スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告 |
パシフィック・リム 二回目(ネタバレ満載につき注意)
8/30(金) 晴れ(37度とか!)

東京では唯一IMAX設備のあるユナイテッドシネマとしまえんが、あろうことか昨日でパシリムの上映を終了させてしまい、これは二回目の2D字幕版もうかうかしていたら見られなくなってしまう!ということで、まさに練馬の最高気温37度に届く勢いの時間、出掛けてきたと。

二回目ということもあり、内容は掌握、セリフもうろ覚えでヒヤリングに専念できる。
大見得を切れば、字幕無くても大丈夫な勢い。
その昔「ロボコップ」に大感激して、当時は半年以上待たないとビデオ化されない縛りがあり、とにかく早く観たくて輸入盤LDを購入。もともとほとんどセリフが重要ではない映画だったため、まったく問題なくいち早く自宅で感動を満喫できた。逆に最後の社長のセリフ「You're fired!」がヒヤリングで「ファイヤーってクビってことなんだ」と役に立ったり。

というわけで、字幕はほとんどチラ見でとどめ、画面内に集中。
前回はIMAXでかなり画面に近すぎて、しかも自身の頭では処理できない情報量だったため、わかってなかった細かい部分が見えてきて、よりいっそう作品が楽しめた。

正直、奥行きや手前感などなくても何ら問題はなく、家庭では味わえないどでかい画面と音響設備があれば2Dの方が楽しめる!

以下ネタバレ満載なので、これから見ようかな?と思っている人は読んじゃダメ!
まず気付いたのが菊池凜子扮するマコの細かい目の芝居。
3D映画、例えばシュレックに見られるアップで見つめ合うと黒目が揺れて感情がそこでわかる表現。あれを多用している。
もちろん場面ごとに使い分けているので、たんに目が泳いでるわけではない。

二回目にして気付いたのは、司令官と一緒にいる時のマコの芝居。
全幅の信頼を寄せているので、綾波レイのようなお人形ではなく、安心して頼っている空気感が絶妙!
身長差があるので、マコは司令に対して常に見上げているのだけど、その視線の柔らかいこと、柔らかいこと。

コパイロットを選ぶ武闘シーンでは、ローリーに対して厳しい視線を飛ばし、司令の「ならば、おまえがやるか?」とGOサインが出るくだりのうれしそうな表情。
例えは悪いが、飼い主に「行ってこい」とリードを外されたときの犬のように見えた。
これがあとのシーンでオージーに「犬には首輪をちゃんとしておけ」につながるという妙!

またコパイのエントリーから外され、出撃時にローリーがマコの部屋の前まで来るものの声をかけていかずに行ってしまい、でも直後にノックされるシーンの表情の変化。
あの最初に見せた笑顔は恋人に対するものではなく、「私を認めてくれて呼び戻してくれたのね」のうれしさであり、開けた瞬間に司令が立っていたときの落胆。しかし赤い靴(靴はパシリムでは意外と重要な小道具)を渡されて出撃が許された時に浮かべる表情。

この二つのシーンの菊池凜子の見事さたるや。

ドリフトテストを過去のトラウマが原因で失敗したあとの司令とのくだりも秀逸。
あのしょげかえった姿は、司令との関係を知ると実に深みがあっていい。

また幼少期のマコ、芦田愛菜のシーンは、何度見ても慟哭する。
やっぱり車のナンバープレートが日本のと違うのは残念だけど、意味不明な味のある看板群が緊迫したシーンを妙に和ませてくれる。
あの迎撃した戦闘機は一瞬しか写らなかったけど、米軍から購入したラプターだろうか。
ミサイル撃たないで機銃斉射で突っ込んでいくのは、さながら宇宙戦艦ヤマトのコスモタイガーだろうか? 効果は無さそうだけど、絵的にはやっぱりしびれる(冒頭の金門橋のシーンでもかっこよかったし)。
怪獣の進撃が止まり、振り仰ぐとコヨーテタンゴのバックショットがちらっと上空に写るのは、ここも屈指の泣けるシーン。
事前にコヨーテタンゴのデザインを知っていれば、バックショットの意味がわかる(背中にツインキャノンをしょってる、いわばガンキャノンのようなデザイン)。
劇中ではその火を吹くシーンは無かったが、あの空輸シーンはしびれるなあ。
IMAXでは気付かなかっただけによけい感激。

それにしても廃墟にたった一人逃げる少女を追いかける怪獣の図式はツッコミどころとして捉える向きもあるかもしれないが、考えてみたら道ばたで一匹のアリを見つけいたずら心で追いかける心境と捉えてみたら合点もいく。もっとも怪獣の心理にそんな酔狂さがあるかはわからないけど。

今回の2D字幕版での収穫はなにもマコの芝居だけではなく、香港沖の大バトルがもうひとつある。
とにかく初見ではまったく目で追い切れて無くて、なんでクリムゾンタイフーンがやられたのかよくわかってなかったが、今回はバッチリ。直前のシーンでコクピットに爪が食い込んでいて、かなり危険な状態だったし。
しかも最後に頭をもがれるシーンで、胴体側にむき出しになったパイロットの姿が確認できた。
ロボの中ではもっとも無骨でファンの多いチェルノアルファの最期はなんともやりきれず。
他のロボは手がすぐにもげたりするのに、たいした損傷もないのに意図しない強酸を浴びてコクピット周辺に穴が開き、それで浸水。オオタチにとどめを刺されなくても溺死確定というどうにもならない悲壮感が…。

そしてなにより「着ぐるみ怪獣を意識した」という怪獣たちの質感。
まるでラバーで出来たようなたるみに、なぜか光っている目。
しかも三白眼で、まさに初期傑作ウルトラ怪獣を造形した高山良策の通称「高山目」ではないか!
デルトロ監督は、特にウルトラ怪獣に影響を受けたとインタビュー記事で語っていたけど、あの目の造形はまさにウルトラ怪獣のそれ。昨今の国産怪獣にもない、あの独特の目! 紛れもなく怪獣の目だ。

おしむらくは異次元人がインデペンデスデイ的なデザインだったのが残念。
ウルトラ好きなら、バルタン星人みたいな虫のようなデザインでもよかったのにね。

というわけで、二回目でも興奮冷めやらぬ状態。
吹き替え版はDVDなりブルーレイで見ればいいやと思っているので、もう一度2D字幕かな。
でも司令官、玄田哲章とかベストチョイスなんだよな。最期に吹き替え行こうかなあ。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2013/08/30 21:07 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
<<アイアンスカイ ディレクターズ・カット | ホーム | ワールド・ウォー Z>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://maruzoo.blog19.fc2.com/tb.php/2660-38833c51
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。