マッドマックス 怒りのデス・ロード
6/30(火曜) 曇り(25.9度。湿度も高くなく涼しげ)

もともとマッドマックスは、最初にテレビでやった吹き替え版がもっとも好きで、しかも初放送時にビデオに録画しておいたら、ラスト前のくだりでテープがなくなって途中までという生殺し状態。

なぜそんなに鮮明に覚えているかと言えば、当時好きだった子と長電話していて、楽しみにしていたマッドマックスよりもそっちを重視したため。
いかにも若気の至りである。

その後、どれくらい経ってから再放送されたのかは覚えてないが無事に録画に成功し、ラベルもレタリングしてお宝ビデオの一本になった。
ただ当時ベータを使っていたため、今も見られるかどうかわからないのが厳しいところ。
調べたら吹き替え入りDVDにも、このフジテレビの吹き替えは未収録とのこと。
マックスが柴田恭兵、ジャイロキャプテンがジョニー大倉だった。
※wikiをみて思いだしたがパッパガーロに小林清志、ヒューマンガスは柴田秀勝、ウェズは渡部猛というそうそうたる布陣。
フジテレビ版 - 初放送1984年10月13日21:02-22:54 『ゴールデン洋画劇場』
再放送1987年11月3日(火)20:00-21:54 TBS『ザ・ロードショー』
…って三年待たされたのか!しかもTBSで再放送だった??

というわけで、かっこいいインターセプターは後半突入時に大破、ごっついトラックでのカーバトルにしびれたものだった。

ジョージ・ミラー監督はその後「ベイブ」や「ハッピーフィート」という動物ものに鞍替えしていたし、主役を張ったメル・ギブソンもすっかり年を取ってしまったから、もうマッドマックスの続きは見られないんだろうなと思っていたし、期待もしてなかった。
三作目の「サンダードーム」は2を期待して劇場に見に行って、ガッカリして帰ってきたし。

で、今回の映画である。

しかも見た人は口をそろえて「こんなにストーリーがなくて、九九も出来ないような偏差値の低い連中しか出てこない映画はない!」と絶賛。

見たい!
でもあまり期待を高めてしまうと「サンダードーム」の二の舞になりかねない。
映画秘宝の特集記事の読み飛ばし、なるべく事前情報はシャットアウトした。

のっけからカーバトルに、まず度肝を抜かれた。
完全に2のクライマックスのてい。

おまけにせっかくインターセプター出てきたと思ったら、あっという間に退場。
マックスも囚われ人だし。

タンクローリーの左右から、異様な改造車が襲いかかりという、実にわかりやすいビジュアル。
台詞がほとんどないので、字幕も必要ないくらい。
ようは画面に集中できるというわけ。

しかし、本当に偏差値が低い。
暗黒舞踏のように全身白塗りとか、なんでそうなってるのか?とか細けぇことはいいんだよ状態。

本当に車をクラッシュさせているのか、はたまたCGなのか。
むやみやたらに車はひっくり返り、爆発炎上する。
そして運転手、無茶な箱乗りしている同乗者が、あほみたいに吹っ飛ぶ。

マッドマックス一作目で伝説となっているスタント、ライダーがすっころんでスローモーションで後ろからバイクが後頭部直撃を彷彿とさせる。
アレは絶対死んでる!と言われていたが、そんなことはなかったらしい。
ホントか?
首、がくんってなってたよ!

まぁ、全編そんな感じで、話らしい話なんてないから、もうずっとカーバトル。

しかもタンクローリーを挟撃するというシークエンスを、手を変え品を変え飽きずに見せてくれるその映像構成にとにかく驚く。
狙うのはタイヤか運転手だし、代わり映えしない。
でもそれがまたいろんなことしてくれるからたいしたもんだわ。

興奮しっぱなしの二時間ですっかりくたびれてしまった。
機会を作ってIMAX版も見に行きたい。

ただ話的なことを言えば、やはり2が一番いいな。
あと上映前に吹き替え版予告編流すのってどうなのよ。当然目を閉じてみなかったけどね。
【2015/06/30 20:44 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
井村淳さん「ありがとう」の会に行ってきた
6/29(月曜) 晴れ(27.0度。湿度低くさわやか)

本日午後、できるかなのゴン太くんを演じた井村淳さんを偲ぶ会に、発掘された同人誌のおかげで声をかけてくださっているので、まったくの門外漢、人形劇作家とは無縁のファン代表みたいな形で出掛けることになった。

高円寺のジュンホンマに寄って手土産の焼き菓子を買って、川崎から引っ越して以来全く利用しなくなった小田急線で一路と梅ヶ丘駅へと。

迷いようのないほど駅前にあった「パークポール」という施設の二階、同夜か今日は朝から貸し切りだった模様。
ちょうど初老のご夫婦が一緒に階段を上がることになった。
012505703d3c2473ea0fc195c2e210816670bc296b.jpg

呼んでくださった石井さんとお目にかかるのは「できるかな」の最終回後にご自宅にお邪魔して、当時の資料写真をたくさん見せていただいた時と、その後人形劇を見に行った以来なので、年賀状のラリ取りこそしているものの20年以上となる。

まだ僕は髪型をオールバックにするどころかまだ七三わけだった頃で、この頭を剃った状態では会っていないし、向こうが認識してくれるかどうかも不安要素の一つだった。
電話では声だけなのでわかっても、いざ会ってみて「この人だっけ?」みたいな。

でもそれは全くの杞憂だった。

展示されている資料はもう貴重なものばかり。
そこに僕の25年前の同人誌が一緒に並んでいる気恥ずかしさ。
01f7d70569062699b5227a2b84853ba961cd467410.jpg

来賓があるたび、その同人誌を片手に石井さんが「この方たちが当時作ってくれたんですよ」と紹介してくれて、もう恐縮しきり。

正直若気の至りだった。
たかだか学生がいくら昔から見ていたテレビ番組だったからと言って、インタビューを取ったり、はては原稿を書いていただいたり。
当時は「断られる」という意識が欠如していたんだ。

でも、それが25年経って、当時の空気感を封入している貴重な資料となって、ありがたがられる。
こんな光栄なことはない。

大学四年の僕に言いたい。
「おまえさんのその猪突猛進は必ず喜ばれる」と。
評価されるよりも、「昔を懐かしんで喜んでもらえる」というのが何よりうれしい。

恐縮しきりではあったけど、貴重な話をたくさん聞けて本当によかった。
そして50年経っているのにまったく劣化していない人形たちとか、もはや驚異。

ゴムで出来ている怪獣では絶対に無理なこと。
もし円谷プロに石井さんのような人形をケアして長いこと大切に出来る人がいれば(ただの展示品としてではなく、ちゃんと人形劇に使えるのだからまたスゴイ)ブースカも初代のかわいい子が残っていたんだろうな。
平成版は全然かわいくなかったもの…。

以下、貴重な展示物を写メさせていただいたもの。
0173368180cabad9348395c71d2ec5dce97d716067.jpg 。012805915c7951b74ceedbeaf937c861674d6143ad.jpg
チビゴン太くん。子供向け人形劇の堂々たる主役!あちこち公演に出ているハズなのに、この状態のよさ。
足が常に見えてるのが大きいゴン太くんとの違い。周りにいるのがその人形劇の共演者たち。できるかな的なアプローチ。

0165a08f5c355a24bcd249165d5b78583b52dea1be.jpg 017543516cf49cd965e5bfc724e45c7a345411f55f.jpg
残念ながら僕はこのムウくんを知らないのだけど、50年前に作られた人形が完璧ミント状態であることに驚きを禁じ得ない!
製作者の石井マリ子さんの人形愛がなせる技。表情ごとに人形が異なり、さらに仕掛けも違うという。素晴らしい。

018040a5c070fda62061f1eb67235328001cb0980b.jpg 018648ab315b01f4377b35a2c57bd488250810c5b5.jpg

今もまったく色あせない、できるかなのノッポさんとゴン太くんの勇姿。
実はこの隣に門外不出のゴン太くんの着方マニュアルや野外でのオフショットもあるけど、それは見せられませんっ!
【2015/06/29 21:40 】 | たわいもない日記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ホーム |