アウトレイジ
6/18(金) 曇りのち雨(天気予報当たる)

所用がことのほか早めに片付いたのでレイトショーで「アウトレイジ」を観る。
予告編のひきが実にうまい。
みんな怒って、怒鳴り散らしている。
どんな状況なのかストーリーなのかは一切不明なのに、なんだか気になる観たくなる。
ホントにうまい作りだと思う。

聞きかじった情報ではヤクザ映画らしい。
そして視覚的に「痛さ」に重点を置いているとのこと。

結果として、上映開始一時間で体感時間は二時間くらい。
物語ももう終盤かと思いきや、まだ途中も途中。
因果応報の一言で片付けるにはいささか乱暴すぎる嫌いがあるけど、だいたいがそんな展開。
予想できるし、それが気持ちいい部分とも言える。

ただ…。エンターテイメント性を追求というわりには、座頭市のようにスッキリするものではないし、笑えるギャグシーンもない。
死体役が息をしているのはリアリティなのか、役者が息を止められないのか、それとも特殊効果で止まっているように見せられないのか。そんな作劇には一切関係ないディテールが気になってしまうのは、やはり物語に引き込まれていない証拠なのだろう。
あの有無をいわせぬ予告編の存在感はどこへやら。
音響効果は邦画としては珍しくかなりこだわっており、拳銃の発砲音は種類によって変えているそうだ。
実際はそれよりもたばこを吸ったときに聞こえる「じじじ」と焦げる音、薬莢が落ちたときの反響音、なにげない衣擦れなど、普段は劇的にかかるBGMでお茶を濁している部分にも、ハリウッド映画のようにキチンと音をつけているのはさすが。
正直、スクリーンで観る価値は、この音響効果によるところが大きかった。

<今日の判定> ▲
梅雨の時期だからしかたないのだけど、この高音で湿気のコンボは、すぐに頭痛を呼び起こすのでカンベンだ。

テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

【2010/06/18 23:37 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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