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ブラックブック
4/4(水)晴れのち雨(なんだか冬ですね)

テアトル系なら水曜はなんと1k!
普段は横浜業務で行けないんだけど、今日は向こうさんがくそったれなことをしでかしてくれたおかげで、見に行くことができました。感謝感謝です。

前作「インビジブル」から6年ぶりバーホーベン監督待望の新作。
「ロボコップ」のあまりの鮮烈さからすっかりお気に入り監督ですし、ナチが出るということで絶対に劇場で、それもでかいスクリーンで見たいと思っていました。
しかしてそのテアトルタイムズスクエアが、もうあり得ないくらいに巨大スクリーンなのですよ。
完璧な平日、それも水曜の朝イチ10時の回なのに、客の入りは7割を超えています。
それもシニア層が多い。
背後にいた方が少々加齢臭がきつく幾度どなくむせてしまった以外は、すこぶる見やすい映画館でした。

しかも内容が140分とは思えないほど、スリリングで一瞬たりとも目を離せません。
バーホーベン節たるバイオレンスやおっぱいもガンガン登場しますが、話の筋道がとにかくおもしろいので下品さはなく、むしろ戦時下の生々しさが出ているように感じました。
ししてナチ=悪、レジスタンス=善というステレオタイプの図式がまったく当てはまらず、主人公と同じく誰を信じていいのかわかりません。
サスペンスと銘打っているので、このあたりを深く言及できませんが、とにかく引き込まれます。
なにげない台詞の中にその後とても重要な意味があったり、張られた伏線はすべて解けます。

わたしが今回見てショックだったのは、善意の市民の暴走でした。
ナチに協力した人たちをつるし上げるのですが、本当にいたたまれません。
正直、ナチの悪行よりもひどく描写されていました。
バーホーベン監督の真骨頂でしょう。
この世には悪も正義も神すらもない。

ラストシーンがとても印象的でした。
それでもきっと主人公は強く生きていくのだろう。
そんな感じがします。

オランダ語はまったくわからないのでひたすら字幕を追うはめになりますが、とにかく見て損はない映画です。
バーホーベン監督の手にかかると、ユダヤ人でもナチスドイツでもオランダ人でも、みんな同じですね。
愛すべき側面と相反する非情さ、そして自分本位なところが。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2007/04/04 18:24 】 | 映画鑑賞記 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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