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映画の日でもないのに
10/20(火) 晴れ(最高気温25度越える)

朝起きてから表面処理作業。
その甲斐あって、午前中で下地処理が終わる。
さて、そろそろ昼飯を食べて事務所へと思ったところ、電話が鳴る。
本日、お休み。

せっかくあいた時間なので、タイミングが合わず見ていなかった映画に行くことにした。

ギリギリハシゴが可能なのが「カムイ外伝」と「空気人形」の二本。
「カイジ」は長いため、どちらともうまくあわないため却下。
約一月遅れで「カムイ外伝」をセレクト。

評判はいまひとつなのも、頷ける
わざとらしいCGがとにかく鼻をつく。
ハリウッドなみとはいかなくとも、せめて「少林サッカー」くらいの思い切りはほしかったところ。
しかしカットによって著しくデキが左右されているので、CGスタジオで足を引っ張っているのがいると。
デキのいい組に全部任せたら、かなり印象は変わったに違いない。

だからといってつまらかなったか?と聞かれれば、「殺陣がとにかくかっこよかった」と答える。
映画秘宝に連載している高瀬道場という「アクション映画のなんたるかがわかっている人たち」による殺陣は、本当にすばらしい。
ワイヤーを使っても香港映画のように空中戦をするわけでなく、超人的な身体能力のしのび衆ならこれくらいはやるだろうと理屈と娯楽性が同居して気持ちがいい。
そこにイマイチなCGが合成されるからもったいない。
忍者刀の構えや対峙もとにかく絵になり、走りまくる。
クドカンと崔洋一の相性も思ったほど悪くなく、総じて退屈はしなかった。

ただまぁ、いかんせん溜飲の下がる終わり方ではないので、そのあたりもわかりやすい邦画大好きな人たちには評判が悪いようで。
チャンバラ活劇としては忍者のかっこよさが際だっていて、大画面で見る価値アリだった。
ちなみに佐藤浩市はまたしても出てました…。

ちょうどつなぎ的にも内容的にもまったく別物の「空気人形」を勢い、見ることに。
ちなみに「カムイ外伝」はポイントを使ってタダ見。その分「空気人形」は正規の値段(とはいえ、会員割引で1.5Kで見られる)を支払う。

今年度最高の映画だった。
不安な旋律の音楽にのって、板尾創路が電車に揺られているファーストショットからグイグイと引き込まれる。いい映画は冒頭からやはりなにか空気感が違うような気がする。ただくたびれたおっさんが座っているだけなのに、なんでだろう。
ラブドール役のペ・ドゥナは、とにかくキレイ。
細くしなやかな手足が人形然として美しく、フルヌードも惜しみなく披露。
たしかにラブドール役なら裸は基本だが、国内の女優であそこまで役に徹して裸も辞さない若手はいないだろう。
なによりすばらしい芝居。
好きな映画「僕の彼女はサイボーグ」の綾瀬はるかのサイボーグ芝居とはまた違う、まさしく人形。
それもある日突然心を持ってしまった人形。
序盤のモノトーンのメイド服姿が、その立ち振る舞いと相まって、本当にお人形さんみたい。
キュートすぎる。

そして人形に対して、どこか欠如した人間たちが画面を彩る。
これがみんな気味が悪いほど。
よけいな説明は一切無く、でも画面から「彼らは一様になにかが欠如して、そして寂しさを抱えている」のが伝わってくる。
この監督さん、スゴイわ。

フェティシズムと悲哀に満たされながらも、どこかあたたかいぬくもりを感じる不思議な映画だった。
おそらくこうなるであろう予想通りの結末。しかし嫌じゃない。
なんだろう、悲しく切ないのに。
でも、あれは考えようによってはハッピーエンドなのかもしれない。
それにしても星野真里がぜんぜんいつもの顔じゃなく、エンドロールで「え、どこに出てたっけ?」と思うほどだった。

<今日の判定> △+
さすがにハシゴはくたびれる。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2009/10/20 23:02 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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