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【ネタバレ】20世紀少年 最終章 ぼくらの旗
8/29(土) 晴れ(暑い)

普段は空席の目立つ、場末のシネコン感漂うユナイテッドシネマとしまえん。
昼間の上映時点ですでに席が埋まるほどの盛況。
初日のレイトショーはなんと満席。
二日前に普段通りの席をネット予約しておいて正解だった。
少々気分が乗らなくても、予約してあれば否応なしに出かけるし。
現に今日はすこぶる気分が悪い。
高円寺は阿波踊りで踊る阿呆に見阿呆の阿呆だらけ。
祭りが苦手な自分には、ただただ迷惑な行事。
祭りは夜だというのに、昼間からちびっこ御輿が車道に出て車の往来を邪魔し、渋滞を引き起こすし。
商店街は軒先に出店を出すもんだから、ただでさえ狭いのにいちいち足止め食らって不愉快だし。
家で暑い暑いとうだっていた方がマシだった。
そもそも今日は営業もなく、業務も消えて、事務所に行く意味はなし。
ようがあるのは魚たちの世話だけ。
ドット作業も当然のことながらはかどらず、駅に向かう人波をかき分けかき分け夕刻に帰る。
ひとさまの楽しみごとに文句をつける気はないので、祭りにのれない自身に腹が立つ。

で、映画館は大盛況。
確実にネット上ではネタバレするから、この手の「結末知ったらおもしろさ半減」は先手を打たねばならない。そう思った人、多数だろう。
一番デカいハコが見事にぎっしり。
そして人が多いと、長い上映時間をガマンしきれない客が必ずいる。
そういうヤツは人のこと気にしないから、二つある出口のスクリーンを横切らない方を使わない。
それも一度や二度じゃない。ガマンはしなくていいから、気を遣え。

三部作中二本見てるし、原作とは違うラストということで、正直期待をしすぎた。
そして期待値が高いと、そこに届かない場合、満足度は低くなる。
一作目が原作の復習でしかなくとてもつもなく退屈でわざとらしい映画だったため、二作目が木南晴夏(小泉響子役)のまるでマンガから抜け出てきたかのごとき印象と好演に底上げされた。
だいたい原作でも三章ではバーチャル世界を入れ込むことで破綻しかけていて、おもしろさという点では初代ともだちが倒れてからムリがありすぎた。
それはわかっていたはずなのだけど…。

カンナ役のあまりに感情のこもらない台詞回しに(特に教会のシーン)、相方の常盤貴子が不憫に思えた。
もうね、ローアングルの常盤貴子の胸ばかり見てましたよ。
そうしないとやってられない。

木南晴夏はせっかくの表情芝居のうまさなのに、ほとんど出番なし。
しかも映るたびにおにぎり食べてる。
これだけで和む。
なんだろう、もの食べてセリフ無いのに、この存在感。
ひいきの役者ということをさっ引いても絵になる女優さんだ。
もっとも原作でもボーリングくらいしかなかったので、そのシーンがないからしかたないけど。
※スピリッツ今週号は木南晴夏が表紙で、そのグラビアないにて「ボーリングのシーンはカットされているかもしれない」と書いてあったので、収録はしたようだ。これはテレビ版に期待しよう。
そもそもカミサマが、ボーリングを根こそぎカットしたから全然映画版ではいらないキャラだったし…。

役回りで映画版で不要になってしまったのは、他にもいる。
伝説の刑事の孫もその一人。
あと、昨日のテレビ版でいなかったことになったあの人も。
これは驚きだった。

唐沢寿明は、一作目よりもひょうひょうとした風貌がケンヂっぽくて、これはよくなった部分。
歌で世界を救うってのはマクロスですか?とか思いつつ、本人にはわりとその気がなくて、まわりから御輿に担ぎ上げられた感じがするから、この点もよかったかも。
個人の遺恨のために動いているのは、ある意味リアリティがあってよかった。

今回の一番の見所は、佐々木蔵之介の芝居。
見た目は完全に中年なのに、子供の邪気が感じられる狂気さがあった。
うまいわ、ほんと、この人。

連載していて収拾がつかなくなった部分を、とりあえず落としどころを決めて作りました。
物語ってやはりラストシーンから考えて話を組み立てて、キャラが暴走したらある程度は泳がせて、でもしめるところはしめないと。
もちろん原作には原作の良さはある。
なにしろともだちの正体は完全にわからないし驚きの連続で、荒唐無稽な場面設定も絵ゆえに受け入れられる。
しかしそれが実写として映像化されるとどうだ。
銀ピカのUFO。
高性能ロケットランチャー。
いきなり反省して宗旨替えする奴ら。
思わせぶりに登場して、出番が終わったらそのままフェードアウトするキャラ。
なにこのご都合主義?と首をかしげたくなる。

そのくせ、入念な「言葉による」伏線。
読み返しが聞かない映像では、そんな固有名詞覚えてません!

整合性はとれたかもしれない。
ラストもうまくまとまったかもしれない。

しかしだ。
バーチャル世界に贖罪のため訪れるケンヂも噴飯ものだが、ラストの台詞をカレにしゃべらせることで主人公がケンヂじゃなくなってしまったのは、どうなのよ?
平行世界とか、あり得ない技術でもいいからタイムスリップじゃないと、アレはダメでしょ。
あの台詞を持ってきたのはなんとなくわかる。
別の世界ではカレは救われたという暗喩。
でもさ、バーチャルですよ。
機械信号ですよ。

謝って溜飲下げたケンヂの一人勝ちじゃないですかい…。

<今日の判定> ▼
エンドテロップのあとに10分あるのだけど、そのテロップで壮大なネタバレしているのは仕様ですか?
神木隆之介の名前は出しちゃダメでしょ。

テーマ:20世紀少年 - ジャンル:映画

【2009/08/30 01:32 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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