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キックアス
12/29(水) 晴れ(それほど寒くはない)

ここ数日の鬱ぎ込みッぷりに我ながら辟易し、気晴らしに映画を見に行くことに。
以前から見たかった「キックアス」。しかし都内では三館しかやってなくて、一番近くても渋谷。
ただありがたいことにシネセゾン渋谷は水曜がサービスデイ。男性も1kで見られるうれしい仕様。

おおよそ一時間前に到着するも、すでに席は前列三列と後方の端のみとのこと。
もっとも映画は前で見る主義なのでOkay。
時間まで牛丼より高いコーヒーショップでつぶす。持参した年賀状でも書こうかと思ったけど、入り口あたりしかあいてなかったので、さすがにその度胸はなし。
一服して劇場にもどってみると、入り口にはけっこうな列。そして満席で立ち見。

単館系の予告編はどれも魅力的。
ここから映画が始まっている感じ。

とにかく今まで見たアメコミものではダントツ。
ウォッチメンもかなり好きだが、それ以上。
小難しいネタもなく、うじうじした悩めるヒーローでもなく、それでいてしっかり泣かせるシチュエーション。
ラストはカタルシスにあふれ、大興奮だった。
く主人公のぼんくらナード少年が、頭でっかちな自意識過剰でスーパーヒーローになろうとする導入部分は、おたく系の連中なら一度は空想する部分で実に痛々しい。
冒頭のセリフに「女子にとって僕はインビジブルだ」とモノローグが重なるが、高校時代おたく仲間としかいなかった僕にとっても「うわーあるある」な感じ。卒業アルバムの扱いのひどさは永久封印ものだ。
そんなどうしょーもないやつがいきなり超人的な力を手に入れて…だったら、それはスパイダーマン。
キックアス(主人公のヒーローネーム)にはそれはない。
おまけに身体能力も並以下。
そうなるよな、現実では…という判で押したような展開に。

ちょうどそれに対をなすのがクロエ・モレッツ演じる弱冠11歳の戦闘少女ヒットガール。
これがとにかく大人顔負けにかっこよく、いちいち決まる。
悪人に対しては「この、おめこ野郎」とカントを連発する言葉遣いの悪さ、しかし全幅の信頼を寄せるニコラス・ケイジ演じる父親ビッグ・ダディとのやりとりは普通の少女らしいかわいらしさ。
どこまでが本気でどこまでが虚像なのかわからない微妙さがすばらしい。

この「ヒーローになりたかったぼんくら高校生」と「生まれながらの戦闘少女」の互いが持つアイデンティティが交錯し、さらに残忍なマフィア親子が絡んでくることで物語は一気に突き進んでいく。
見事としか言いようがない展開。
王道、カタルシスのつるべ落としが、とにかく気持ちよくハラハラさせてすっきりさせてくれる。

「ウォッチメン」のロールシャッハよりも相当に近い立ち位置のキックアスゆえ「ヒーローの抱えるジレンマ」の描き方がわかりやすい。

とまあ、いろいろ熱く語ったところでクロエ・モレッツのヒットガールのキュートな魅力にメロメロの一言で済む気もしたり。
ツインテールにチェックのスカートで乗り込んでくるくだり、「男たちの挽歌」でチョウ・ユンファがコートをたなびかせてやってくるのと同じくらいにしびれるかっこよさでした。

テーマ:この映画がすごい!! - ジャンル:映画

【2010/12/30 00:18 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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