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山本五十六とロボジー
2/3(金) 晴れ(7度)

ユナイテッドシネマは会員ならば金曜1kで映画を見ることができる。
今までなかなか利用できなかったのだけど、事務所の更新ついでに足を伸ばし、まず選んだのが「山本五十六」。
これは二時間半という長丁場なわりに、なんだかテーマがピンと来なくてひたすら退屈な映画だった。
CGによる戦闘シーンもわずかで、神格化された山本五十六もいまひとつ立ち回りがわからない。
往年の東宝映画ならば将官と一兵卒の対比で戦争の悲惨さを王道ながら描くのだけど、今作品は対比元が傍観者たる新聞記者。
おかげでまったく戦場の臨場感が無く、多くの人が死んでいる空気感がまるで出ていない。
そもそもこの映画でそれは狙っていないのだろうけど、だったら今このタイミングで山本五十六をモチーフに描く必然性はあったのだろうか?と。
数年前「男たちの大和」があったが、あれは一船乗りをピックアップしていて感情移入もしやすく、米軍の猛攻を受ける大和の姿に「もうやめてくれ!」と感じるほどだった。
とにかく今作は人が死ぬ場面がない。
キレイにキレイにフェードアウトしていく。

つまるところ、昨今ありがちな反戦映画なのか。
戦意高揚映画は我が国では無理なのだろうけど、ここまでキレイな戦争映画もないだろう。
劇中、日本国民が「戦争すれば景気回復する」と願うのに当初違和感があったが、まるで死なないし空襲もたいしたことがないから、それを望むのも無理からぬことだろう。

とにかくくたびれた。
エンドロール始まってすぐに立つ映画は久しぶり。
このまま帰るのもイヤだったので、頭を空っぽにできそうな「ロボジー」をすぐさまハシゴ。
時間にして猶予五分。
ガマンにガマンしていたトイレをすませてから、席に座る。

同じカテゴリーではないので対比すること自体がナンセンスだが、実にばかばかしい喜劇にホッとする。
「ハッピーフライト」の監督ということで、いささか期待値が大きすぎたが、十二分に楽しめた。
ベタでお約束な描写。
とにかく吉高由里子のロボット好きを極めてしまったヲタク学生の芝居がすばらしい。
男だらけの中にいて異性を感じさせない女子のにおいというか、なにげないオーバーな挙動とかあるあるにもほどがある。
怒りに口元をゆがめながらの電話とか、目の下にくま作ってなど見所も多く、完全に影の主役。

ロボット役のじいさんが実はあの人だったと知ったのがパンフを読んでからのことで、道理でエンディングの歌がうますぎたわけだ。
ちなみにエンディングの歌は超かっこいい。
でも劇中はホントにただの頑固じじいで、かわいげはまるでない。
ストーリーの表面を追うだけならしょうもないじじいなんだけど、ちょっとだけ行間を読むと少し感情移入できる。
逆にその場しのぎの三人組、Wエンジンのチャン・カワイは実に憎たらしくすぐにキレるのが妙にリアルで、濱田岳は思ったよりはじけた芝居が無くやや肩すかし。もう一人ののっぽはぶつぶつ独り言言うのが特徴的。ただ最後まで立ち位置がよくわからなくて、今ひとつ乗りきれなかった。
全キャラよかった「ハッピーフライト」とは、ここが違うところか。

ただ最近の映画に言えることなんだけど、見せ場を予告で見せすぎ。
まさかラストシーン近くの一番重要なカットを予告で流しているとは思わなかった。
竹中直人のシーンも、あれは本編のために取っておくべきでしょ。もったいなさすぎる。
予告ではロボットが吉高由里子演じる女子学生に恋をしてしまうような見せ方だったけど、そんなことは全くなかったから意外だった。
最後はどうなるかと思えば、いい形で軟着陸。
大笑いというより「ふっ」と鼻で笑ってしまうのが心地よい。

直前に見た映画は完全に吹っ飛び、ロボットのデザインのよさと吉高由里子のヲタ芝居の絶妙さだけが残りました。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2012/02/03 20:58 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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