チョコレート・ファイター
5/25(月) 晴れ(さわやかな気候)

本日は東京医大にて定期検診。
採血ありなため、朝食抜きがキツイ。
ただ前回の栄養相談以降、多少ヘルシー路線にシフトした成果が現れてくれた。
血糖値が10くらい下がる。やはりブドウパンが血糖値上昇を担っていたようだ。
主食分がまだまだ多いのと魚関係が少ないので、まだまだ改善していかないとならない。
夕食の時間はどうしても早くはできないため、夜に摂る分を朝と昼にまわすように言われているのだけど、これが難しい。朝からサラダは食べる習性はないし…。
しかたないので魚を昼に摂ることにする。ツナ缶でもいいそうなのでワカメうどんのかわりにツナサンドにすればよろしい。
ともあれ、効果が出てきているのは事実。
誕生日がらみで夜にケーキを食べたので、せっかく減った分がリカバーもといリバウンドしてしまったので、今回うけたアドバイスをもとにもう少し頑張っていきたい。

時間的にもちょうどいいタイミングだったので、せっかく新宿に来ているので先週末より公開の「チョコレート・ファイター」を見ることに。ダメ元で金券ショップをのぞいてみると前売りが売っていた。1.8kはさすがにキツイ(パンフも買おうと思っていたので)と感じていたので、この1.3Kは助かる。

月曜の昼時というのに、ずいぶんと客足はいい。
エスカレーターで9階まであがる途中にあったT4のフルスケールT-800付きプラチナシート100万円の貼り紙に我が目を疑う。なんともバブリーな値段だ。ただ100万あればモノホンのプロップくらい買えそうなんだけど、どうなんだろう。

冒頭のシーン、いきなり日本語ナレーション(阿部寛)で驚く。
タイ映画だよな、これ?
それにしてもアップの切り返しがかっこいい。つかみとしてはすばらしい演出。

肝心の主役ジージャーことヤーニン・ウィサミタナンが出てくるまでしばらく時間がかかるものの、子役のつなぎがうまく飽きない。お母さん役はパンフによると歌手だそうだが、なんとなく小雪に似て、貫禄充分。いや、お美しいです。
しかしまあ、アクションシーンは第一ラウンドからとばしまくり。
なんだ、このかっこよさ。
愛くるしい顔なのに、その蹴り技のすばらしいことすばらしいこと。
女性でしかも小柄ということもあって一撃必殺じゃなく(これは演出らしい)、まずローキック(これがまたチョコンと蹴る感じで、ほとんどノーモーション)で姿勢を崩してから返す刀で蹴りを放つ。その連携が流れるように美しい。
しびれました。
ブルース・リーリスペクト、というよりオマージュシーンにも大満足。
あの怪鳥音は外すと痛々しいのだけど、ジージャーはかわいいし強いんで、まったく気にならない。むしろかっこいい。鼻をこするところまでやってくれるし。

阿部寛の殺陣もヤクザっぽい荒々しい立ち回りでかっこよく、監督や演出によって役者はこうも変わるものなのかとあらためて思う。

ラストバトルは、いったいどんな頭で考えたんだ?と唖然とするほどの空間演出が炸裂。
そしてそれをこなすジージャーやスタントチーム。
アニメやゲームでもあんなのは考えつかない。
おかしい。ピンゲーオ監督とアクション監督のパンナー・リットグライは常軌を逸しているわ。

なにより邦画ではまず扱うことのできない障害者、それも自閉症児が主人公である点。
サヴァン症候群という驚異的な能力を発揮する設定はあっても、基本ゼンは台詞回しや行動も幼児のそれ。
それがスイッチが入ると戦闘マシーンのように豹変。
よりによって敵役の組織にも、明らかに障害を持った少年がいる。
これが眼鏡に丸坊主ジャージ姿で時折身体をケイレンさせるので、パーキンソン病なのか?と思ったけどどうやら知的障害らしい。
パンフによるとゼンと相対するキャラとして登用したそうだ。
なんとも思い切ったことをする。
しかし、その対決シーンがほれぼれするほどかっこいい。
トーマス少年(敵組織側)の猫背でファイティングポーズを取らず棒立ち姿勢に、底知れぬ強さがにじみ出ていてインパクト絶大。「トムヤムクン」でカポエイラが登場したときにもゾクゾクしたけど、今回はそれ以上。
しかもブレイクダンスと格闘技のミックスした技は変幻自在でしびれる。

穿った見方を知ればタブーのつるべ落としかもしれないが、設定を生かした話作り絵作りの前にその常識のしばりは意味をなさない。
それにしてもピンゲーオ監督は突き放した話が好きなようで、ハリウッド映画や邦画ならそこまでは描かないだろう部分までドライに描いてしまう。韓国映画の乾き方に近いが、残念ながら脚本の詰めが甘いため、どうしてもほころびが目立ってしまうのが難点。パンフにも「タイには優秀な脚本家が少ない」と書いてあったが、まさにその通り。画面まわりがすさまじい気迫なので、もう少しだけきっちり描いてくれればいいのにと思ってしまう。マイペンライ精神なのかな。
もっともジージャーことヤーニン・ウィサミタナン(このさいだから覚えよう!)のキュートでかっこいいアクションで、まぁ細かいことはいっか…とそれこそ見ている方もマイペンライな気分。

ちなみに元教え子さんのタイ出身の方に言わせると「トムヤムクン」が一番好きだそうだ。
ゾウはタイの方にとって特別な存在でもはや位置づけ的に家族なのだけど、外国人にはわからないでしょうと言っていた。
一方の「チョコレート(原題)」はあまり好きじゃないとのこと。
アクションはすごいけど、話がイマイチらしい。
昨年あったときにそれを聞いていたので、正直話は全然期待していなかったけど、個人的には今までのピンゲーオ監督の中では外国人、特に日本人にもわかりやすくよかったと思う。
なによりジージャーがかわいすぎる。

なにげに邦画の「ハイキックガール」もちょい期待していたり。

<今日の判定> ▲
映画は大満足。
でもその後がいけない。とにかく頭が痛くてイヤになる。
気圧の関係か? 鎮痛剤を三度飲んだけど、それでも微妙に痛いし…。
映画見ているときは興奮していたので痛くなかったんだけどね。
ならば、気持ち的神経的なもの??

テーマ:この映画がすごい!! - ジャンル:映画

【2009/05/26 00:58 】 | 映画鑑賞記 | コメント(2) | トラックバック(0) |
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コメント

初めまして、
チョコレート・ファイター最高でしたね!あの顔でノアクションを予告で見た時は驚きました。
ラストのNGシーンも凄かったですね。
【2009/05/26 09:08】| URL | 丸場盆山 #-[ 編集] |
レス遅くなり、申し訳ありませんでした
タイ映画独特のじっとりと汗ばむような、そこまでするか?の画面の応酬に、度肝を抜かれっぱなしでした。それに引き替え「ハイキック・ガール」のデキたるや…。ぜひ、ご覧ください。もう一度「チョコレート」で口直ししたくなりますから。
【2009/06/15 00:01】| URL | 103 #-[ 編集] |
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