宇宙戦争
6/29(水) 天気 曇り(ずいぶんと涼しく感じる)

事前情報一切無しという、昨今予告でおいしいとこ見せまくりに辟易していた小生には打ってつけの映画。
しかも監督はスピルバーグ。
否が応にも期待は高まり、初日午前の回に行って来ました。

さぞや大入り満員だろうと思い、一時間も早く劇場に到着。
しかし。いつもの前より中央の席が取れ、ちょい意外(ユナイテッドシネマとしまえんはシネコンなので席が指定)。
一番大きなスクリーンでの上映で、客の入りは3割程度。
まあ1時間置きに2つのスクリーンで上映しているので、これくらいの入りなのかな?と。
ずいぶんと足繁くとしまえんには通ってますが、どんなメジャー級でもマイナーでもゆったりと見られます(大丈夫なのか?)。

ちなみに前作の「宇宙戦争(1953年 ジョージ・パル監督)」は、特撮ファンにとって伝説の作品であり、劇中に登場する『マーシャン・ウォーマシン』と火星人(現在はベガ星人と呼称)の突きぬけたデザインは知らなければモグリといわれるほど。
当然小生もテレビで見ましたが、なにぶん円谷特撮で育った世代ゆえ50年代SFのよさは堪能しきれず、正直あまりに呆気にとられるラストしか覚えていませんでした。
ということで本件「宇宙戦争」も同一原作なので、同じラストなのだろうということは予期していました。
もっとも前作を知らない人の方が大多数でしょうから、あの衝撃的なラストを受け入れられるか否かは見物です。
しかしむしろ小生はそのラストよりも、登場するメカがあまりにシドミードライクだったことがショックで。
元々の原作のトライポッドを映像化したわけですが(前作は技術的問題で飛行物体になってた。なにしろ原作ではプラズマを足に見立てて歩行するという信じられない超マシン)、小生には人類よりはるかに進んだ文明を持つ宇宙人テクノロジーには残念ながら見えませんでした。
なんか愛知万博に行けばありそうな、近未来的と言えばいいのか。
ターンエーガンダムの最初に出てきた2足歩行メカに上部の面構成が似ていて、見れば見るほどがっかり。
まるでそこにあるような圧倒的ビジュアルイメージながら、どうしても「トライポッドかっこえー!」にはならず…。
ぶっちゃけ暗黒星団帝国の三脚掃討戦車の方が、はるかに異世界感ばっちりです。
とにかく突きぬけていない。
それは宇宙人にも言えます。
成田亨デザインではぐくまれた小生には、チブル星人がやってきた方がよっぽど怖い(三本足つながり)し、超文明なんだからもっと強烈なヤツにしてほしかった。この時点で、確実にジョージ・パル版のベガ星人とマーシャン・ウォーマシンに軍配が上がります。

序盤、破壊と殺戮のシークエンスは徹底主義といわれるスピルバーグの真骨頂ですが、その後どうしても主人公に都合のよすぎる「ありえないだろ、それ…」なシーンがあるので、逆にそういう部分に気がそがれてしまいます。そして本編のラストシークエンスがもう…。あまりのことに涙でスクリーンが見えませんでした。

ちなみに、ほんの少しだけネタバレさせてください。
小生が不覚にも一番ぐっと来たのは、アメリカ軍対トライポッドのシーン中、一兵士が「民間人が無事避難できるまで、なんとしてでも進行を阻止するんだ」と叫ぶ部分です。
通常火力がまったく歯が立たないのに、兵隊は民間人を守るために盾となる。
男泣きですよ。
ここの演出がサイコーなので、魂を揺さぶられてほしいです。

というわけで、小生のように「プライベート・ライアン」を期待していくと大変な目に遭いますから、そのつもりで。
テーマは「家族愛」ですから。
トム・クルーズのダメ親父っぷりがやけにリアルで、ちょっと共感したり。
むこうの家庭は再婚相手の父親をファーストネームで呼ぶから、最初ワケわかりませんでした。

テーマ:宇宙戦争 - ジャンル:映画

【2005/06/29 23:58 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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