11/7(日) 晴れ(会場内は半袖でもいいくらい)
終わってみれば、実に得るものの多い今回のデザフェス。
じっくりと見て回る余裕はやはりなかったけど、さまざまなキャラクターの創造性が流し見でも目に飛び込んできて充分刺激的。結局のところ、動物とくにカエル系で足を止めてしまうのはもはや仕様か。
開場前に近場で見つけたのが、細い角材(割り箸みたいと言えばわかりやすい)と和紙を使ったエビモチーフの戦国仮装メカ群。木材の温かみと独特の機械の形状にしびれた。 やっぱり日本人たるもの「和」ですよ!
もうひとつ。終了間近で散策していて見つけた、同じく和のテイストのイラスト。 カエルの侍が偶然目に止まり、ポストカード二枚にステッカーを購入。 アメリカングラフィティとの融合が実にクール。
すごく気に入ったものの、ブース名とかぜんぜん覚えて無くて、いただいた名刺のURLでようやくすべて確認。 次回以降、そのあたりをうまくチェックしてまわらないといけませんわ。 なにげに毎回お会いしてお話までさせていただいているのに実は名前を覚えていないとか、失礼にもほどがあるなあ、自分…。顔と出展物はしっかりと覚えているんだけど。
造形ものでは、以前もお持ち帰りした魚系のデフォルメ人形を作っている方の新作「ガーパイク」を速攻GET。この方の塗装、めっちゃキレイで選ぶのにちょっと困ってしまう。僕が選んだのはアルピノヘビのようなクリーム色ベースのタイプ。ガーの目つきの悪さがお気に入り。 もう一点はといめんの方。クリアレジンのカエルっぽいキャラを悩んだ末にチョイス。 笑ったライオンのようなキャラは一目惚れしたもののこっちは塗装されていたので、今回はカラーレジン版の方にした。キャンディみたいなミントグリーンがキャラクター性と相まって、実にキュート。 ついでに(というかこっちも実はすごく聞きたかった部分)カラーレジンのキレイな染め方とか、クリアレジンの注型の仕方とかを教えていただく。 他のキャラも魅力的だったので、地道に集めていきたいと思う。 ツノの造形が美しすぎる!
お隣の網かけのイラストポストカードも、もちろん複数買い。 サイトも拝見したけど、やはりデジタルな画面で見るより、手にとって見る方がインパクトが違いすぎる! デジタル的なものが席巻しているなか、まだまだ造形やアナログ手法のものの迫力にはかなわないと実感。 たしかにデジタルも所詮ツールの一つでしかないので、やり直しがきく(undoの存在)部分のみピックアップして揶揄するつもりもないけど、それでも肉筆の勢いや迫力がやはり僕は好きみたい。
造形物をポストカードにしたものを、珍しく上の階に行った際に見つけ、これも購入。 樹脂粘土で一見、ランダムな石ころのような形にカエルが描かれているのだけど、これがまぁかわいらしい。 目はぬいぐるみの目(黒目のみのタイプ)を使っているそうで。BB弾を普段使っているので、これはありがたい情報。
そのほか、はじめて見かけた作家さんと造形や色塗りについておしゃべりをしたり、いつもお会いしている方からは缶バッジを買って、さっそく鞄につけたり。カエルの模様にハートを入れ込んでいたりと、なかなかにおしゃれ。
自分のブースでは、今日は努めて明るく接客応対。 じっくり眺めてくださる方には、とにかくこちらから声をかけるように。 険しい表情で見ていても「カエル、お好きなんですか?」と一声かけると、パッと顔がほころぶ。 その瞬間がすごくうれしい。 もちろんお持ち帰りいただければうれしいけど、眺めてちょっとした会話ができるだけでも充分ありがたい。
一回りして戻ってきて「やっぱり、ここのカエルが一番かわいいので」とベルツノくんを連れて行ってくれた方、あなたの一言は作り手にとって最高のプレゼントです! またアマガエル番頭を買った後、再び戻ってきてベルツノも買ってくれるとか、制作者冥利に尽きます。 うちに帰ったら玄関に並べますとか、いつも連れて行っていただけて、本当にうれしい。 会場内が少々暑かったことと、寝不足がたたって鎮痛剤を飲んでも頭が重かったので、二日目はジャバ無し。 でも、それが結果的に見てくださる方々とお話しできたわけで。 仮装が目的じゃないし。
お隣やといめんの方々もとても気さくで、挨拶に始まり挨拶で終えることのできたのは、実は今回が初めてかも。だからこそ気持ちよく二日間を送ることができたとも言える。 ご近所さんに感謝!
本当に今回は楽しかった!
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