ドールショウ45冬
1/17(日曜) くもり(7.9度)

浜松町で行われていたドールショウが池袋サンシャイン文化会館に場所を移しての第一回。
開催場所はうちからかなり近くなって、サンシャインの地下駐車場を使えば例え雨が降っても自宅で車に乗り込む際に濡れる以外はその心配が全くない上、おおよそ30分で着いてしまう。
これはかなり便利だ。

むしろ不便なのは、地下駐車場へ会場から降りるエレベーターが二基しかないため、他の駐車場利用者とかぶるとなかなか降りることが出来ないことくらい。

これまでは3フロアで開催されていたが今回からブチ抜きの1フロアになり、しかも凹型という会場にはけっこうな数のブース。これは増えたのか減ったのかはわからないが、ブース代が倍近くに跳ね上がったため敬遠したディーラーもいるかもしれないし、逆に池袋だからと新規で出てみようというケースもあったかもしれないので実際のところは全くわからないのだけど、ぱっと見端から端まで行って帰ってくるだけでもけっこう大変そうという印象。

開場時間が今までより30分遅くなったので、設営には余裕が持てたが、終わるのは今まで通りの16時。
ただこれも浜松町では15時から入場フリーになるものの、撤収してしまうブースも少なくなく、血行閑散とした雰囲気になっていた。
事実、うちも15時45分くらいからは片付けに入り、16時には撤収していたし。

ところが今回は15時過ぎてもいっこうに人が減らない。
16時の閉会でもまだ来場者がいるのははじめてじゃないだろうか?
うちは入り口に背中向きながら面していたので、別に売れる売れないはおいといてもさっさと片付ける気分にはならないため、卓を片付けはじめたのは閉会のアナウンス後。

印象としては、もっとも来場者が多かったように感じる。

もっとも自ブースは入り口を背にした場所だったため、入り口に面した通路をまず左右に移動するようなので、二本目の通路となるうちの前はそこまで往来が混雑するということはなかった。
お世話になった方のブースから帰ってくるのにそちらを通ったが、なかなかの渋滞っぷりだったし。
もしかすると人気ディーラーが配置されていたからなのかもしれないけど。

一般客層のデザフェスで受けるだろうと大量に作って持ち込んだものの、展示方法に難ありで今ひとつの出だったひなぽんぽんは開いた目のverは完売してしまい、展示物の二個までなくなるほど。一方のとじ目は開き目と一緒に買い求めてくださるケースがほとんど。
ヒナとしてはリアルだけど、とじ目単体で飾るのはたしかに二の足を踏むのは織り込み済みなので数を半分以下にしていたが、それでもやはりあまってしまった。

一方、デザフェスでは客寄せパンダとして人気のある(売れるという意味では無く目に留めるという意味)1/6ハシビロコウは、僕の立ち位置で完全に隠してしまっていたこともあり、今三つくらいの注目度。
なんか毎回なんやかんやと展示に失敗しているな…。

販売物も雑然としすぎていて、これはもう毎回全部持っていくのは止めようと思った。
うちを知っている人ならどれが新作で新色なのかはわかるけど、初見ではわかりづらすぎる。

そんな中、前回の七月に作りすぎてさっぱり出なかったウサギが、今回はなぜか出た。
目立つ色のカエルヘッドの横においてあって、しかも頭だけで耳持たれているから一見ウサギに見えないのにもかかわらずだ。

しかも上海のドールショップを営んでいると言う方が気に入ってくださり、名刺もいただいてしまった。

国際色と言えば、韓国の女性が一番最初スマホで写メを撮っていいですか?と来て、しばらくすると戻ってきてアマガエル二色を買ってくださり、さらにそれを写メしてメールかラインで送っていた。
「お友だちですか?」と聞いたのだけど、「お母さんが好きなんで」と答えてくださったと思う。

そうこうすると、結構時間がたったあとお友達を連れて、またやってきてくれて写メ。

15時も回った頃、さらにもう一度。今度はTwitterにアップしたいのでハッシュタグを教えてと言われたのだけど、残念ながらハングル語で「フリカエル人生」はローマ字にしかならないためうまくいかず。
でもなんだかものすごく気に入ってくれたみたいで、うれしかった。

実はこの話もう少し続きがあり、モンスターファクトリーさんに取り置きしてもらってあったジョニーのソフビを取りにその方の応対をした後15時過ぎに向かい、まゆこさんと話していると、なんとその方が友だちを連れて見に来たではないですか!
どうやらモンスターファクトリーさんのモンスターもお気に入りのようで、お友達にしきりに勧めていて、自身も白いモンスターを買っていた模様。

英語なら単語でなんとか意思疎通は出来ても、ハングル語は単語すらわからないのでコミュニケーションが全く取れず、歯がゆい思いをしてしまった。
笑顔のとても優しい女性の方だった。

今回、開場まで時間があったので、お世話になっている方々には事前にブースに出向き、一通り挨拶できたものの、まさか15時過ぎても全く全体の客足が遠のかなかったため、普段は見られない他の階に展示しているようなものを今日は見られる!ともくろんでいたことがまるで出来ず。

まぁこれは五月の台東区で行われるドールショウ(これには出ないで、次の六月に出る予定)で客として行けばいいように思った。

また今年は地方のイベントに遠征するのもいいかもしれないと、これは昨年も思っていたが実際実行できなかったため、今年は真剣に考えていきたいところ。

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ブース全景。
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【2016/01/17 22:08 】 | デザフェス用 | コメント(0) | トラックバック(0) |
デザインフェスタ42・始末記
11/21(土曜) 晴れ(20.2度)

反省点レイアウトミス。今回はこれに尽きる。
ヒナポンポンをかごに入れたら、ほとんど視認されず。
一方の1/6ハシビロコウは特殊部隊のみならず、スーツverやつなぎのゲイっぽいのも並べて総勢五体だったせいもあり、かなりの注目度。写真も前回は最後一体だけになっていたのでほとんどスルーだったが、けっこう撮られていたし、通りすがりで「ハシビロコウさんかっこいい」と感想も聞けた。
数はやはり目立つ。

そしてヒナポンポンは触れないように鳥かごに入れたら、間近によってのぞき込まないと見えないため、Twitterであらかじめチェックしてくれた方以外に気付かれない有様。これは痛恨のミス。

ただ14時前あたりに大道芸人になったかつての同人仲間が「これだと見えないからかごから出して、巣も斜めに傾けて、さらにせっかくネットで有名な写真も貼ってあるならここに名前(オーストラリアガマグチヨタカのヒナ)もかかなきゃ」とアドバイス。
結果、それまでは気付かなかった一般層にも「なにこれ、かわいい」と見つけてもらえるようになり、さらには買い求めてくれる人もぐっと増えた。

もうひとつのレイアウトミスは、フラワースタンドに全ての完成品を並べてしまったため、商品が隣のテーブルに置くしか無くなったこと。
このため単体でも目立つバジェットは逆に視認性が高まったが、ウサギやガマグチヨタカなど真上から見たらただの固まりに見えるヘッドたちは手にも取ってもらえない有様。
実際、自分で見下ろしていてもウサギは「これじゃあ、わからないよな」と感じるほどなので、一見さんにはそれがウサギであると認識できるはずもない。

また意外なほどフラワースタンドが横幅も前後もテーブルいっぱいに取る割には、あまり数が並べられなかった。最初の頃から皆勤賞の人形たちも持ってきただけで並べることが出来ず。
前回のかえる秋祭りではちゃんと注目された着飾ったガマとシュレのピンクペアも、その他大勢に埋もれてしまって、これも痛恨のレイアウトミス。
これはあとになって写メを見てわかったのだけど、今までは背後に壁的なもの(展示でも箱を置いていた)があり、さらに地面に近いから見下ろすことでテーブルクロスの色味に溶けることがなかったのだけど、今回高さがあるため背後の遠景と溶けてしまったようだ。
目の高さにあればもっと目立つだろうと考えたのが、見事に裏目に出てしまった。

逆に一段低い卓なのにハシビロコウは全員が黒ベースの服装で黄色い大きなくちばしという記号が目につきやすかったようだ。

このように設営におけるレイアウトが、またしても課題として残るデザフェスとなった。

もっとも今回は新人時代の同期や、前述の20余年来のかつての同人仲間のサプライズ訪問があり、思えば三連休初日にもかかわらず、よく来てくれたと感謝感激。
またいつものように差し入れしてくれる御仁、拙作をひいきにしてくれる方、イベント仲間との短い間ではあるけど談笑と、展示方法以外では総じて満足。

前回よりも足を止めてくれる人も多く感じたし、むやみに触ろうとするのもあまり目につかなかったので(何も言わずいきなりカメラで撮るのはほぼ男性。それもだいたい傾向が同じ)、前回がちょっと今ひとつな手応え(売れる売れないよりも見てもらえないが一番つらい)だったので、それに比べたらかなりよかった印象。
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【2015/11/22 19:48 】 | デザフェス用 | コメント(0) | トラックバック(0) |
ドールショウ夏SP
7/12(日曜) 晴れ(33.6度)

金曜から服用している薬はとにかく利尿効果が高く、一時間に一度程度の頻度でトイレに行くハメになっている。
朝服用するので、夜寝るときには効果はもう切れていると思うのだけど、急激に上がった気温と下がらない室温のせいで(昨夜は熱帯夜だったと思う。数日前には日中の最高気温が25度に届かなかったのに)なかなか寝付けず、寝たと思ったらトイレに立つを繰り返して、寝起きは最悪のコンディション。

しかも今回の出展は単身なので、展示物をほったらかして頻繁にトイレに立つことはさすがにはばかられる。
一応、医師にも「風邪を引いたりして食べられないときには低血糖になるので薬は飲まないでください」と言われているので、ようは必ずしも経口摂取しなければいけないものではないため、今朝は服用せず。

そのためなのか、それとも常に汗をかいていたせいなのかわからないが、会場でも数えるほどしか行かずに済んだ。
もっとも常に汗をかいているため、水分補給がいささか足りてなかったようにも思える。

会場入りしたのが9時半前。
いつもは10時前後に到着するのだけど、いかんせんひとりなので早めに入ることにした。
また普段利用している大門の駐車場ではなく、すぐそばのホテルの駐車場(大門よりも割高。でも近い)を使ったので、よけいに早くは入れたように思う。

会場内はガラガラ。
まだほとんどのブースに人がいない。会場下も入り待ちがいなくて(暑いから屋内で待機だったのかもしれない)拍子抜け。

たしかに開催時期がイレギュラーなので、出品する側もそうだけど、買う側にしても二ヶ月しかスパンがないため予算を組むのも難しいだろう。
本来なら開催されないはずだったレギュラー時期の九月は出展者の落選も目立つと聞く。
最後だからということもあり応募が殺到した可能性は大きいかもしれないが、今回の夏spを見送ってそっちに出るならば、普段と変わらないペース配分になる。

僕も夏spへの振り込みを済ませたあとじゃなければ、九月の方に出たかったもの。

今回は、いつも展示物はとりあえず過去作も含め並べるというのを止めて、販売物のみに絞った。
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※全体図。
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※アマガエルは二つ並べて。いつもの机に並んでる連中は、河鍋暁斎のカエルイベント展示に出張中で不在なのです。
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※なので、いつもはそのブース内ブースで一緒にいるガマグチヨタカズはまったりと芝生の上に。
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※個人的一推しのストリート系ファッションのバジェットは、着物ガマと。


普段だったら箱の上にさらに展示用の箱を置いていたのだけど(特にカラーのメカバジェットとか)、今回は直接皆はこの上に陳列させたので、高さは稼げたと思う。
もっとも商品は机に並べるスタイルなので、見下ろしで何が何だかわからないという部分はどうにも払拭できない悩み。

新作はバジェットヘッドと、ふちバジェットの二種。
あとはアマガエルの新色紫と赤。
他は前回終了後からこつこつ作りためたウサギ、ガマグチヨタカ、ハシビロコウ、フレンチブルなど。
パグは今回作らなかったが、Instagramでお世話になっている方の写真を見せて「これはないのか?」とたぶんアジア系の男性に問われたくらいだった。
そもそもパグは完成品も持参しなかったし。

とにかくひとりなので、開場前に近場で知り合いのブースに挨拶をした程度で、買い物は全く出来ないばかりか、他の階にも行けずじまい。
それでももはや共生状態ともいえるちびっ子屋さんにはイベント前にに連絡を入れて、今回再販されるものをキープしておいてもらったので、その点では全く何も買えなかったわけではないのだけど。

人の流れは13時を回るとガクンと減った印象。
同じシマの背後の人たちは14時にはみな撤収してしまったようで、僕のいたFから窓際までのエリアは、ずいぶんと寂しい状態になっていた。

もっとも僕自身15時には撤収作業に入ってしまったのだけど。

バジェットはカエルとしての知名度がなくとも、ふちバジェが人気でそうそうに完売。
複数買いしてくださる方も多かった。
一方のバジェットヘッドは全くダメ。
ガマと双璧をなす売れないアイテムだとわかったが、もともとバジェットは大好きなカエルなんで、あまったらあまったでちびっ子屋さんやパラボックスさん、または関西の狐梅屋さんのドレスなんかを着せて並べるからよいのだけど。

一休みしたら、通販用にパグを作りためようと思う。

そういえば今回、地方の方が手土産持参でお越しになってくれたのも、すごくうれしかった。
僕自身、東京以外のイベントに行かない完全な東京弁慶(内弁慶のもじり)なのに…。
【2015/07/12 19:03 】 | デザフェス用 | コメント(0) | トラックバック(0) |
デザフェス41始末記
5/17(日曜) 晴れ(29.5度)

たまたま近くになったことはただの偶然。
でもその作風や作品に興味を持ち「これはいいなあ」と感じて、その後のイベントで離れた場所でも挨拶に出向き、気になった新作があれば買い求め、ちょっとしたお話をする、たぶんこれが僕にとってのデザインフェスタの楽しみ方であり、もっとも充実する部分。

2008年からデザフェスには出ているので、もうかれこれ7年になる。
その前は二十代独身の頃ワンフェスに、さらに前大学4年の時にコミケに数回。
でもイベント毎にまた出ようと思ったのは、何かを作っても誰かに見せるすべが無く(写真を撮ってネットでアップするというのは写真技術が皆無のみとしては選択肢としてない)、たまたまお袋を羽田に送っていった帰りに立ち寄ったデザフェスの空気感、様々な自己表現の場、そして統一感のなさに、立体物は好きでも美少女フィギュアや超絶技巧ものしか見向きされないワンフェスとは違うものを感じ、「これだ」と。
当時は先着順でブースの角をおさえられたのが、今となっては懐かしい。

年に二回、豪州旅行でずっと出続けていた皆勤が途切れ、さらに規模が大きくなったことによる弊害で自ら出なかったことも最近あったように思う。

それなりの回数を出て、お隣や正面、真後ろに配置された方々はけっこうな数に上る。
たまたま足を止めて「これ、いいなあ」と、その次から必ず出向くようになったブースもある。
一方でもう出なくなってしまった方もいる。

最近の一期一会のご縁は、なんと言っても前回お隣だったgalaxy peolpeのブライアンさん。
外国の方なのだけど、その作風はレトロ怪獣人形のそれ。
しかもソフビなのに一体3000円(ドルだと30ドル。今なら会場で日本円の方が安く買えます)。

僕がすごくいいなと感じたのは、作品に照れが無いこと。
「これ、かっこいいでしょ」という自信というか、勢いを感じた。
日本のインディーズソフビ怪獣が好きになれないのは、造形はそれなりにかっこいいのにネーミングをへんにだじゃれやなにかのもじりにしてかっこ悪くして、なんかそれが「全力でかっこいいものを作ることが照れくさいから」に感じてしまうから。
でもブライアンさんの作品にはそれが無い。

特にお気に入りなのがセンサーバットという三ツ目のコウモリモチーフの怪人(怪獣?)なのだけど、それが今回よりによってマルサン、ブルマァク風バルタン星人カラーで塗装されたものがInstagramでアップされ、もうデザフェス当日が楽しみでならなかった。
ちなみにアカウントthegalaxypeolpeの当該写真には「must buy!」と勢いのみのコメントを寄せました。
ネーミングって大事ですよ。

センサーバットは旧作のアナザーカラーになってしまうのだけど(前回、これの畜光版を買った)、新作が三体たしかあって、そのうちのリザードタイプもあわせて購入。
これも畜光版でセンサーバットとは違って、メタリックブルーのクールな色合いがすごくキレイで、旨の背中に焼けたようなあとをブラシワークで重ねて再現してある。これ、すごく手間かかるハズ。
ほれぼれするほどかっこいい。

今回の目的は、上記のようにお気に入りの作家さんの元に行って新作もしくは作品を買い、ついでに少々のお話をすることがメイン。
というのもドールショウに比べてドールのヘッドのみ販売というスタイルが一般来場者に受けるはずも無いため、ドルショに行けなかった、もしくは買えなかった人たちを対象にしていて、あとは毎度おなじみの1/6特殊部隊仕様のハシビロコウとオニオオハシで注目されればいいや程度。

数年越しになるモンスターファクトリーさんは、今回もまた近い場所。
もともと正面に配置されてカエルっぽい立体物がありそれがずっと気になって、終演まぎわに買い求めに行ったらカエルじゃなかったというオチ。でもとても丁寧な、自分には真似の出来ない作風にその後もイベントのたびに挨拶を重ねるたびに、今ではすっかり顔なじみに。
球体関節可動人形の工業製品のごとき精度とか、もうこの人の突き詰め方は次元を超えてると思いつつ、気に入ったもの、気になったものをちょいちょい買わせてもらってます。

お二人いるお子さんも「こんな子供たちばかりだったら、どんなに世の中素敵だろう」と思うばかりで。
条件反射的に展示物を突っつこうとする子供と、それを止めない親という図式(今回は二件しか無かったけど)を見るに付け、「子供は仕方ない。でもそれをちゃんとしつけない親がダメ」とあらためて思う。

MFさんが二度目のお隣(と言うか背後)になった際、未だに忘れられないエピソードがある。
もう何度も書いたことだけど、当時机に小さなモンスターを並べるスタイルだった展示物を幼稚園児か小学校一年くらいの男児がうっかりふれて倒してしまい、その母親が手も貸さず「ほら、ちゃんと直しなさい」と注意。しぶしぶ倒れたものを直し始めるも、もともと小さいもので末広がりの造形物で無いため、なかなかキレイに元通りに並べるのは難しい。数体並べたところでかんしゃくを起こし、倒れてなかったものを全部なぎ倒してしまった。
それを見ていた僕は思わず「このクソガキ!」とあらん限りの悪態を付いて、その親に注意しようと思うも、それより先にMFのまゆこさんがほがらかな対応で「いいですよ~」と収めてしまう。
そしてその後片付けを行っていたのが娘さん。おそらくかんしゃくを起こした男児よりも年は下だと思う。立ち上る憤怒のオーラが目に見えるほどだったけど、相手には何も言わなかったのが、なんだか人のブースのことなのに勢い激高をあらわにしそうになった自身がいささか恥ずかしく…。

育てる人が違うと、こんなにも違うのかと。

高円寺の小さなカフェギャラリーでたまたま個展を開いていて、そのときに作家在廊という機会でお目にかかるに至った「ふくろのねずみ」のしぶぞーさん。
さっさと「ゲロゲロ団」に変名しておくべきだったと、もはや七年も経ってしまった拙ブース名「フリカエル人生」となんとなく「後ろ向きな」ネーミングでお互い覚えていて(実際はこっちがしぶぞーさんのファンなだけなのに)、以降何度か個展やイベントでご挨拶に伺うようになって。
グッズ展開が紙ものだけにとどまらず、いろいろ面白くて集めるのが楽しい作家さん。

今回上の階になってしまい、17時過ぎになってようやく足を運べたのが爬虫類横町の作家ゆぴてないさん。
この方の描くカエル、特にバジェット愛がすばらしく、もともとTwitterで見つけて以来のファン。
夏に静岡で行われるレプタイルズショーに出展されて以来、全買いは出来ないもののその時々のおもしろアイテム(お年玉袋だったり切手風シールだったり巾着袋だったり)を買って、着実にバジェットものを机の周りに増やしている。

もう一つ、今回は陶器のカエルも買ったものの(これも以前、お話ししたことのある作風とは真逆のとても気さくな陶芸家の方)うっかりブース名を失念。
でも陶器は修正が聞かないから、見た目的には何ら問題なくても作品としては不良品なので半額というものを買いました。水を入れると漏れてしまうそうだけど、そもそも飾って愛でるので全く問題なく、むしろこのデキがこの値段でいいんですか?状態。
でもそこに作家としてのプライドを感じ、感銘を受けました。

また出品者側サイドとしては、実は五年越しとなる年に二度お目にかかる背の高いメガネの(緑のカメラ持ち)好青年くん。彼は初期型のドイツ軍仕様のハシビロコウから気に入ってくれていて、でも当時は学生。
アイテムとしては制作費を考えると高いものでは無い(むしろ安い)ものの、自らのサイフから出すにはいささか高価ということで、バジェット人形をいくつか買ってくれているものの、肝心の本命たるハシビロコウには手が出ていなかった。
時は流れ、彼は就職を果たし、よし今回は買えるぞと思い、拙ブースに来た時には、珍しく誰かに買われたあと。それが今回も起きてしまった。
しかも今回は新たに作ったものでは無く、前回の残り。最後の一羽だった。
安くボディを仕入れられず、且つオビツ11用の小さいものをメインに作っていたため、1/6のハシビロコウは原型は改修してあったものの複製量産には至らず。

間違いなくかつての教え子さんよりも若いのだけど、非常にしっかりしていてインテリジェンスあふれる感じがする好青年で、話していて楽しい。
ついつい往来への対応もそっちのけで30分くらいいつも話してしまう。
今回は就職先のかなり興味深い話題だったが、さすがにオフレコ極まってるのでここには記さない。

ドールショウで買い求めてくれたのに、さらに買えなかった白もほしいとピコニーモボディ付きの白茶ウサギを持参してくれた方(かわいい服装がピッタリだったので写真に収めさせてもらった)、毎回ドールショウでお世話になっているちびっこ屋さんとはたぶん30分以上お話ししていた。なかなかドールショウではゆっくり話す時間が無いので、デザフェスならではという感じ。新作をフレンチブルに着せて持参してくださり、これもまたマストバイなアイテム。

Twitterで見て気になってとハシビロコウを買っていってくださった方、前回買いそびれたからと1/6ハシビロコウの最後の一羽を買ってくださった男性、先刻Twitterでナイスすぎるアングルでハシビロコウとオオハシを撮ってくれた上、ハシビロコウヘッドも購入してくださった男性、すでにInstagramで相互フォローをしているということだったので(顔は知らなかった)パグを買っていただく際「次回から3万になります」と初対面にもかかわらずハイブローな冗談(ヤフオクの値段)をかましてしまった方、いかんせん顔を覚えられないのが災いしているもののうちをひいきにしてくださっている方々等々と言う具合に、楽しい側面のみを語ると、なんとデザフェスは楽しい場所なんだろうと思える。

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でも、終わった直後はその楽しい気持ちが反芻できず、不愉快なこと、理解不能な出来事ばかりがリフレインするのが、自分の忌むべき性質。
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【2015/05/17 22:41 】 | デザフェス用 | コメント(0) | トラックバック(0) |
ドールショウ43 始末記
5/5(火曜) 晴れ(22.1度)

前回、万引きに釣り銭ミスがあったものの、気を取り直し今回はイベント終了からすぐに製作を開始。
ドット作業との二足のわらじを続け続けて、本番前にはかなりの数を用意できて望んだ今回のドールショウ。

ふたを開けたら、まず開場前の優先入場から、なんと拙ブースに初めて行列が出来た。

それも三人も。

ありえない…。目を疑った。

11時開場からの30分はまさに怒濤の展開。

おそらくほとんどの人がInstagramやTwitterを見てきてくださったに違いない。
それもこれもかわいらしく着飾って写真をアップしてくれている方々のおかげ。

遠方の方だと仙台からお越しいただき、しかもお土産までいただいてしまった。

ただほとんどの方が名乗るわけでは無いので、のちのち「あぁ、あの方だったのか」とTwitterやInstagramでわかるのがちょっとというか、かなり残念。

顔を覚えている方は、それこそもうずいぶん前からひいきにしてくださってる方くらいで、せっかくネット世界でつながっているのに、なんとももったいない。

今回は慎重に慎重を期していたので、もちろん窃盗は無し。釣り銭ミスも端数なし設定なので大丈夫だった。
生々しい話、型抜き屋に支払ったのが今回約17万で、塗料なとの諸経費、ブース代や交通費などかかるからたぶん20万くらいは使ってると思う。あ、自分の制作費なんて、そもそも存在してないです。
例えば型抜き代の倍になるならばだったら、諸手を挙げての万々歳ってことなんだけど、そんな額に届くような値段設定にはそもそもしてないもの。

また前回の教訓から、13時過ぎにブースを離れて、事前に買っておいたおにぎり二個をかっ込む。
これが功を奏して、前回のようなしんどすぎる胃痛には見舞われずに済んだ。
ちなみに昨夜の夕食がもたれて、朝は久しぶりに胃が痛い状態だったから鎮痛剤も飲まず挑んだが、それもよかったのかもしれない。

ただ売れ筋はかなり偏っていて、同じカエル系でもライン入りで一手間かかっているアマガエルは早々に完売。

一方大量に作ったシュレーゲルピンクは1/3しか売れず。

ピンクガマに至っては、ピンクにしてもやはり売れないと言う有様。

ただ逆に初期のヒキガエルヘッドをもっている方が、追加でさらにノーマル小ガマとピンクガマを買ってくださったりと、ガマは完全なカエル好きアイテム。
これで真のカエル好き度が測れる、というわけでもないんだけど。

ウサギもまさかの白が30分ほどで完売。
元々数も少なかったこともあるのだけど、ハチワレ模様の方が一手間多いのに最後まで残ってしまった。

一方、どうなんだろうと今ひとつ自信の無かったフレンチブルも、デザフェス用にあえて二個残す以外は完売。
パグも相変わらず強く、これも二個残ししておいて完売。

そしてガマグチヨタカはネットでは評判がよいものの、実際の売れ行きは非常に悪い。
もともと超マイナーな鳥で、おそらく会場に来て知っている人を探す方が難しいだろうし。
自分ではテディベアアイのおかげでかなり愛嬌ある顔つきで気に入っているものの、地味なカラーリングということもあり、よっぽど気に入らないと鮮やかな色合いのアマガエル軍に流れてしまう。
逆に考えれば、よほど気に入ってくれた方しか求めないので、よいとも言える。
実際、複数もっている方もいらっしゃるし、そういった意味でももっともマニアックなアイテム。
単純に自分が気に入った動物を作っただけなんだけど、実に面白い。

というわけで、次回の七月が浜松町ラストというのでたった二ヶ月しかスパンが無いのに申し込んだものの、なんと会場で「通常通り九月にも行い、そちらが浜松町ラストとなります」とアナウンスがあって愕然。
すでに七月のブース代は支払ったあとだったので、キャンセルもきかない。

なんてこったよ…。

さすがに二ヶ月おきで出続けるのは無理すぎるので、九月は出ません。
そもそも七月だって、どれだけ用意できるか。
季節は梅雨をはさみ、もっとも模型製作に適さない時期という。
なかなか気が重い。

そうそう、ついに拙作もヤフオクデビューですよ。
※実際は今回のアイテムじゃ無く、前回一月のものと思われる。
それにしても開始価格8000円で即決8500円とは、勝負価格だなあ。
ちなみにこれシュレーゲルなので、デザフェスでお求めになれます^^
http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r127522590
【2015/05/05 23:32 】 | デザフェス用 | コメント(1) | トラックバック(0) |
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