ(クイーンエリザベス三世)はけっこう重いネタで、ちょっとグッと来てしまった。
その後のyoutubeで公開されていた振り付け曲ながら、とてもそんなテンションになりきれない。
これは感動ものの構成で押してしまってもよかったのでは?と思いつつも、歌詞にはそのメッセージが込められているし、難しいところか。

それにしてもリズのミス・メーテルに選ばれるほどのクールビューティながら、変幻自在すぎる声色に「今、しゃべっているの誰?」と。ちびまる子ちゃんのようなふにゃふにゃアニメ声に突然なるのよ。
あとMCの最中、けっこう感極まってる部分もあったし。

一時間も過ぎたあたりで、再度プロジェクターが降りてきて、ここでまさかの掟さん登場!
DJブースにてチェキッ娘のナンバーをかけて、会場と一緒に踊りまくる。
チェキッ娘知ってればここ、すごい一体感なんだろうなあと残念に思いつつも、やはり掟さんのパフォーマンスはおもしろい。
てっきりゲストというから前座的なものかと思いきや、完全にワンマンの構成に組み込まれていてビックリ。
ここでぶるちのメンバーが登場し、ステージ上で掟さんとともに踊るという素敵すぎる展開。
完全にアイドルのそれ!
いやあ、貫禄だわ。

この流れで「実はblue chee'sは元チェキッ娘、chee'sのメンバーだったんです」と衝撃発表。
ほとんどの人はわかっていたことだったのだけど、大人の事情で「あのメンバーが再結成して」というわけにはいかなかったらしい。
でも10年前のアイドル高校生バンドが、まさかアラサーガールズバンドとして甦るとは、一体誰が予想し得たでしょう。
僕は10年前を知らないのですが、なんか「すごくいい歳の取り方をした」印象で、いい意味で「円熟した良さ」が醸し出されているように感じました。
つーか、アイドルさんだったからあんなにキレイなのね、と合点がいったのですけどね。

chee'sのナンバーを演奏し、ここで会場が一気にヒートアップ。
この一体感がホントにうらやましい。
こうなったらせめてCD探して入手するしかないと思う僕です。

再度プロジェクターが降りてから、そのchee's時代から現在のblue chee'sに至った経緯がインタビュー形式で流れる。
このいちいちプロジェクターが挟まる構成は、下手すると流れがぶった切れるのだけど、ちょっとしたインタバルのような位置づけと衣装チェンジに当てられるので、ぜんぜん間延びしない。

幕が上がるとゲストギタリストとともにアコースティックライブ。
みなメインボーカル級なので、コーラスがとにかく美しい。
つくづく聴かせるライブだなあ、と。

気付けば三時間。文字通りの重大発表もあったりと目の離せない時間だったけど、本人たちの一生懸命さとひたむきさ、なにより美しいボーカルに魅了されたとてもいいライブシーンでした。
エンドロール流すのって、実に映画的。
ライブ中、唯一本名が公開されていなかったアニモもエンドロールでしっかり明記されてて安心。

当然、次回のライブ(一月だけど)の先行販売チケットも買って帰りましたさ。
次までにchee'sのCDを集めておかないと。

アイドルとアイドル好きがそれぞれ成長して円熟した会場一体型のライブ。
これが心地よくないはずがない。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2011/09/05 00:53 】 | ライブ、音楽関係 | コメント(0) | トラックバック(0) |
ipad、いいなあ
9/3(土) 曇り一時雨(30度。とにかく蒸し暑い)

ゲーム作りの参考にということで塾生にiphone版のミラーズエッジのyoutubeを教えたら、なんとipad版を購入。
それにしても850円だったかな。
国産ゲームの一本315円設定に慣れていると、ずいぶんとお高い印象。
実はこれでもプライスダウンしたらしい。
そして北米のゲームは15ドルとか平気でするそうで。

もともとiphone版の紹介動画で、十字キーに頼らず画面を指でタップしたりフリック(これ、今の今まで知らない表現だった。画面をなぞってはじく感じ?)することでオートで動いているキャラにアクションをさせるアプローチがとにかく新鮮で「実際に触ったら直感で操作できるから楽しいだろうなあ」とずっと思っていたものの、なんせスマートフォン持ってないしipodタッチですらないから、ショーウィンドーのトランペットを眺めている黒人少年のごとし。
あと、どうやらアンドロイドでは出てないみたいで、逆に無料のブラウザFlashゲーがあった(2D仕様)。

で、今日そのipadを持ってきてくれて、プレイさせてもらいましてね。
そもそも初めて持つし、触るし、もう完全にチンパンジーがなんだかわからないすごいおもちゃ渡されたてい。見かけ的には大人のオランウータンに近いけど。

チュートリアルが丁寧でわかりやすいのだけど、なんせすべて英語。
とりあえず単語を拾って、インスピレーションでプレイできるものの、壁を使った三角飛びができない!
偶然うまくいくことはあるのだけど、なんでいけたのかわからないのがツライ。
もっともネットバンザイなのが、ipad版のチュートリアルに日本語訳つけた動画が有志によってアップされていたのでそれで操作自体はわかったのだけど(ここでフリックという単語を知った)、なんせ手元にipadはもうないので試しようがない…。切ないね。

ただ操作感は抜群で、とにかく気持ちいい。
うまくいかないときは反復練習あるのみ。昔気質のゲームのていは、むしろ歓迎すべき部分。
ただiphone版(後にipad版)が初めて公開されたときの評判は今ひとつで、オリジナルの一人称視点じゃなく真横視点がそれほどマイナスポイントになるのは、ようは移植作品としての期待値が大きかったからなのだろうと思っていた。
操作になれてMAPを覚えたら、あとは標準ルートにない隠しコースを探し出してタイムアタックというのが、本作のゲーム性。
おそらくそのルートにないコースを探すのが真横視点では自由度がないため、大幅にオミットされているのが、評価を下げている原因のようで。

オリジナルを知らないので、僕はこのゲームがとにかく気に入ったのだけど、なんせハードがない!
ネットで調べたら、安い据え置きPCはおろかノートPCすら買える値段じゃないですか。

というわけで、動画を見てため息を漏らし「いつか買ってやるんだ」状態。
はじめてほしいと思いましたよ、タブレット端末。というよりミラーズエッジやりたいからだけなんだけど。
【2011/09/03 23:17 】 | たわいもない日記 | コメント(2) | トラックバック(0) |
ライフ
9/1(木) くもり(32度。尋常じゃないくらい蒸し暑い)

ライフと言ってもスーパーマーケットにあらず。
BBC制作の動物ドキュメント映画のこと。

見たい映画はあれど(スーパーはレイトショー扱い。ピラニア3Dは近場でやっていない上、3Dプライス)わざわざその時間にあわせて遠くまで見に行くまでの魅力無し。
そんな感じでダラダラと過ごしていたら夜になってしまった。
こうなったら大画面で動物ものでも見て癒されてこようという意図で「ライフ」をチョイス。
これが大正解。
安心のBBCクオリティ。
たしかにテレビで幾度となく見た場面も多く、目新しさは薄い。
そもそもDVD10巻だかのテレビシリーズの総集編映画だからしかたない。新規映像もあるだろうけど、全編撮り下ろしではないため、その分評価を下げている人もいる。
もっとも僕は大満足。
90分という時間もちょうどいい。
いい映像は何度見てもいいし、感動も興奮もする。見飽きるものではないのが、この手のドキュメント映像だから。
つい先日、テレビで予告編的に流されたチームで狩りをするチーターの三匹を捉えるショットが、もう計算された演出のよう。
一匹目がフレームに収まっているところに、ナレーションとともに二匹目がフレームイン。さらにもう一匹。なにより三匹の顔がフレームの中に収まっている巧みさ。まさに自然界のジェットストリームアタック。かっこよすぎる!
昨年見た「オーシャンズ」のような説教じみた人間のエゴ的側面をわざわざ盛り込まないのもいい。
見てればわかるもの、そんなの。地球は人間だけのものじゃないって。
それをロボット鮫を使ったり、あからさまなCG合成をするから、ドキュメンタリーとしての迫力や良さが帳消しになっていて、本当に不愉快な映画だった。
それがBBCにはない。
ナショナルジオグラフィックも同様。
狩るもの狩られるものの枠で納めていればいい。
人間は邪魔。

それにしてもニホンザルの温泉シーンは、実によかった。群れによって温泉につかれないのは知らなかったし。
あとゴリラの美しい僧帽筋にもため息が漏れる。
道具を使うおさるもNHKのダーウィンが来たでおなじみだけど、これも何度も見てもおもしろい。
道具を落として「あーあ」となるところなど、人間のそれと同じ。
人間は嫌いだけど、人間味あるおさるさんは好きなのです。

なんでおさるばっかりかというと、上映前「猿の惑星・ジェネシス」が予告見て久しぶりにて興奮したから。北米でも評判がよかったそうなので、これは早くみたい。無理矢理な前日譚かと思いきや、かなりよさげ。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2011/09/02 00:03 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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