藤岡麻美「心守唄~Aromami Days~」発売記念トーク&ライブ「屋根裏の寝室」
12/17(土) 晴れ(8度くらい。寒い)

掟さん新宿ロフトでのイベントで先行販売されたチケットの裏には地図が書いてあるのだけど、ものすごく字が小さい。老眼になったのかと思うくらい文字が読めない。1ミリ無いでしょ、一文字が。
ただそばに大きな学校があるから大丈夫だろうと、有楽町駅に降り立ったのが18時ちょいすぎ。
目指すは「銀座Miiya Cafe」
ところが最初に進んだ道はなんと行き止まりで、駅まで逆戻り。
焦る。
高速の真下を歩いていたはずなのに、気付くと線路際になっている。
完全に迷っていると、いきなり「エクスキューズミー」と声をかけられる。
振り返るとアジア系の外人さん。道を尋ねるのかと思って「English,just a little」でやりすごそうとしたら止められた。英語はわかりやすいため相づちを打っていたけど、どうやら物乞いらしい。
平たくいうと「カネよこせ」である。
曰く「私はインドから来たけど、今は仕事に就くのも難しい。ちょうどここにファーストフード店がある。だがお金がない。とてもおなかが空いているから、いくらか恵んでくれ」
珍しくすべてヒヤリングできたけど、先を急いでいるし、恵んであげられるほどの余裕は僕にはない。
「sorry」を連発して振り切るが、実は目的の店にはその物乞いインド人にであった角を曲がれば良かったと、帰りに気付いた。
さんざん迷っているとクロネコヤマトの宅配所が見え、配達するなら住所はお手の物だろうと尋ねる。
その先の路地を入ったところと指さされた場所は、どう見ても道じゃない。これは気付かないわ。
同じように道を尋ねている人がいたので、会場に普通にたどり着けた人、どれくらいいたのだろう。

到着したのは18時25分。開場の5分前。しかし現場には5人くらいしかいない。
しかも明らかにマンションの広めの一室。
ここでライブやるのか?が第一印象。
ただ音響はすごくいい。プロジェクターで隠れて見えなかったけど、グランドピアノとなぜかドラムセットあり。

ぶるちのライブでいつも感心するのが、開演までに流れる案内がメンバーの声で楽しませようと工夫がされていること。今回の藤岡麻美ライブも同様。これは他のバンドやアイドルでもやってほしいなあ。関係ない音楽垂れ流しで、開演時間全然守れなくて20分押しで始まるのがざらなのは悪しき伝統。特にワンマンならそれくらいやって、開演前から盛り上げてほしいものです。

ガラガラかと思った席も次第に埋まり、結局は後方立ち見が出るほどの満員御礼。
中座含むなんと二時間半の長丁場。まさかそんなに長いとは思わなかった。さすがに座りっぱなしで尻が痛くなったけど…。

舞台袖から登場で、まず一曲。
近い! 前から三列目くらいだけど、最前列と同じくらいの近さ。
スピーカーの前だけど、爆音じゃないちょうどいい塩梅。ボーカル音がしみこんでくる。
生歌、いいなあ。
ピアノ生演奏しながらの歌唱も、会場にピッタリのいい空気感。
座って静かに聴く。手拍子も歓声もない。終わったら拍手。
大人のコンサートのてい。

続いてぶるちメンバーの登場。
一曲やるまでにトークが長い!でもおもしろい。アニモ暴走気味で、藤岡麻美はスゴイ人です、天才ですと褒め殺し寸前のプレゼントークに、ジェシーさん苦笑い。
そして藤岡麻美ライブなのに、アニモぶるち加入の裏話(オーディションに送ってきた写真が藤岡麻美とのツーショットだったとか、実は別のオーディションですでに二回会っていたとか、書類の時点で麻美さんアニモに決めていたとか、ぶるちライブか?と思うくらいのアニモ話)で話に花が咲いて、アニモ推しの僕はひたすら満足。
ちゃんとアニモサイドの舞台右側に座ったけど、近すぎて顔見られません…。
ワンドリンクでアルコール入っているのに、なんたるへたれ。
まずぶるちのナンバー「ラーメン食べたいな」のお姉さんソング(麻美さん命名。アンサーソング?)の「ぎょうざ食べたいな」。コミックソングの歌詞かと思いきや、実は聴いていると奥深い。
コーラスの「ぎょうざ、ぎょうざ♪」がばかっぽいのに、すごくキレイなハーモニー。
続いて、一月発売のアルバムの中から「手紙」。
これがもう身震いするほどいい歌詞に歌唱にコーラス。
ジェシーさんの歌声は本当に伸びやかで聴いていて気持ちいい。それにコーラスで麻美さんとアニモさんの歌声が被さってきて、実に美しい。
バンドの演奏もいいけど、コーラスがとにかくすばらしい。
トークを挟んでから、最後はまさかのクリスマスソングのアカペラ。
もう美しすぎ! その直前でアニモさんの「リア従だらけのクリスマスはまさに無差別テロ!」の共感できる危ないコメントの後とは思えないほど。
ずっと聴いていたけど、この三曲でぶるちはおしまい。一月ライブが待ち遠しい。これにキャミさん加わるんだよな。まさに大人の聴かせるライブだ。

つづいてフジカワアタリのメンバーとNONCHIさんという女性登場。
ジェシーさんとはまた違ったのびのあるボーカル。
二人のユニットとのことだけど、メインはNONCHIさんの方かな。
ぶるちのゆるゆるトークとはまた違った雰囲気。
ただアルコールがかなりまわった状態で「空きっ腹に飲むんじゃなかった」と後悔…。
三曲終えて、中座が入る。20時半。開始が19時なので、すでに一時間半という。

プロジェクターを使った中座タイムも、ぶるちと同じ手法。
これも飽きさせない工夫だよなあ。

再登場の麻美さんは、一転黒(照明あたったらネイビーだった)系にセクシーなストッキング(中座前は生足っぽかった)。
ミニアルバムの中からのナンバー、本人の声を多重録音したメーテルイメージという曲が、なんとも荘厳な印象。続いて表題曲。

最後にトークがあったのだけど、これがもう話し終わった後の万感の拍手がすべて物語る。
アイドルから紆余曲折あって、でも歌うことは大好きで。
それでも歌えない時期もあって。
僕らが知ることのない「その後のアイドル」と、その先にある今。
すごくいい話だった。

ライブ終了後、入り口でオーディエンスをお見送りする麻美さんやぶるちメンバー。
アイドルの握手会と違って、会釈で二言三言話しておしまい。
それがまたいい。
みな、がっついてないし。いい大人だし、年齢層高いし。
アニモ推しとしても、今回は多少話せたから大満足。
握手無いと話せる!

しっとりとした大人のライブ。
元気いっぱいの「魅せる」アイドルもいいけど、その後のアイドルさんの「それでも歌を歌いたい」という情熱ほとばしる藤岡麻美さんやblue chee'sは「聴かせる」ライブはまた違った充足感を得られる。
一月ワンマンが楽しみだ。

そしてこれを書きながら、アルバムが二周目。
すごく心地いいメロディ。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2011/12/18 02:03 】 | ライブ、音楽関係 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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