フューリー
11/28(金曜) 曇り(15.1度)

たしかスチーブン・キングの原作小説で「フューリー」ってホラー映画があったような。
ま餓狼伝説も英語タイトルに「fury」ってついてたけど。

博物館所蔵の世界で一台だけ稼働するティーガーが登場するということで、ミリタリーマニアにとってはある種、見所はそこだけでも全然Okay(今風の言い回し。好きじゃない)。
ただそのティーガーはアフリカ戦線のものなので、サンドイエロー。
ドイツ国内が舞台の1945年だから、本来は迷彩かツメリットコーティングされているべき。

ま、色替えならCGIでできただろうにそうしなかったのは、そこまでの時代考証よりも「あのティーガーが」を売りにしたかったからに違いない。
さらに厳密に言えばティーガー2であった方がよりリアルだそうだが、シャーマン戦車じゃどう転んでもティーガー2足止めできても撃破はできないんじゃ?

それにしてもブラッド・ピットは、どうにもSSが嫌いという設定が好きらしい。
もろに言動がタランティーノの「イングロリアス・バスターズ」のそれだった。
あの作品と違い(一応、顔の傷がSS憎しの原因という裏設定だった)明確なバックボーンも明らかになってないので、第一印象は「野蛮なヤツ」でしかなかった。

そう、戦車乗りもみなとにかく品がなく野蛮である。
新兵がビビるのも頷ける。
あんなヤツらと鉄の棺桶に入って運命ともにするなんて、もう初日からお先真っ暗じゃないか。

昔から戦争映画では、常軌を逸した地獄を見てきておかしくなった連中が出てくるが、どこかまだブレーキのかかってるものもいたりしたが、このフューリー号のクルーにそれは無い。

ひたすら野蛮だ。

捕虜も撃ち殺す。開放した街の女に手を出す。

もしかすると今まで見てきた戦争映画では描かれなかった暗部なのかもしれない。
たまたまケーブルテレビでやっていたこの監督の「トレーニングデイ」を見たが、普段はいいもののデンゼル・ワシントンが完全な悪党警官で、全く救いようのない話だった。

それの戦車乗り版という感じか。

戦車同士の戦いは中盤の山場、ティーガーとの戦闘のみ。
あとは対戦車砲だとか歩兵相手ばかり。
戦局が悪いからなのかもしれないが、ドイツ兵があまりに無策に見えて、いささか興ざめ。

基本的にはフューリー号はほぼ無傷でラストバトルに望むという、わりとありふれた展開。
まぁ戦車失って、いきなり歩兵になるのはさすがにまずかろうから、そうせざるを得ないとも言える。

印象に残ったのは、とにかくティーガーの比類なき強さ。
正面から撃ち合って、着弾してもはじき返しているさまをみて、シャーマン戦車の乗組員が絶望しないで撃ちまくるのは、すでにやけくそなのか?
あと、意外とあたらないのもなかなかよかった。

期待が大きかっただけに、正直「重い映画」という印象が強く残っただけ。
戦車という密室劇ではあるものの、なんかそのあたりの絆とかそこまで前面に出してないし。

それにしても先代の機銃手、どうやって都合よくひとりだけ死んだんだ?

ど迫力でドイツ兵にも血がある「プライベート・ライアン」や、古い映画だけどとにかくドイツ兵がかっこよく戦意高揚する「戦争のはらわた」に肩を並べるだけのインパクトは、残念ながらなかった。
【2014/11/28 19:22 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
アイドール42に行ってきた
11/24(月曜) 晴れ(14.6度)

北越谷のキャンベルタウン野鳥の森の看板鳥オーストラリアガマグチヨタカのガマちゃんが、都内で鳥インフルエンザが見つかったためバックヤード避難ということで、この連休に会いに行く計画が立ち消え。
確か今年初めもそうだった。

でもよいのだ。
あの鳥の楽園で鳥インフルエンザなんて見つかったら、何の躊躇もなく前羽殺処分されるだろうし、そんな悲劇誰も望んでない。
さいわいあの周辺には渡り鳥は飛来してこない内陸部だから大丈夫だとは思うけど、巨大ケージ内の施設ならともかく、看板鳥として外部にもっとも接触するガマちゃんは脅威にさらされる危険があるための措置。実に懸命だと思う。
電話で問い合わせて「ガマちゃん出てますか?」と聞くのも、相当な好事家だと思うけどね。

そこで今までお客としては一度も行ってないドールイベントに足を運んでみようということで、車を飛ばしたのが、季節に四回行き慣れた浜松町の都立産業貿易センター。

すぐ近くのホテルの駐車場が幸いあいていて(確かに役務光なら終日止めて2900円。今日止めたところは3600円だから出展者は止めないわ。一時間600円なのは同じだから短時間ならこっち)、そこに止めて会場へ。

アイドール自体、一昨年に一度出たきり。というのもデザフェス、ドールショウと会期が近すぎて息切れしてしまったのと、開催時間が11時から15時と短いため。その分出店料は安いのだけど。

基本的に同じドールイベントだから、ドールショウと印象はほぼ同じ。
考えてみたら、普段中野で買っているパラボックスさんのブースも回って(出ているのか未確認だったけど)素体をいくつか買うべきだったと、たった今気付く。

なにしろ普段お世話になっているブースに手ぶらで顔出しして買って帰ってきただけなので…。

あいかわらず会場内を見渡さない人。
買い物に行って目的のブツだけを買って帰る習性である。

それでも今回、開催から狐梅屋さんが出るということで、ご挨拶には伺おうと思っていた(行ってみて知ったのだけどお隣が東海地方の花潜りさん、ブース名は魚水屋さんで一緒にご挨拶できたのはラッキーだった)ので、そこが一番のメイン。

また先週のイベントに行けず(羽田からの帰りにくたびれてしまって寄らなかった)買い損なった、いつもオビツ11用の服を買っているちびっ子屋さんでは、先日のデザフェスで見せていただいた新たな迷彩パンツは今回無かったものの、念願のパーカーと和装をGET。

なんとお隣が、これまたいつもイベントでご挨拶させていただいている花かごさんだっといういう偶然。
ホント手ぶらで行ったことを激しく後悔した…。

上の階ではPAVIiLiONさんへご挨拶して、超絶なライオンヘッドと狼ヘッドに悶絶。
だいたいライオンのあたまに鹿の角風をはやそうという発想がすごい。
しかも完全にマッチしていて、ジャッカロープ真っ青。
マッシブなボディとの相性も抜群だし、自ブースに戻らず済むからと長居していろいろとお話を聞かせていただいている間にも、海外の方が買われたり、写真をばんばん撮られていたりと、何得の注目度だった。

最後に向かったのが狐梅屋さんで、ここでもけっこうな長居。
ブログで拝見していたドレスと、お隣の魚水屋さんのワンピになんだかかわいいだるまが目についたので、それも購入。

一時間以内に戻れるかな?と思っていたものの、やはりしゃべりすぎて90分ほど滞在。
分単位じゃないから、ならば120分ギリまでいればよかったと思いつつも、ほくほくで会場を後にした。

帰宅後、昨日はいまひとつやる気が出なかった造形作業も、今日は刺激を受けてきたので進む。
ハシビロコウもほぼ完成。あとはペーパーで一部磨くだけ。

イベントはブースで出るのもいいけど、たまには客としていくのもいい。
なにしろ自ブースに帰らず済むからゆっくり話ができる。
次回は電車で行った方がいいかもしれないが。
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【2014/11/24 22:42 】 | デザフェス用 | コメント(0) | トラックバック(0) |
audioleaf & ATK TRINITY presents 「千客万来 vol.58」
11/21(金曜) 晴れ(16.0度)

火曜日には二十余年ぶりの森高コンサート。その興奮が残る金曜に、今度は推しているバンドのライブ。
一応同じライブハウスのカテゴリーのZEPP東京は椅子使用でキャパ1200人(未使用だと2700人)、新宿marbleは100人。今調べたら、昔よくコンサートに足を運んだ中野サンプラザもキャパは2200人で、ZEPP東京がちょっとしたコンサートホールばりのライブハウスだと知る。

小さな箱だけど、音はけっこう爆音で悪くない。
ただライブハウスでは当たり前の喫煙Okayがけっこう堪える…。

今回、たぶん一年以上ぶりとなるACKYさん率いる「Priko Dreaming」の出番が19時少し過ぎ、「アニもんズ」が21時直前ということで途中退場できればいいけど、座らず紫煙の中の二時間超えを覚悟しなければならない。

そのため、これも久しぶりなのだけど(多分一年以上ぶり)、ライブに行く前に歌舞伎町二郎で食べてきた。ただやはり胃の調子が戻りきってないため、野菜マシにしたのがかなりよくなくて、フードバトルさならが無理矢理詰め込んだ感があり、けっこう苦しい状態に。特にチャーシューは肉ということもあり、なるべく残さないように普段から心がけていて(同じほ乳類に感謝)豚マシにしたのもあだとなってた…。

で、会場に着いたのが19時少し過ぎ。
もうパフォーマンスが始まってしまってるのでは?と思いつつも、ステージにいたのは着物のような格好の女性ひとり。
「綺」という方で、カラオケベースで歌っていた。
あれをカヴァーというのはどうなんだろう?と一抹の疑問はあるものの、二曲ほどで終了。
歌をまた歌い始めたそうだが、一生懸命さは伝わるものの、いまひとつMCがこなれてない。
まぁ脳裏に二十年選手のプロ中のプロ、森高がいたから、それと比べるのも失礼な話なんだけど。

到着時、仲間の顔を探したが、いるハズのふたりがいない。
逆にACKYさんが声をかけてくれた。
覚えていてくれたとはうれしいやら、恐縮するやら。
もうずっとライブにも足を運んでないのに(ライブというもの自体、最近ほとんど行ってなかった)。

ステージ転換の間、MCがインタビューをしてつなぐ形式。
これはけっこう飽きさせないよいアイディア。
しかもMCの方がとても声がよくて、しゃべり慣れてる。
※望月英という声優さん。なるほどと膝を打つ。しかも舞台にも立っているようで、そういった意味でも場慣れしていて堂々としたしゃべりがとても印象的だった。

次に登場したのが、今日のお目当ての一つ「Priko Dreaming」。
相変わらずACKYさんが過剰すぎるサービス精神でステージを盛り上げる。
今日はB.L.Aではないので、ステージ衣装が違う。スーツに帽子で、なんとなく「チャーリーとチョコレート工場」のジョニデっぽいたたずまい。たぶん、過度な動きがよりそう印象づけてくれるのだろう。
打ち込みっぽい演奏にACKYさんの生ギター、女性ボーカルPrikoさん?の歌というスタイル。
ボーカルの声がとてもよく届いてきて、個人的にも好きなトーンで聞きやすい。
ゴスっぽいステージ衣装。
B.L.Aもステージ上に演出が施してあったけど、このPriko Dreamingもやはり飾り付けがある。
自分たちのステージにしてしまうという狙いだろう。僕はこういったやり方、すごく好きだ。

カヴァー曲とオリジナル曲からなる編成で、中でもキャンディーズの「春一番」のロックアレンジがすごくかっこよかった。
MCも以前見たACKYさんそのままで、ほんとうまい。
楽しませようという勢いがガンガン伝わってくる。
ボーカルの子は少し外した調子で、そのコントラストもまたおもしろい。

最終的に五組のステージを見ることになったのだけど、MCはダントツでPriko Dreaming、というかACKYさんがよかった。
まず水分を取らない。
短いステージの持ち時間なんだから、水分補給に時間を取られるのはもったいない。
その分、しゃべりに当てた方がだんぜんいい。
緊張して口がカラカラになるってのもわかるけど、何日も海の上を漂流している、もしくは砂漠に飛行機が墜落して奇跡的に生き残るも水が全くない危機的状態と思えば、30分程度の持ち時間、なんとでもなる、ハズ。
森高と比べるのは酷だが、あの四十路は歌ってMCして、歌ってMCしてと二時間のステージで全く休む間もなく、水分補給すらしなかった。
息切れしないのはもはや肉体改造レベルだと思うのでそこは真似したくてもできない部分だろうけど、せめてその水を飲むほんのわずかな時間すらオーディエンスを喜ばせる工夫をすべきだと、強く感じた。

自虐的な話とか、しゃべり慣れてないのは理解できるけど(そもそも歌や演奏を聴かせたいわけだから)、もう少しオーディエンスを掴む話術がほしい。
別に卓越した語彙センスなど必要なく、客とのやりとりをしたっていい(森高はそのスタイルだった)。
ただ曲と曲の間を、時間を埋めるために使うんじゃ無く「MCもおもしろい、聞いてて楽しい」とした方が、全体的なステージパフォーマンスは絶対上がると思うんだよな。

次に登場したのが「Brainy Brown」という男性主体のバンド(キーボードが女性)。
なんかゆるいMCが後方のオーディエンスの爆笑を誘っていたが、全く面白くなかったんですけど。
身内ウケってのは、正直小規模ライブハウスでもっともやってはいけないことだと僕は思っている人なので、もうしわけないけどトイレに逃げました。
演奏は可も無く不可も無くで、MCの悪影響で全く響いてこなかった。

次は「ASAKI」。女性ボーカルにバンドメンというスタイルでアニもんズと同じ。
ハイキーのボーカルがとMC(これは望月英さんの方)の紹介だったものの、演奏のボリュームが大きすぎて、ほぼ歌詞が聞こえない状態。
ボーカルが演奏に負けているというか、PAの調整がダメなんじゃ?と思えてならない。
ただリズムはとても心地よく、はじめて聴く曲でも身体は自然と動いた。

もっともMCはかなり残念で、個人の弾き語りでも活動しているそうだけど、二言目には「盛り上がって」はいかんともしがたい。そこを盛り上げるのがアナタの仕事でしょ?と苦言を呈したい。
音がよかった分、MCはかなり残念。
あと歌、というか歌詞をもっと聴かせるようにしてほしい。
絶叫している感じしか伝わってこなかった。

実はこれ、本日の最大お目当て「アニもんズ」でも同じだった。
珍しく最前列で聞いていたせいかもしれないが、アニモさんの声量は以前から知っているので、あれが演奏に負けるってのはにわかに信じがたい。

でも、ほとんど歌詞が聞き取れなかった。
アニもんズとしての新曲クリスマスソングも、サビの部分が音階でしか聞こえず。
最後のオリジナル曲も同様で、ハミングだけちゃんと聞こえるという、なんとも残念な結果。

楽器の音量を絞るってことはあの曲調からは無理だと思うので(ロックなのにバスドラが遠慮してたらそれこそ興ざめ)、そこはやはりライブハウス側のPA調整なんだと思う。

演奏がとにかくかっこよくて、バスドラがずんずん来るし、ギターは早弾きのソロもしっかりあるし、ベースは演奏自体を支えている感じの安定感だし、個々の音はすごくいい。
バンドとしての構成も各パートとキャラクターがハマっていて、二回目とは思えないほどの安心感。
姫ボーカル、イケメンで早弾きテクもあるギター、渋いベース、お茶目なドラムというのは、ほんといい感じ。
今回MCはアニモさんがほぼメインで、前回のようにキヨさんに振ることがなかったものの、それぞれの楽器パートが音で入ってくるという、ちょっと面白い掛け合いも見られた。
そういやアニモさん、今回水分補給しなかった。

どこのライブハウスだったか忘れたが、とにかく音がよくて、個々の音も聞こえる、ボーカルも聞き取れるという最高のハコがあったけど、全体で一つの音として爆音再生こそ是であるというハコの方が圧倒的に多いのが残念。

たしかにかっこいい演奏が聞きたいってのはある。
でもボーカルがただの音になっているのは、僕としてはおもしろくない。
せっかく書いた歌詞が届かないで、ただのメロディパートになっているのはもったいないもの。

まぁ、ホントめんどくさいオーディエンスだよなと、我ながら思う。
【2014/11/22 18:31 】 | ライブ、音楽関係 | コメント(0) | トラックバック(0) |
森高千里 Autumn Tour 2014 ~LOVE~
11/18(火曜) 晴れ(15.9度)

森高千里のコンサート(やはり世代的にライブと言うよりもコンサートがしっくりくる。違いはさっぱりわかってないのだけどイメージで)は、おそらく中野サンプラザで行われたROCK ALIVEツアーが最後だと思う。
古今東西、大学の学祭、森高ランド、そしてROCK ALIVEの多分四回。
パンフは学祭以外買ったけど、ずいぶん前に古本屋に高値で処分してしまった。
まだきらびやかな衣装の頃の森高、打ち込みの森高、斉藤英夫作曲の森高がベストな人だったから。

正直、今のリアレンジ(200曲カヴァー)はどれひとつピンとこない。
原曲の良さが消されている気がしてならず、ようは斉藤英夫原理主義的堅物なわけ。
だったら今の森高を聴かず、二十年前のアルバムだけを聴いていればいい。

本来はそうだった。
youtubeの感想にもわざわざ否定的なコメントを書いてしまうのは、どうしても元の曲が好きすぎるから。大好きな勉強の歌とか悲しかったもの。

ではなぜ手数料含めると9k以上する(しかもドリンク代別だから10kといっても過言では無い)チケットを取ったのか。
実は取れると思ってなかった。抽選だったし、同時期のPerfumeはあっさりダメだったし。

いざチケットが取れても、当日になるまでわくわく感は微塵も無く、ただただ不安だった。
すでに行われた同じツアーでのセットリストを見ても、知らない後期の曲がいくつもある。
おそらくテッパンである「私がオバさんになっても」や「この街」「GET SMILE」はやるだろう。
しかしリアレンジは、特に「GET SMILE」がまったく響いてこない。
男声英語コーラスを意図して外しているようにしか思えず、特に「GET SMILE」は「ザ・森高」に収録されたコンサートバージョンが最高に好きで(当時先行してコンサートで演奏されて、あまりにかっこよくてしびれた口。当時LDには収録されていたはずで、よく見ていた。記憶違いかもしれないけど)、あれじゃないとコンサートじゃ無いだろ!くらい思っていた。
ただ直前にyoutubeで再度リアレンジされた「GET SMILE」はコンサートバージョンのメロディが途中から入っていて、少しだけ上がった(コーラスはやっぱり無い)。

たしかに生の森高の歌唱は聴く価値がある。
だから無い物ねだりするのは止めて、今の森高を楽しもうとZEPP TOKYOに向かった。

平日の5時半開場なのに、けっこうな列。
もう完璧にミドルエイジの男性だらけ。僕ももちろんその中のひとりだけど。
会場に着かないと席番号がわからないシステムゆえ、発券してみた番号を見て驚いた。
4列!
しかもステージやや右寄りの通路から一つ入ったところ。
よりによってギターの高橋諭一の目の前という。
斉藤英夫原理主義的なので、完全な逆恨みだけど高橋諭一は好きじゃない。いや嫌いなのに。

開演は一時間後の6時半。
とりあえずパンフとタオルを買った(タオルは早速首にかけて汗拭きように)。

のっけの「私がオバさんになっても」では振りコピができなかった。
でも後半の「この街」では自然に腕が上がった。「夜の煙突」「気分爽快」などコンサートでは聴いたことのない曲にも振りコピがあり、それも抵抗なくやれた。

ようは気持ちよく森高のコンサートを楽しんだというわけ。

しかし世代が違うため、ケチャの入りそうなメロディでも誰もやらない。
やっぱりこの世代の方が、僕はしっくりくる。

それにしても森高のパワフルさには舌を巻いた。
三曲続けて歌った後、全く息切れもせずにMCに入り、休む間もなくまた歌唱。
この繰り返し。
水分補給も一切なし。汗もかいてない?
なんというプロ根性。
なんせ、かなりステージに近いのでよく見えるのだけど、時々昔の振り付けをちょっと照れくさそうにやっているのもよかった。

アンコールでは往年のきんきら衣装を彷彿とさせるコスモルックで登場。
すごいよ。四十路後半なのに、ミニスカきんきらだよ。
しかもかっこいいんだからたいしたもんだ。

失礼な話だけど、当然のごとく口パクじゃ無いからリズム取ってて歌うの忘れて歌詞が飛ぶこともあったり。

しかしスゴイ。本当にスゴイ。
なんで息切れしないんだろう。本人は飛ばしすぎて酸欠になったなんて言ってたけど、そんな風には全く見えなかった。

落ち込んだときに大音量でかけて何ループも聴いていると元気が出てくる大好きなコンサートバージョンの「GET SMILE」では、こっそり斉藤英夫さんの英語コーラスを口ずさんでましたとも。

途中までは僕は二十余年前の森高、いや斉藤英夫さん作曲打ち込みの曲が好きだっただけで、たまたま歌を森高が歌っているにすぎないというのが冷静な自己判断だったので、今のリアレンジが面白くないという思いで今の森高自体を聴くのは失礼な話。
だからコンサートもこれっきりにして、昔のCDを供養のように聴くのがよいと思ってた。

でも気付いたら振りコピしてる。
うまくのせられた。

本当に楽しかった。
リアレンジされた「ストレス」とか原曲殺しで大嫌いだったのに、なんだか会場で大音量で聴いたら「これはこれでありだ」と思えるようになったし。

来年の一月にまたライブがあるという。
できれば大きなコンサートホールで聴きたいなあ。
中野サンプラザでもう一度やってほしい。
二階席からでもいいもの。

<追記>
コンサートの興奮冷めやらぬ中、youtubeの「GET SMILE」を聴いていて気付いた、男声コーラス部分がちゃんとメロディになってることを! 高橋諭一見直した。あえてコーラス入れなかったのか。でもメロディに残した。コンサートverだし、このリアレンジはかなり好きになってしもた。
【2014/11/18 23:37 】 | ライブ、音楽関係 | コメント(0) | トラックバック(0) |
デザフェス始末記
11/8(土曜) 曇り一時雨(外は寒かった)

体力が衰えたのか、それとも気疲れか。
もうデザフェスのような11時から19時という長時間開催ではキツイ。

今回から参加当初に立ち戻って一日のみ(土曜)の参加としたのは、ドールショウに比べて多様化しているため売り上げが伸びない、来場者のモラルの低下で気分が悪いという、経済的且つ気持ち的な問題。そこまで体力的な問題は考えてなかった。

前回ムービーシーフという禁じ手を使ったがために、他の自作ドールが全く注目されないという大失態があったので、今回は基本にこちらも立ち戻って自分のオリジナルで見せていくやり方にした。

今まではただ並べていただけだったが、それをちょっとしたストーリー仕立てにして、舞台から小道具から全部作ったので、自分でもけっこう満足なデキ。
ただ当初考えていたブース配置には両サイドがかなりキツキツなので出入りする隙間を作るため、バーベキュー用折りたたみ机の一つを出すことができず、そのディオラマ仕立ては箱に収めるほかなくなって、ぱっと見目立たなくなってしまったのが心残り。

久しぶりに作ったハシビロコウの特殊部隊も、実は今回そこまで目立ってなかった。
というのも、開始早々のスタートダッシュでいきなりハシビロコウ、オニオオハシの一体ずつがはけてしまったからだ。
そのお二人はどうやら大阪から来てくださっていて、アマガエルカエル新旧全種(旧verは各ひとつずつだけあって、それ以外は全部ver2)、他アマゾンもブラウンとグリーン一種ずつ、ガマ、さらにはマスコットバジェット(例のコップに引っかけるヤツ)をまるっと全部お買い上げ。
ようやく全部並び追えて、写真を撮って、一度トイレに行ってから戻ったら、そんな事態が待ち構えていたというわけ。
しかも他にもお待ちいただいた方もいたりと、かえる秋祭りのあの冒頭30分が再びという印象。

うちのようなマイナーな弱小ブースを狙ってきてくださるとは、本当にありがたいです。
にわかに信じがたいと、一日経った今でも思うのも無理からぬこと。

その後も、今まで全く動かなかったハシビロコウ(看板鳥としてずっといたのがついに無くなったので、今回新たに特殊部隊のボディ在庫分数個作った)がみるみる減っていき、結局ハシビロ、オオハシのワンペアだけが残った。

アマガエルは相変わらずだし、今回ガマがいくらか出たのもうれしいところ。
ただやはり小さめな方がよいという声を今回も聞いたので、それには対応していきたい。

では、猛烈に忙しかったかというとさにあらず。

今回、ブースにでかでかと「触るったらぶっ飛ばす(という意味でcoution.Don't touch!)」をはしだしたおかげでほぼ触られることもなく、極めて平穏に過ごすことができたし、さらには基本的に足を止めてくれる方は動物が好きか、ドールものの人たちなのでひとりひとりとゆっくりお話しすることができてとても満足した時間を過ごすことができた。

写真だけの人、たんに興味を持って立ち止まった人、そういった方々にも極力声はかけるようにした。
むしろ向こうから声をかけられることはほぼ無い。
しかしこっちから話しかければそれなりに反応があるから楽しい。

ちなみに体内時計的なもので、一定時間眺めていたら声をかけるようにしているのは、つまるところ興味を持って見てくれているのを測っているとも言える。
女性にしか声をかけないわけじゃ無いのだけど、連れ合いがいる男性はほとんどが滞空時間短いし(その点、女性は一人でも複数でもあまり変わらない)、カップルは双方が同時に興味を持ってくれれば話しやすいが、あきらかに片方が興味を示していないケースだとこちらも声をかけない。

今回、造形班が皆上の階だったため、トイレに立ったついでに近くのエリアを見て回るということもせず、結局は目的のブースに行って帰ってくるしかしなかった。
そういった意味でも、多くのブースの前を素通りしまくったのだけど、たいがい何か引っかかるものがあって立ち止まるのだけど、それが今回はなかったな。
たぶん、目的のブースで満足してしまって、それ以上の刺激が得られなかったからかもしれない。

生々しい売り上げの話は、最初のスタートダッシュとその後ドールに興味を持っている方々がぽつぽつと来てくださったおかげでデザフェス参加以来最高額となりました。
以前となにか劇的に変えたわけでもないのに、これはどういうことなのだろう?と思うものの、拙作をTwitterやキレイに着飾って写真をアップしてくださるブログのおかげ。

自分のホームページはあいかわらずガラケー仕様だし、Twitterの写真もしょうもないものばかりだから、そういった意味でもフォロワーの方々にはホント頭が上がりません。
いつもキレイな写真、ありがとうございます。

そして毎回デザフェスで思うのだけど、写真を撮ってくれた方を追跡しようにも全然見つからない…。見つけたときは一年後とかで、今更お礼もどうなのだろうと躊躇してしまう。
前回のムービーシーフなんてそうとう撮られたのに、見つけたのは二枚だけだったし。
できればディオラマ写真は拝見したいなあ。
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ブース全景。
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ブース内ブース。
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いつものバジェット軍団と、今はもう一つもいないコップのバジェット。
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販売物一覧。
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在りし日のハシビロコウ軍団とオニオオハシ。そして警告文を持つヒットガール風。
【2014/11/09 17:52 】 | デザフェス用 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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