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河鍋暁斎記念美術館にまた行ってきた
9/5(日) 晴れ(28度から36度)

九月から始まった「暁斎一門の描く妖しき世界―幽霊図・妖怪画―」展、かえる友の会のかえる展に出品していた作品の返却がてら見に行く。実は二週間前にも行ったのだけど…。
今回は妖怪。
現物は今まで見たことがなかったものの、文庫本サイズの画集は買ってある。
本当は大きな図版でみたいのだけど、学術書的なものはすでに売り切れだからしかたなし。

それにしても暁齋の画は見ていて飽きない。
どことなくウィットにとんだ作風に、ダイナミックなポージング。
現在の漫画的なアプローチにかなり近く、ゆえに低俗で画家としての価値が見いだされていなかったらしい。
今回の展示物で実に興味深かったのが、下絵状態の幽霊画。
鉛筆と消しゴムがなかった時代だからなのか、和紙を上に重ね張りして画を修正している。
そして下に描かれているボツ画稿が透けて見えるので、画の遍歴が一目瞭然。
妖怪画の方にはそれがなく、掛け軸用の錦絵だからよけいに気合いが入っていたのかもしれない。
すごい迫力だ。

一方では暁齋の得意なモチーフのされこうべが数点あり、どれも表情は骸骨でまったくないのにすばらしい生命感。特に生け花をいけるされこうべの図は、見ていて想像力が刺激されてとても気持ちいい。
「ものすごく真剣だなあ」「ひょっとしてけっこう年の行っている女性かな」とか。
第一展示室奥に飾られていて、一巡してから再度見るくらい気に入りました。
そしてその図版を使ったトートバッグも買ったり。
ほかにも笑う骸骨など、全身で楽しさを醸し出しているため、とにかく楽しそう。

暁齋の画、全般の印象に「楽しませたい」「楽しそう」がある。
モブシーンのひとりひとりが実に生き生きしていて、しかも指先まで表情豊か。
動物の擬人化は素人目にも顔の表情だけでは喜怒哀楽は難しいが、暁齋の場合全身で感情を表しているので「このかえるは楽しそう」とか「困ったヘビ」等、見ればすぐにわかる。
だから全く表情のない骸骨でも笑っているように見えたりすると。

ちなみにすっかり魅了されてしまった僕は、ついに河鍋暁斎記念美術館友の会に入りました。
しかもこれでいつでも無料で見られるという、とてもありがたい特典付き!

静岡は三島で大きな展示会が開催されているのだけど、行こうかかなり迷っていたり。
【2010/09/06 23:53 】 | たわいもない日記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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