趣味の映画二本
4/20(水) 晴れ(やや涼しげ)

ケーブルテレビで「デスカッパ」とオンデマンドで「マチェーテ」を見る。
「デスカッパ」の低予算だからまじめに撮りませんでした、往年の特撮みたいでしょ?なノリに無性に腹が立つ。低予算だからという言い訳を最初に言う時点でダメ。工夫でいくらでもおもしろいものはできるはず。
「ヤッターマン」を撮った際、三池監督が非常に興味深いコメントを出していた。
「20億の予算で20億の映画を撮ると結果的に30億必要な映画になる。でも10億で撮るようにするとちょうどいい」
Vシネマなど限られた予算でならした監督だけある。
しかし「デスカッパ」にはそれがみじんも感じられない。
ようは照れ隠しにくだらないシーンやセリフを入れ込んでいるだけ。
本当に不愉快な映画だった。

一方の「マチェーテ」もロバート・ロドリゲス監督の『男の子映画』で趣味丸出し。
主演はなんせダニー・トレホだし、脇を固めるのが美女揃い。
手が飛ぶ、首が飛ぶ、血まみれ放題にセクシーな美女とおっぱい。そして強面のおっさん。
これが潔いほどの趣味映画で、90分でまとまっていたら最高なのに。
いささか冗長。どうやら未公開カットでまるごとシークエンスがカットされているそうで、実際はもっと長かったと思われるが、やりたいこと詰め込んだらこの時間になっちゃったって感じ。
セガールの悪党ッぷりに、デニーロのノリノリの嫌な政治家。ナッシュ・ブリッジスの二人も出てるわ、これでも低予算とか。
ばかばかしいにもほどがあるシーンにも、ちゃんと笑える。
ようは「そのように」作っている証拠。
「デスカッパ」の失笑とはえらい違い。

北米と邦画では予算のかけ方が違うくらい知っているが、同じ『監督』というくくり『クリエイター』というカテゴリーじゃないかよ、と。

くしくも趣味映画二本。
【2011/04/20 23:30 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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