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スカイライン-征服-
6/21(火) 曇り(そうとうに蒸し暑い)

そもそも企画内容が「Battle: Los Angeles(邦題は世界侵略 ロサンゼルス決戦)」と酷似していて訴訟問題にも発展しかねないと言われていた曰く作品が、よりによって震災で秋に公開延期になってしまった本家を出し抜き公開された。

ある日突然、宇宙人とおぼしき侵略が起き、なすすべない人類を描く。
予告でちょうどその「Battle: Los Angeles」と「トランスフォーマー」がかかっていて、どうやら9.11の傷が癒えたのか北米を火の海にしたがる映画がつるべ打ち。どれもこれも米軍が在来兵器で奮闘しているさまが描かれていて、超兵器だよりの我が国の映画との根本的な差を感じる。
民間人にとって軍人は尊敬対象か否かの違いか。

そんな「スカイライン」もご多分に漏れず米軍ががんばってくれているのだけど、視点が高層マンションのセレブなのでキャーキャー逃げまどっているだけ。
緊張感のない出だしは「クローバーフィールド」の丸パクリながら、向こうの一人称視点や緊迫感の描き方とは決定的な力不足が画面から漂ってくる。
役者がとにかく通り一辺倒でつまらないのだ。
パニックを起こしつつ目的を持って逃げていく「クローバーフィールド」のいいところをそぎ落としてどうする。
VFXに力を入れているはずなのに、冒頭の光が降り注ぐシーンがものすごく違和感だらけ。
というのも、強烈な光を放っているのに、ガラス張りの高層ビルに一切反射がないのだ。
つまらない重箱の隅だろうけど、これみよがしなキンキラビル群に光を落とすなら、その場面は気がついただろうに。

とにかく緊迫感がない。

敵メカもどこかで見たようなデザインばかり。
タコイカが向こうでは怪物デザインのベーシックなのだろうけど、目が複数あって光っていて、しかも触手をたなびかせて飛んでくる敵の既視感たるや、完全にマトリックスのセンチネルのそれ。
ものすごく巨大なマザーシップできたかと思ったら、主人公のいるマンションの一室をくまなくサーチするって、どんだけマメなのよ。
このあたりは「宇宙戦争」からのいただき。
でも、あのトライポッドの圧倒的恐怖感はみじんもなく。

降ってわいたような米軍の無人戦闘機(たしかプレデター)が飛来してきて空中戦になるのは、予告編で見たとおり。でもあくまで市民視点で物語が進むので、パイロットを映さないから、渾身の一撃を放つシーンもなんらカタルシスがない。
まあ、あの空中戦もなつかしの「インデペンデンスデイ」でしょうねぇ。

管理人自爆シーンは「ジョーズ」かな?
クイントがサメに食われて海に沈むシーンに、所長がライフル撃って爆破するシーンのミックスのような印象。「くたばれ、化け物」は定番だけど、まったくカタルシスない。
なんで生きることに絶望したのかわからんもの。


とにかく有名SF映画から片っ端からおいしいところをいただいてきてつなぎ合わせた結果、夢の『オレ映画』はできたのだろうけど、観客は置いてきぼり気分。
特にあのラストはどうよ。
海外テレビドラマの伝統芸、クリフハンガーで終わらせてどうする。

別に「なぜ攻めてきたのか」の説明が無くたっていい。
現に「クローバーフィールド」は最後までテンション高めでぐいぐい引っ張られたし。
米軍視点で完全戦闘ものっぽい「Battle: Los Angeles」と、今週末公開の「スーパー8」に期待したい。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

【2011/06/21 22:08 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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