デザフェス39始末記
5/17、18(土曜、日曜) ともに晴れ(25度越え夏日)

寝坊で出発が一時間遅れ、且つ渋滞に阻まれ会場に着いたのが10時半過ぎ。
すでに4階(上の階)の駐車場は満杯。
搬入物を下ろして、いつもの下の駐車場に止めてくださいという指示。
ギリギリに来たのももちろんダメだけど、これ一日のみだったら終了時に4階から下の駐車場まで搬入物(机とか諸々)を運び出さなきゃいけないのか? いくら何でもそれはひどくないかい。

当然、僕は荷を下ろしてからいつもの駐車場から会場入り。
知り合いの多くがいるEブースに、時間も無いのに挨拶しに行く。
おそらく会期中に降りてくるのはままならないので、狙っていたモンスターファクトリーさんはまゆこ師匠の垂れ耳ウサギ(ブルーパープルグラデ仕様)を万券振りかざして売約済みに。
反則に聞こえるだろうが、その実前回のドールショウ終了時から紫シャドーの垂れ耳は押さえさせてもらってあったので、その会場前にたまたま通りかかったから代金を払っただけ。別にディーラーダッシュじゃ無いことを明文化しておく!

設営しはじめたのが開場11時のアナウンスのちょい前。完全に設営が終わったのが12時20分くらいだったか。
その間、並べている後ろや横をガンガン来場者が通っていく。
当たり前だが気にしていられない。
おかげで設営した瞬間のブース写真が撮ること出来ず(バジェット一体売れてからやっと撮ったけど、人の往来が多すぎて離れて撮れないので分割撮り)。

ガマ親分、バジェ親分おまけに用意した雨蛙嫁は、なんと全員ガマ親分とともに旅立っていった。

あとはバジェットのノーマル、ドールショウに行けなくて偶然うちの前を通りかかったというケースなど、主にドールものの方々がヘッドを買っていってくれる。

今回、一番の収穫はブラジルの方がオニオオハシ特殊部隊を買ってくれたこと。
Twitterで興奮のあまりつぶやいたが、なんでもブラジルの警察の部隊マークにオオハシが使われているそうで、警察の強化パーティーなどでこのアクションフィギュアはとてもウケると。
よいポリティカルジョークになると喜んでいた。
今回のデザインフェスタで、このアイテムに会えたのがもっともうれしいとも言ってくださって、恐縮しきり。
とても日本語の達者な方でラテン系のひげがとても似合う紳士だった。
僕は握手する習慣はないけど、思わずうれしくて向こう風の感謝の意だろうと思い、別れ際に握手してもらった。

自分の買い物で目的のブツが手に入った以外では、これが僕も一番うれしい場面だった。

今週はずっと体調不良で、つい数日前まで熱が下がらず、体力的にもオールスタンディングなデザフェスはもつだろうかと不安はあったが、ふたを開ければ体調不良で体重がいくらか減って、そのおかげで足にかかる負担が軽くなり、いつもは足が棒のようになるのに全く痛くない。

あとはドールものの方々に口々に言われたのはドールショウと同じく「カエルは今回無いんですか?」だった。
前回も買えなかったと言われると、なんとも心苦しい。
せっかく拙作に興味を持ってくれているのに。

というわけで次回の九月用にドールアイ(キャッツアイ)を仕込むタイプでカエルを試作中である旨を説明。
バジェットではダメで、ポピュラーなタイプ(雨蛙やヒキガエル。いわゆる緑やガマがご所望)がいいらしい。
バジェット大好きな自分は、やはり世間とは少しずれている。

またハシビロコウ特殊部隊の最後のひとりが二年の時を経て、ついに旅立った。
一期一会と言って、彼女(奥さん)連れの男性がエイヤ!と買ってくださったのだが、のちのち相方さんと「あんんであんな高いの買ったの!」とトラブルにならないだろうかと心配だったり(よけいなお世話。でも実際高校時代のダチがヲタ趣味を認めてくれて結婚したはずが、奥さん豹変で全部破棄命令が下されて大問題という、まったく笑えない事例がつい最近あったもので。価値観のある程度の共有、そして他者の価値観への不可侵域は円満な夫婦生活には必要ですよ)。

しかしそれにはちょっとした後日談があり、ずいぶん以前からハシビロコウに注視しつつも学生さんにとって「7000円」というのはけっこう大きな額。ゆえに割安感のあるバジェットをブースに来るたびにいくつか買ってくれていた背の高いメガネの好青年が、今回も来てくれたのだけど…。
その表情がいささかしょんぼりしている。
というのも、この春就職し、よしついにアレを買おう!と来てみたら、ブースにいない!と。
まさかと思い聞いてみると、昼過ぎに旅立ったあとというすれ違い。

名前は知らないけど、かれこれ二年以上前から彼とはよく話をさせてもらっているし(若いのに昭和のゴジラとかも詳しいし、映画の話もよく合うから、とても楽しい)事情を知っていればぜひ彼に連れて行ってもらいたかっただけに、僕自身も残念でならず。

1/6の方のハシビロコウはアンダーゲートの型ではないため、うまく注型できず失敗することが少なくなく出来ればもう量産はしないつもりだったが、やはり彼のために作ろうと思う。

うれしいじゃないですか。
何年越しに気になっていて、いつ行ってもいて、で、ようやく買えるようになって来てみたら、なぜか無くなっている。
僕にも幾度となく経験がある。

結局、今日はこれほどわかりやすい記号をちりばめているのに、意外なほどに知らない人が多かったヒットガール風人形を肴に、映画の話からこの夏いよいよ公開される二度目のハリウッドゴジラ話、ゴジラつながりで怪獣の話などなど30分ほどお話させてもらった。

次回会ったら、デザフェス用名刺ではなく、普段使っている名刺を渡して、お名前を聞こう。
親子ほど歳離れているけど、妙にシンパシーを感じるんだ。

ここまではよいこと。
悪いことは、相変わらずむやみやたらに触りたがる来場者がとにかく多いと言う点。
手作り品であるという意識は皆無らしい。
なんでか持ち上げて裏を見るんだよな。
あの行為に何の意味があるのだろうか??

ほしくてどうしようかと悩んで触るなら、それは別にいい。
でも買いもしないのに、通りすがりに触っていくのはなんなんだ?
バジェットはどら焼きみたいでつるつるな曲線なので触りたくなるのも理解は出来るが、手の脂がついて塗装が濁ってくることをわかってない。
本当に腹が立つ。

僕の作品が気になるから、さわってくれてありがとうという領域まで、残念ながら人間が出来てないので達していなくてスイマセン。


そして今回、世の中的にかなりポピュラーなキャラを客寄せパンダ的に並べたのが、最大の失敗。
これは本当に大失敗だった。

ほとんどそこに注意が行ってしまい、他の見せたいものへの導線の役には全く立たなかった。
二日目はそれがさらに顕著になり、通りすがりにその名称を呼ばれるだけで「あぁ、またか」と、作ったものを注目される喜びはもはや皆無で、こっちの他の連中もついででいいから見ていってよ、と悲しい思いにどんどんなっていった。

最悪な出来事は、バジェット人形を思いっきり落とされたこと。
当たり所が悪いと、曲線主体の造形でも欠けるし、色もはがれる。
だからこその注意書きなのに、そんなもの目に入ってない。

若い女性だったが、僕だったらそんな失態をしてしまったら平身低頭平謝りで「すいません、すいません」の大安売りになるが、そんなことは一切無く。
あげく言われたのは「これは何ですか?」だった。
商品の説明の質問なのか、造形のことなのか、それとも材質のことなのかは、全くもってわからないが、その質問の前にすることがあるだろう。

さすがに「デザフェスは手作り品が多く、みな丹精込めて作ったものを並べてるんです。そこらのショップと違うんだからむやみやたらに触らんようにしてください。あと、別にこれがもし壊れていても弁償して無理矢理買ってもらうとかは思わないから」と叱ったが、伝わったかどうか。
うるせえ親父だなで、すぐに忘れてしまうだろう。

昔もあった。
あの時も女だった。
間違った使い方だが、おそらくこれがもっとも伝わりやすいのであえて使うが「悪びれる風もなく」だ。
むしろ頭と胴体が接着されて無くて、へんに持つと落としてしまうことに対して逆ギレする勢い。

ごめんなさいの一言って、ある意味最強の盾なのに、何で使えないんだ?
謝っている人に対してねちねちいたぶるように責め続けるなんて、少なくても並の神経があればしない。
まったく理解できない。

次回からは土曜のみにしようと考えている。
価値基準が近いドールもののイベントの方が、自分には合っているとあらためて感じたし。

あとポピュラーすぎるキャラを並べると、他の展示物が食われるので、アレはもう絶対止める。
ハシビロコウさんだ!と、特殊部隊仕様を通りすがりに言われても動物ネタから話題を膨らませることが出来るが、あのキャラでは映画好きとは限らない。
逆にヒットガールだ!とつぶやく人は「よく気づきましたね」と必ず声をかけるようにして「実はこれ、クロエの緑の目もちゃんと再現して緑のドールアイ仕込んでるんです」と話すと感心してくれる。
ちなみにキックアス2を見たと言う人は残念ながら一人もいなかった…。

<5/19追記>
そのときそのときは悪いことを良いことが打ち消してくれるのに、こうやって記録として書き出すと悪いことの方が印象に残ってしまって実に気持ち悪くて。難儀な性格です。
でもブラジルの方は本当に素敵で、その後日本語で検索しても全然ダメで、せっかくポルトガル語でオオハシの呼び方を聞いたのに興奮してメモするの忘れてしまい…。でも先ほど「ポルトガル語、オオハシ」で検索したら「トゥカーノ」と出て、たしかに聞いた語感。

同様に「警察」「エムブレム」等をポルトガル語に訳して検索したけど、政治の党はシンボルマークに使っていたけど、警察のマークは見つけられず。例えば陸上自衛隊の一部隊のマークとか全部がネット上で調べられるわけでもないから、どこかしらに使われている、もしくはマスコットキャラ的にオオハシを使っているのでは?と思ってます。
警察関係のパーティーにもっていくと上品なポリティカルジョークでウケると話してくれましたし、その方はたぶん警察関係者というよりも、日本語も堪能だったので外交的なレセプションとかをになうようなセクションの人だと思います。下っ端の警官パーティじゃなく、幹部クラスとかそんな話し方だったので。

面白かったのは、あのオオハシの装備ほどブラジルの警察は立派じゃ無いって笑っていたこと^^ いわゆる特殊部隊クラスじゃないこともわかりますね。
これは実に刺激的で楽しかった。

外人さんは映画泥棒をあまり知らないので、むしろ動物ヘッドの方に注目してくれてカメラを向けてくれるので、他にもあるよとつたない英語で「There is another one」とか「Do you interested it?」と話しかけると、たいがいにっこり「アリガト」と日本語で返してくれます。

ああいった異文化コミュニケーションはデザフェスの魅力ですね。

あとくだんの学生さんのような、親子ほど年が離れていても妙に馬が合って話し込み、それが一過性では無く会期事に会えるとか。

こういういいこと書くと、すごく楽しかったデザフェス!になるのにね。
バカだね、自分…。
【2014/05/19 01:05 】 | デザフェス用 | コメント(0) | トラックバック(0) |
<<GODZILLA ゴジラ (2014) | ホーム | テルマエ・ロマエ2>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://maruzoo.blog19.fc2.com/tb.php/2928-634795eb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |