遺恨あり
2/26(土) 晴れ(寒さもどる)

明治時代に起きた最後の仇討ち事件を題材にしたドラマ「遺恨あり」。
正直、新聞テレビ欄の下部にでかでかと載った広告を目にしなかったらスルーしていた。
なんせ土曜ワイド劇場の時間帯だし。

作業に夢中になって、最初の十五分を見損なうという体たらく。
しかしそのあとはすっかりハマってしまった。
やはり「武士」が好きなんだな、僕は。
特に仇討ちは非常に共感のできるシステムだし。
キャラクターも徳川時代から維新を経て近代国家にかわるというまさに激動過ぎる時代ゆえ、実に気持ちよく描かれている。
女性はどこまでも慎ましく、男性は無骨なまでに誇りを重んじる。
男尊女卑推奨を声高に叫ぶつもりはないが、それぞれの役割がはっきりしていて今よりよほど住みやすい時代だったように思う。

演出も、いわゆる説明セリフが極端に少なく、画で見せる手法。
例えば道場で剣の稽古をつける際、極太ろうそくを持ってくる奥さん。次のカットではそれがもうじき消えるほどの減りよう。その後、「一晩中やっていた」とセリフが入るが、これくらいはあってしかるべき。

また主人公を陰で支える元侍女が金銭目的で妾になるシーンも、その状況がセリフで説明されることはない。
主人公の裁判の際、道場の娘と会ったときの会話ではじめて明かされる。
暇を出されたと言っていたが、主人公が本懐を果たしたため妾でいる意味(金銭援助や情報)が無くなったからであると容易に推測できる。
影の主役であり、実に強い女性だ。

北大路欣也の剣豪っぷりがしびれるほどかっこよく、他の役者たちも元武士たちは背筋がきちんと伸びていて姿勢が実によい。
できれば映画の大スクリーンで見たかった。

http://navicon.jp/news/10841/

テーマ:今日見たテレビ番組 - ジャンル:テレビ・ラジオ

【2011/02/27 10:45 】 | ドラマとかテレビとか | コメント(0) | トラックバック(0) |
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