わたしはあなたにクリフハンガーだらけなの
2/4(日) 晴れ(日差しほがらか、されど風強し)

ハンガリー人向けの簡単英語のテキストじゃあるまいしな表題です(モンティ・パイソンの「わたしはあなたにウナギだらけなの」が元ネタ)が、実は地道に見続けた「プリズンブレイク シーズン1」がようやく終わりまして、それを揶揄してみました。
途中でいきなり止まって(しかもめっちゃ気になるところ)後半のエピソードを約半年後に再開というのは、どうやら本国でもやった手法のようですが、なにもわざわざ国内DVDリリースで準拠しなくてもいいじゃんかよてな感じですが、商売としては大変お上手。
もっともどんな連中が出ていたのか再開当初はすっかり忘れていたので、そのあたりは諸刃の剣かと。
海外の連続ドラマものは、国内のドラマよりいっそういいところで終わらせて「次、気になる!」と次回を心待ち(オンエアなら次週、レンタルなら次巻)させるのですが、この「プリズンブレイク」は最たる例です。
もちろんその回独自のエピソードは気持ちよく終わらせるのですが、話の大筋に絡んでいる部分はまったく終わりません。終わるどころか次から次へと謎が出てきて、登場人物は複雑に絡み合います。
もはやこのシーズンですべての謎が明らかになるのは、素人目に見ても不可能なほどに。
ただ個々のエピソードがおもしろくて、やっぱり見ちゃいます。
意外な人物が出てきたり、ちょい役だと思ったあのキャラが絡んできたり、伏線だったのかそれとも後付伏線(おかしな表現ですが当初から組まれた予定ではなく途中から差し込まれたもの)かはさだかじゃありませんが、とにかく引っ張りまくった線に見てる方はいちいち引っかかるわけです。

こうして引っ張りに引っ張って、シーズンのラストエピソードは案の状のクリフハンガーです。

毎回毎回むやみに人が死ぬ「24」は、正直好きになれませんでした。
新キャラが出ると、もれなく「このエピソードのための死にキャラ」ってわかりますし。
とにかく人の命が軽くてイヤでした。
たしかにリアルタイムで話が進むのは画期的ですし、そこそこシーズンで話が収束するのはいいんですが…。

それに引き替え、犯罪者ばかり(なにせ舞台は刑務所)の「プリズンブレイク」は思った以上に人が死にません(あるエピソードをのぞく。これ書くとネタバレになる)。
それゆえに見続けられたってところも多分にあります。
死んでしまうキャラもそれなりに人物に厚みがありますし、王道ですが「走馬燈モード」も用意されてます。※走馬燈モードとは、わたしが勝手に命名した、死んでしまうキャラがその回に妙に引き立つこと。

しかしですね、クリフハンガーすぎます。
一言で言うなら「全然終わってねーじゃん!」です。
シーズン2がこの春からリリースされますが、本国でもまだ本放送中(現在15話までオンエアされてるみたい)で、きっとシーズン3とか4とかに続きそうな気配。
でも、はたして視聴者はそこまでの拷問じみた引っ張りにつきあうかどうかですね。
なんせ本国で評判落ちれば、即打ち切り。
謎は謎のまま終わるんですから。
何かの本で読んだかラジオで聞いたのですが、向こうのドラマはとにかくお金のかけかたが尋常じゃなく、シーズン1で終わることがまずないそうです。そのため次のシーズンも見続けてもらうような工夫として「終わらない結末」でまずは一回終わらせる。これがクリフハンガーたるゆえんですが、視聴者もバカじゃないのであまりにひどいと次回につきあってくれなくて、あえなく打ち切り。
そのため張り巡らせた伏線はおろか、謎のそのまま、結末も不透明なまま消えていった作品も少なくないそうです。
で、「プリズンブレイク」シーズン2のラストも、どっと疲れるようなクリフハンガーで終わるのでしょう。シーズン3につなげるために。
そういった意味では、個々のシーズンが独立して楽しめる「24」はいいんですが。

ともあれ、感想を一言で言えば「おもしろかったけど、疲れた」です。
でもシーズン2も見ちゃいます。

日本のドラマもクリフハンガー取り入れればいいのに。
中高年のおばさまたちから、ものすごい抗議が来そうですが。
「なんで終わってないのに、終わるのよ!」みたいな。
【2007/02/04 22:47 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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