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伊藤若冲 菜蟲譜
12/10(水曜) 晴れ(9.5度)

ずいぶん以前から伊藤若冲の菜蟲譜という巻物の最後にいる謎のカエルが気になっていて、立体物も作ったことがあったのだけど実物は見たことが無かった。
それもそのはず二年くらい前から所蔵される栃木県佐野市の吉澤記念美術館が修復作業に入ってしまい、展示の機会が無くなってしまったから。

それが実はこの11月から修復作業を終え、一般公開になった。
そのことに気付いたのが12月に入ってから。
巻物なので前半後半とわけての公開。
気付いた頃には前半部分の会期が終わっていて、しかも展示自体が12月14日まで。
日曜は絶対に混むだろうだろうから、水曜に行く以外に手は無い。
ようは今日を逃すとみることができないということで、朝から東北道をひた走って一路美術館へ。

運良く、後半にくだんのカエルはいたので、念願叶って本物を見ることができた。

この菜蟲譜。
前半は野菜メイン。後半は昆虫がメイン(野菜もある)。

しかし一番の失敗はメガネを忘れたこと。
ライトで退色するため、展示物への光が弱い。
よってかなり暗いため、鮮やかな色彩がかろうじてわかる程度。
最近模型作りの際にルーペを使うくらい視力が落ちているので、細かい部分が今ひとつぼやけている気がするのが、本当に無念。

それにしても構成が本当に見事。
歴史に残る1700年代のものに対して、一介のおっさんが「見事」というのもおこがましいのだけど、絵の密度の緩急がすばらしい。
野菜と昆虫がつまっていると思ったら、しばし空白があって、季節が流れているのを感じる。
何度も見返して楽しむように描かれているのがわかる。

一度目は前後に同じく見ている方がいたので、そこまでじっくりと見ることができなかったが、その方たちがいなくなってから再度最初から眺めてみると、先ほどは気付かなかった虫が見えてくる。

写真なんて無い時代なのに、蝶の模様の再現度の高さ。
もともと若冲は鶏の精密画が有名だが(確か皇居に所蔵されている)、それは虫や野菜にも言える。
キノコ類が無造作に並んでいるのだけど「食べたくなる」。
そんな食欲を感じさせる絵。

細かい点のように見えるのはアリやオケラ。
昆虫たちは極めて写実的。

一方でカエルやトカゲといった爬虫類、両生類はどこかデフォルメが効いていてユニーク。
これはわざと崩しているに違いない。

そして一番見たかった謎のカエル。
美術館のシンボルキャラになっていて、グッズもたくさんある(後で気付いた)。
当然たくさん買いましたよ。
マウスパッドが最も大きく引き延ばされている図版なので、これがすごくほしかった。

もうずっと眺めていてもいい。
カエルはぽつんとそこにいる。
何とも言えない風貌。

引き込まれるユニークさ。
なんだろう、これ。
なんでこういう形なんだろう。

眺めていても飽きないのは、たぶん答えがわからないからだと思う。

河鍋暁斎ももちろん好きだけど、若冲のこのカエルのインパクトは計り知れない。

すっかり満足して、となりの化石館にも足を運ぶ。
なんと無料。
それなのにけっこうな展示物。
ザ・助成金といった感じだけど、こういったものに税金が使われるならいくらでも払います(県が違うけど)。しかも出口には展示されていた石灰石が無造作に置かれていて、ご自由にお持ちくださいとお土産付き。
当然一つもらってきた。
今、パソコン机に置いてあるが、なんかいいかも。
鉱石や石の魅力にハマるか?

帰りは佐野プレミアムアウトレットに寄って、大きいサイズの冬用クロックスを購入。
たまたま一つだけ残っていて、しかも3k以下。
普段は鬱陶しい店員さんの営業も、値段を聞いた瞬間「買います」の即答。
向こうも驚いたと思う。
ちょうどクロックスを履いていて、でも冬場だと穴が開いているので寒かったため、ちょうどほしかった。

帰りもたいした渋滞に阻まれず、90分程度で帰還。
まぁ往復6kくらい高速代はかかっているんだけど。

帰宅後、仕事のオーダーが細かいのが二つ、新規が一つあったため、細かい方を1時間半くらいかけて終わらせる。

しかし今日は充実した一日だった。
美術館はいい。
感性が刺激されて、すごく気持ちいい。

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吉澤記念美術館 外観

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同 展示告知板

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若冲ガマグッズ。

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菜蟲譜のミニミニ巻物。なんと無料。和紙のような質感の紙に印刷されていて、それを自分ではさみで切り抜きのり付け、最後に表紙をつけてできあがり。素材は全部、美術館が用意してくれている新説設計。小さいけどすごくよくできているし、巻物を自分で作る達成感もある、すばらしいアイテム。

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葛生化石館外観。
素朴すぎる。

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一方、無料でもらえる石灰石。立派すぎ。
【2014/12/10 22:38 】 | たわいもない日記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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