Perfume 東京ドーム
12/24(火) 晴れ

知人に⊿ツアーin横浜アリーナに連れて行ってもらったのが、初Perfume。
次がさいたまスーパーアリーナのJPNツアー時。
数年越しでしかライブは行けてない。
チケットがとにかく取れないから、行きたくても行けないというのが本当のところ。

だから、今回のドーム公演は、すごく楽しみにしていた。

LEVEL3も聞き込んだし、振りコピこそできないけど、やたらにMCが長くトータルの上演時間が三時間を越えることはすでに経験済み。
水分は持参しないと絶対にアカン。

帰宅後に鮮度を保った状態でのメモ書きした感想は以下の通り。

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あーちゃんのMCの妙。
かしゆかの執拗なドラえもんの物まね。
のっちの客席カップルのいじり。

どれをとっても、会場全体を引き込むすばらしいMC。

アルバムLEVEL 3は、ライブを前提とした曲作り。
ゆえにオープニングからの三曲、途中の激しい縦ノリのダンスパート「Party Maker」、珍しくしっとりとした生歌披露の「ふりかえるといるよ」、そしてラスト曲がアルバムと全く同じ構成。

結局、パフォーマンスもさることながら、MCの重要性をとにかく感じた。

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一夜明けると、もっと様々なことが頭をもたげてくる。

まず今回のドーム公演が、ほとんどアルバムの構成と同じだったこと。
もちろん「エレクトロ・ワールド」や「コンピューターシティ」のような初期曲を大事にセトリに組み込んだり、定番曲の「ポリリズム」や「チョコレイト・ディスコ(2012-Mix)」、「ジェニーはご機嫌ななめ」なども押さえてある。

ただMCでの「今回のアルバムはライブを想定したものを作ってもらった(制作時にはライブ公演は未定だった)」発言。

でも、これひねくれた捉え方をするなら、アルバムの楽曲をライブ用にアレンジしたりMIXし直したりしないで、そのまま使うってこと?

現にアルバムの一曲目、二曲目は「はい、ここで歓声があがる」的な意図的な前奏の盛り上げがある。もちろん音源として聴いているとすごくアガル部分ではあるが、それがそっくりそのままライブシーンで使われるのはどうなのだろう。

いわゆる生演奏だったら、CDの音源と実際のライブ会場でのPAの違いで、まるで印象が変わる新鮮さがある。
しかしPerfumeは打ち込み音源だ。
しかも東京ドームは、もともと音楽コンサート向けには作られていないはずで、音響効果も悪い。

実際、初めて連れて行ってもらった横浜アリーナは、オープニング曲が流れた瞬間音に飲み込まれる衝撃で「あぁ、これが本物の迫力だよ」と感激したものだし、二回目のさいたまスーパーアリーナでも同様だった。あのときは最上階の、ライブパフォーマンスを見るには最悪の席だったが、それでも音はガンガン突き抜けてきて、会場に来た意義を感じさせてくれた。

今までの中で、今回の席は一塁側、比較的下の方の位置で、演者のスケールは1/87くらい。
※1/87はヨーロッパ往年の模型メーカーロコのスケール。
今までで一番大きめに見える座席だったし、前日のフィギュア観戦で双眼鏡も買ってあったからだいぶマシなはず。

それなのに音はまるで突き抜けないし、とにかくステージが遠い。
誰かがレビューしていたが、ほとんどパブリックビュー​と同じ。
同じ場所にいるはずなのに、巨大モニターでの鑑賞。

Perfumeは歌唱よりもダンスパフォーマンスがウリなはず。
それなのにドーム公演だと、その迫力を感じることができるのは、運良くアリーナ席が当たったごく一部。
ようは小さなライブハウスでの公演で抽選に当たった選ばれしものたちのてい。
それ以外の球場の座席にいるものたちは、一塁側、三塁側、外野席、二階席どれもこれも同じ。いわゆるパブリックビューで楽しみましょうなのである。

ダンスをローアングルからカメラが左から右になめ、ぞれぞれのアップ。
カメラワークはこればっかり。
プラス気合いの入ったCGワークが映し出されるのだけど、これはどう考えたって事前に作ったものだし、だったらダンスだって事前に撮ったものかもしれない。僕の位置からでさえ親指姫程度の大きさのスケールなんだから、そこで実際に踊っているのかどうかなんてわかりゃしない。
アリーナなら音がガンガン押し寄せてくるので、その興奮度で気分が高揚していたが、今回のドームではそれがない。

なんかすべてが遠くで起きている出来事。

それを強く感じたのは、Perfumeの三人が球場内(と言ってもアリーナの外周あたりで、スタンド席には遠い位置)を移動車に乗りながら何かを投げているシーンを見たとき。
クリスマスイブゆえにプレゼントということなのだろうけど、その恩恵にあずかれるのはアリーナ席の一部のみ。

あげく最後の最後で無数の風船が会場内に落ちてくるのだが、落ちるのはやはりグランドのみ。スタンド席にはもともと飛んでこない仕様。

なにこの不公平さは。
グランド席(アリーナ)には運が良ければお土産付き。
同じ料金なのに。
それともファンクラブは倍の値段のチケットでアリーナ確保とかされているのか?

一塁側スタンド席の僕ですらそうなのだから、二階席や外野ではさぞ他人事に感じただろう。

たしかに全員に行き渡るのはどだい無理がある。何せ4万5千人だもの。
でもさ、クリスマス公演ならば、それこそチラシの一枚でもいいじゃないか。
入場時に量産されたメッセージカードのたぐいでも配ればいいのに。

運がないから取れなかったではなく、そもそもその風船がやってくるこないの線引きがされた会場運営には大きな疑問が残る。それならチケット番号なんかで抽選で当たる方が、どんだけ公平か。

もちろん下手したら演目よりもMCの方が長かったのではと思うしゃべりタイムやコール&レスポンスで広すぎる会場との一体感をはかるイベントは打っていたが、でもよくよく考えたらこれは別にライブとはほとんど関係ない。
楽曲内でアクションするのは往年の「エレクトロ・ワールド」と「ジェニーはご機嫌ななめ」くらいで、アルバム曲ではただひたすら手拍子が鳴り響く。

「なんで踊らずに全曲手拍子なんだ」とあきれている感想を目にしたが、ようはライブ慣れしていない観客がほとんどで、音に合わせて体を動かすという習慣がないのだろう。
だからどんな縦ノリの曲でも手拍子一筋。
いや、それは楽しみ方の一つだから、僕はそこまで気にならなかったけど。

生歌があったのがせめてもの救いだった今回のライブ。

でもCDと同じ音源でアレンジ無くそのまま使うのって、正直ガッカリ。
音源には音源の良さがあるが、会場で聴くものはまた特別なものでないと、打ち込み系やパフォーマンス系(しかも会場がでかすぎるからパブリックビュー状態で本人たちの動きがほとんど目視できない)では、「会場行かなくてもライブDVD見て盛り上がってた方がいいかも」と思ってしまう。

特に今回は開演前にモニターを使った工夫もなく(⊿だったかJPNだったか忘れたが、開演までPerfumeの三人が目元を覆ったアップの映像がずっと流れてた)、BGMも聞き耳立てないと聞こえなくらい小さい音量で、ひょっとして舞台演出のスタッフが変わったのかもしれない。

アリーナクラスより小さな箱ではできないだろうけど、正直ドーム公演はもういいかなというのが正直な感想。
MCは確かに良かったけど、でもそれだけが楽しいってのはいささか筋違いに思えたのは、一晩たって冷静になっているから。
やはり音圧のあるハコでの公演を狙って行きたい。

コール&レスポンスで一体感を味わってそれで満足ってのは、本来の音楽コンサートとは思えない。
やっかいなファンの戯言でしょうけど、僕は音楽を聴きに行ってるんです。騒ぎに行くわけじゃないんで。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2013/12/25 20:07 】 | ライブ、音楽関係 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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