スプライス
1/12(水) 晴れ(寒いね)

新宿バルト9にて「スプライス」を見る。
15時台だと1.2kで見られる男気仕様なのが実にありがたい。
先週末公開開始もあってか、人の入りは上々。
ひとつあけて席をキープしたはずなのになぜかそこに割り込みがいて、こやつがもう極端に落ち着きが無く閉口。右隣は端までがら空きなのに。ただ横にずれるとスクリーンの真ん中からもずれるので、それも煮え切らないということでそのままガマン。

内容はといえば、夫婦(結婚前のカップルかも?)の科学者が遺伝子組み換えで新たな生命体をこさえてしまうというもの。
まぁ昔よくあった「放射能を浴びてなぜか巨大化やら凶暴化」が「遺伝子組み換え」になっただけでよくあるネタ。
登場人物は極端に少なく、ほぼ製薬会社で働くお抱え科学者という設定。
でもって、常識人がまったくいないという特殊さ。
おまえさん、倫理観うんぬんと口で入っているけど、頭の中では完全に棚に上げているでしょな連中が、案の定おかしなものを作り上げてしまい…とこれも実によくある展開。
遺伝子組み換えで恐ろしいクリーチャーになってしまうのは、クローネンバーグのリメイク版「ザ・フライ」でもあったし、あのハエでも人間でもない、もはや形容しがたい化け物をデザインとして知っているわけで、今回生み出されるモンスターについての期待値はそれほど大きくない。

しかしジンジャー&ブレッドという両生類から爬虫類に鳥類、はては植物まで合成された新種の生き物は、もうなんだかわからない気持ちの悪さ。
最も近いのは男性器か。手足も口もない、ただの肉塊。
それに人間の遺伝情報をいれたらずいぶんと人間よりになってしまうあたり、とりあえず哺乳類進化の最終形態たるヒトの情報の強さよ。
生まれたばかりの状態は、まさにちんぽこ。
これに足が生えて手が生えてというのはカエルか。
続いて齧歯類になり、少女から大人の女性へ。
微妙に目の位置が人間のそれとは異なっているので、美人なのに美人に見えない。
あと、しぐさが人間じゃないのは、演じた役者と演技プランを考えた人のgoodjob。
ただ気になった点がひとつ。
ドレンは体毛がないのだけど、なぜに眉毛とまつげは生えているのだろう??
特に眉毛はなくてもいいと思うけどなあ。

この新種の生命体「ドレン」が予想通り手に負えなくなるのだけど、ちょっと意外な展開があったり。

そして一番怖いのは人間の遺伝子…というより、女性科学者の遺伝子じゃんかよ、というオチになっているあたり「怖いのはクリーチャーではなく人間のエゴだよ」なのが本作品のテーマか。

主演のエイドリアン・ブロディは、つい先日プレデターと戦ってましたが、やはりこの冴えない女の知りにひかれている科学者の方が似合ってますなあ。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2011/01/13 00:40 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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