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関ヶ原
9/13(水曜) 晴れ(31.7度)

昨年、世間は真田丸で沸き返っている中、劇場映画として司馬遼太郎原作「関ヶ原」が製作されるという報を耳にし、主役となる石田三成役を岡田准一が演じるという。
大河ドラマで山本耕史の三成像がかなりよい印象だったので、それを岡田准一という顔立ちがまったく異なる役者が演じるとなると違和感を禁じ得ない。
しかし大河ドラマとはまったく無関係の映画で同一キャストというのはまずあり得ない。

そして真田丸が終わって半年以上経ち、季節はまさに関ヶ原の合戦の行われた九月。
予告で流れた岡田准一の三成はなかなか勇ましく、キャストが発表になった時点では不安しか無かったが、あれはあれこれはこれで見てみたくなった。
オリジナルキャラのくノ一の存在はたしかに気がかりだったが(変な恋愛要素を無理矢理入れ込んでるのでは無いか?)、演ずるのが有村架純なのである程度は大丈夫だろうと。彼女はなかなかによい芝居をするし。

さて上映時間2時間半という映画としては長丁場、しかし作劇としては大河ドラマは言うに及ばず、かつてTBSでやっていたような数夜連続のドラマに比べたらどうしても詰め込み形式になるのは必定。
また武士用語や手をつかないで座る所作など気になる部分も多々ある。

結末は誰でも知っているから、その途中の描き方で面白いか否かがわかれる。
ましてやオリジナルキャラもいる。

真田丸では描かれなかった関ヶ原の合戦。
ただ事前に映画秘宝のちょっとした一文「今までの合戦とはあまりに違う槍を使った戦いの描き方が見事」が少々気になっていたので、ここのところひかり回線トラブル続きで気持ちも滅入りっぱなしだったので、気分を変えるべく見に行く事にした。

結論から言えば大満足。
特に終盤の合戦シーンは確かに見た事が無いアプローチとスケール感だった。
立ち回りも生々しく、手斧や木槌のようなものを使って蹴散らしていく描写、ひたすら長い槍を構えてじりじりと詰め寄る描写などなど、かなり見応えのあるものだった。

また岡田准一の所作は実にすばらしく、山本耕史版に比べると実直さは同じでもいささかイヤミ名部分がかけているので、ただただまっすぐな男として描かれていたが、これは2時間半では致し方ないこと。

一般レビューでは今ひとつ聞こえのよくない有村架純のオリジナルキャラは、個人的にはとてもよかった。
とにかく有村架純の所作がよい。
顔がぷくぷくしているので悲壮感が薄いのは少々残念ではあるが、立ち回りもなかなか見事だった。

小早川秀秋の裏切りについてもちょっとおもしろいアプローチだったし、朝鮮軍の捕虜が大砲使いでちゃんと甲冑が違うのもおもしろかった。
そういや島左近の最期は、さながら300のスパルタ兵みたいだったなあ。
あと往年の名作大河「葵徳川三代」と同じく、家康が爪を噛んでる描写もよかったけど、役所広司は散々侍ものやってるくせに座るときに手をついちゃうのが気になった。かなりの太鼓腹に描いていたからわざとかもしれないけど。

ただ不満が無いわけでは無い。
明らかに大河ドラマ等で各武将についてそれなりに知識が無いと、今一体誰がしゃべっているのかわかりづらい事。
懇切丁寧にイチイチ字幕を出してもよかったのではなかろうか、シンゴジラみたいに。
また早口のせいなのかわからないが、ところどころ声がこもっていて聞き取れない箇所がずいぶんとあったこと。

それでも合戦シーンの殺陣のアプローチはすごく新鮮で、あの部分だけでも充分満足。
【2017/09/13 19:27 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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