ウォーキング・ウィズ・ダイナソーinJAPANツアー
7/11(日) 曇りのち雨(湿度高く不快)

横浜アリーナはやはり遠い。
前回、perfumeのライブではじめて行って駅からの道中は、ほぼ完璧。
ただなんでか知らないが、道行く若造の車中の座り方(何で腰で座るか。アメンボみたいに細っこい足しやがって)とか、思いやりのかけらもない歩き方とかがいちいち癇に障り、道すがら何度も肩がぶつかる。
キャリーバッグを小指にぶつけられたときには、さすがに声を荒げた。
そんな気分ながら、アリーナに到着してしまえば、とりあえずクールダウン。
それにしても子供が多い。
僕の生怪獣体験は、八王子に住んでいた頃の屋上のショー。
それでもスゴく興奮した覚えがあるし、悪の組織が「この会場は占拠した!」のセリフにマジビビリで「もう帰れないかもしれない…」と本気で怖かった。

今の子供がそこまで純真かどうかはわからない。
しかし目の前に見上げるほどの恐竜が出てくるショーである。
大人も興奮するのに、子供たちにはある意味トラウマにでもなるんじゃないか?と思ったり。
20100711105845.jpg

それは程なくして、会場内のあちこちで上がる泣き声で実感できた。
別に静かに見るショーでもないので、まったく気にならないし、むしろ臨場感がさらに上がる。
そりゃあそうだよな。いくら三畳紀の恐竜とはいえ、ラプトルのような二足歩行の肉食恐竜が「チャッチャッチャ」と出てきたらビビる。
ライブで見てはじめて気付いたのだけど、鳥足の部分に隠しもせずに中の人間の足が見えている。
しかし「なんだよ…」とガッカリすることは、まったくない。
移動は人間によるものでも、頭やしっぽはアニマトロニクスで制御されていて、これがまるで生き物にしか見えない動きをする。スーツアクターの動きが完璧だと、中に人がいることなんてどうでもよくなる。むしろそれすら感じさせないのは、見事としか言いようがない。
そして草食恐竜の登場。三畳紀なので名前がわからないが、すでにワンボックスカーほどの大きさ。
子供たちの泣き声がひときわ大きくなる。コワイだろうよ、そうだろうよ。
でもね、そこのお父さん。あれは人間は襲わない優しい恐竜なんだよと教えてあげなさいッ!

時代が一気に進み、ジュラ紀に。
解説件案内の考古学者がステージ上にいるのだけど、彼との対比でいかに恐竜が巨大なのかがわかる。
ステゴサウルス、アロサウルス、ブラキオサウルスの親子。
もっともメジャーな恐竜たちのオンステージ。
20100711114139.jpg 20100711114235.jpg
もうスケール感がまったくわからない。時折、彼らの足下にガイドがよぎるので「こいつらバスよりもデカい」と実感できるほど。
これはもう少しムリしてでもVIP席10k超えを奮発した方がよかったかもしれない(S席でも8k)。
それにしても自然に動く。
今まで気がつかなかったけど、四足歩行の恐竜(主に草食)の足の付き方が、現在の四足歩行のほ乳類と逆になっている。
前足が人間の腕と同じく、ヒジが身体の後ろに曲がっていて、後ろ足は人間の足と同じ。
牛や馬とは真逆。
一方の二足歩行の恐竜は、いわゆる鳥足。なぜ人間と同じ二足歩行なのに、関節の位置関係が違うのかは、きっと身体の姿勢の関係かと思う。背骨がしっぽの先までほぼ地面に対して水平なので、人間のような足の構造だと膝に負担がかかりすぎるのかもしれない。
恐竜はメジャーどころくらいしか知らなかったが、それなりにはわかっているつもりで、肝心要の部分でわかっていなかった…。いやあ、勉強になる!

20分の休憩をはさんで、後編はまず翼竜から。
時代は白亜紀前期。
有名どこのプテラノドンやラムフォリンクスではなく、羽毛の生えたタイプだった。名前は覚えられず。
続いてジュラシック・パークで一躍有名になったラプトル。ただしヴェロキラプトルでは小さすぎたのか、一回り以上大きなユタラプトル。ユタ州で発見された新種なのは、名前で速攻わかる。
これが何と三頭。
あの独特の「チャッチャッチャ」という動きで現れて、ステージ中央で倒れている恐竜の肉をあさっている。
時折、姿の見えない巨大な恐竜の咆吼が聞こえてくる。
なんという臨場感でしょう。
ステージ上を走り回るラプトル。すごい、本物にしか見えない。

時間が少し進んで白亜紀後期。トリケラトプスタイプの恐竜が二頭登場。ステージ中央で戦いを繰り広げる。
これがメインでもいいんじゃない?と思っていたら、アンキロサウルスもそこに加わってくる。
二種の巨大な草食恐竜がステージ上を闊歩する。
そばで見たら足がすくむほどの壁が動いているのと同じではなかろうか。
そこについに恐竜界の最メジャー、ついに本命のティラノサウルス登場!
…と思ったら、赤ちゃん。
それでも人間より大きいし、先刻のラプトルより少し大きい感じ。
アンキロサウルスのしっぽ攻撃に苦戦し、赤ちゃん危うしのところで、地鳴りのような咆吼とともにお母さん登場。
なんですか、この存在感…。まさに圧倒的。
人間ごときが対峙したら腰が抜けるどころの騒ぎじゃない。
当然、場内でも歓声が上がる。
「まってました、大統領!」ってな感じ。
20100711123859.jpg 20100711123929.jpg
さすがに血で血を洗う戦いは描かれないものの、そんなゴア要素なんて不要。
あの威圧感。まさに最強の恐竜。
デカい、強い、コワイ。
しかし最後に見せる親子のふれあいが、ただの凶暴な生き物だけではなく、あんなにいかつくても親子のキズナはしっかりとあるんだよと見せてくれるのはさすが。
ただの怪獣ショーとは違うし、押しつけがましい家族愛でもない。
ただ当たり前の姿を最後に見せてくれるだけなのだけど、それが実に小憎い演出。

少しでも恐竜に興味があるなら、そして子供がいるなら、ちょっとムリしてでもこれは行くべきであるッ!
横浜アリーナを皮切りに、全国ツアーがあるそうなので是非に!

機械仕掛けの恐竜なんて…とはみじんも感じさせないすばらしいリアルを体験できるので。

ストロボを炊かなければ写真撮影もOkayんあおが、実にうれしいところ。
でもカメラで見るより肉眼に焼き付けたかったので、巨大すぎるブラキオサウルスの親子とティラノサウルス登場しか撮りませんでしたけどね。

<今日の判定> ○
ライブは最高。
行き帰りの道中はイライラの連続で最低。
もちろん帰ってきてから選挙には行きましたさ。
【2010/07/11 23:38 】 | ライブ、音楽関係 | コメント(0) | トラックバック(0) |
<<駄作が生まれるは必然 | ホーム | アツイ夜に>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://maruzoo.blog19.fc2.com/tb.php/1638-cd608f3c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |